チャイナドレスで…♪

　イラスト仲間でもある友人の結婚披露パーティに何を着ていこうか悩みつつ…この際新しい服を買おうかとも思ったのだけれど、なにせ普段、息子達と変わらないスポーツウェアのウルトラカジュアルな服ばかり着ているので、とんと晴れやかなおしゃれがイメージできず…。

　なんて言ってる間に時は経ってしまったし、あまり着ない服に高いお金をかけるくらいなら、その予算で少しはカワイい、お仕事に使える服を買うことにして、以前横浜中華街で買ったチャイナドレスで馳せ参じることに決めました♪

　ほとんどコスプレの域(笑)。　同日に次男のサッカーの試合があってパーティーに行く前に応援するつもりだったのだけど、時間がかぶっちゃったのと
「銀座はいいけど、多摩をチャイナドレスで歩くのはやめて…」
という次男の懇願に応え、観戦は諦めました…。

　イヤリングが手持ちの物で合うのが無かったので近所で買ったけれど、ブレスレットも欲しくなり作りました。　金属パーツにビーズを通しつなげていくタイプの物。　魚のチャームはやはり以前横浜中華街で買い置いてたものです。

　ビーズや布物で遊ぶのを封印していたので久々のビーズ。　まずね、買った時ピアスだった金具からイヤリング金具に換える時に目の焦点が合いづらいことが発覚…！
　視力検査で両目2.0を誇っていただけに、老眼は早い？(と、妥当な老眼年齢でないことを懸命にアピール：汗)と思っていたけれど、長くここまで細かいことをやっていない間にねぇ…と、ため息…。

　ま、今は眼鏡がいらないけれど、それはそれで受け入れましょね…。　ともかく、久々におしゃれをして友人を祝える幸せを、味わって来ます♪

水彩画新作「ネコのゴエモン」

　長らく待っていただいてしまったけれど、絵のご注文をいただいていた方に本日納品出来ました。　描いたのは、その方のお家で愛されている猫のゴエモンくん。　B5版くらいのサイズです。
　　依頼してくださったのは、長男が小学校の時のサッカーのチームメイトのお母さん。　私の絵を好きでいてださって、当時の交流の後も、個展などに足を運んでくれました。
　一家でサッカー好きのお家なので、サッカーボールを一緒に描くことにしました。
　
　とっても喜んでくださって、ゴエモンくんに「ほら！　見てごらん！　これゴエモンだよ！」と言うも、当のゴエモンが意に介さず、珍客の私が気になって仕方ない様子が、にゃんこらしく可笑しく可愛かった(笑)。
　ネコはそうでなくちゃね♪

　必ずこのように額装してお渡しします。　すでにご希望の額がある場合は、サイズや色合いを額に合わせます。　今回はいつもお世話になっている仙川の画材屋さんモッテで、店主さんと相談しながら選びました。
　いくつか選び、中でも一番「試しに…」的に合わせたこの額が、一番合いました。　分からないものですね…。　レターセットとポストカードは、ご注文くださった感謝の気持ちの粗品です～♪　
　この「おまけ」は、いつも思いの外ご好評いただいていて、私も嬉しいです♪

　描き方の手順を「Mariの講座日記」にアップしましたので、よろしかったらそちらもご覧くださいませ♪

　　次は、やはり待っていただいている、可愛らしい幼児二人を描かせていただきます♪

バーナード・フュークス絵画展

　グループ展「Cosmic Fusion～コズミック・フュージョン～」でご一緒させていただいた長野剛さんが、お客様を待つ間のお話の中で教えてくださったのが「バーナード・フュークス」というアメリカの画家です。

　ジョン・F・ケネディをはじめとしたアメリカ歴代大統領のポートレートを依頼されたことで彼の名声は高まり、モハメド・アリ、ペレといった一流スポーツ選手、マーティン・ルーサー・キング、エリザベス女王、パブロ・カザルス、フランク・シナトラなどが好んでポートレートを彼に依頼されたそうです。(Bunkamuraウェブサイトから抜粋)。
　只今、渋谷のBunkamuraにて「バーナード・フュークス絵画展」が開催中なので(それも教えていただいたのですが)観て来ました。

　いや～…素晴らしいですよ。　言うなれば光の魔術師…。逆光の描き方が特に素晴らしく、絵なのに思わず眩しくて目を細めそうになる程の臨場感が感じられます。
　風景も、人も、動物もどれも素敵…。　的確な場所に的確な量の色。　う～ん…タッチに無駄が無いんですね…。
　油彩だけどこてこてな感じが無く、「で、このリアル感なんでじゃろ…」と鼻がくっつきそうになるくらい近づいて熱心に観ていたら、ギャラリーのお姉様が描き方をファイルで見せてくださいました。
　なんと、暗い色で塗った絵の具を拭き取ることで、光を描くそうで、それがその眩しい光の秘密の様です…。
このような素晴らしい作品を観られる機会をくださった長野氏に、大感謝です…♪　
　
　6月1日までの開催。ともかく可能な方はぜひぜひ足を運んでみてください♪

　

スバル360と写真展

　このところの小さな幸せから思ったら、スバル360くんと会えたのはかなり大きな幸せ…♪

　学校帰りの長男がくれた携帯からの写真にスバル360があって、置かれている場所を聞いて早速翌日会いに行きました♪　相変わらずウルトラご機嫌なスマイル…。オレンジ色のほっぺがキュートです♪　クリーム色の車種がおなじみですが、このコはなんだかスタイリッシュなシルバー…。いや、銀色と言った方が似合ってるかな？　スバル好きの息子達によると、360の中でもかなり後期型の車種だとかで、お尻には「Super Deluxe」とありました。　おそらく1968年くらいの車です。

　展示してあるお店の方に撮らせてくださいとお願いすると、にっこりいい笑顔で「こいつのよさを知ってる方！　どうぞ！」と許可してくださいました。
　いいなぁ～…愛があって…♪(笑)

　スバル360くんの耳の穴まで撮らんばかりに隅々まで撮って堪能した後は、カルディで新規の絵の打ち合せ♪　この絵もなかなか楽しそうな絵になりそうです。　後日詳細をアップしていきますので、ちょっと楽しみにしていてくださいね！

　そしてそしておなじみniwa-coyaさんで開催中の写真展「一匙の写真」展へ…。
　「針穴、ポラロイド、トイカメラetc...　写真大好きな４人がすくった日々の一匙を展示します」と説明がある写真展で、小さなスプーンの上に小さな小さな写真が乗っていたり、小瓶に写真がはいっていたり、ミニチュア好きにはたまらない作品達！ いいですよね～小瓶の中に青空…。　
　縦長の大きなカメラで撮った縦長の大きな写真や、手作りピンホールカメラが展示されていて、写真と工作、そして小さなもの好きの方はきっと満足される展覧会です。
　　
　ピンホール写真や日光写真を撮るワークショップもあります。　ピンホール写真は毎日、日光写真は5月31日11時～です。
　も少しゆっくりして遊んでいたかったけれど、持っていた大きな荷物も可愛らしい店内には邪魔だったし、重かったし(汗)またゆっくり来ようと思いました。
　
　6月7日まで開催。写真が好きな方、工作や小さなものが好きな方、ぜひniwa-coyaさんまで足を運んでみてください♪

小さな幸せ♪

　地味と言えば地味だけれど、当人がそれで幸せ、いや、そういうのが心地いいと言うのだからいいんじゃないでしょうかね？　当人とは、言うまでもなく私の事で…。　
　いきなりなんですが、私の血液型はA型です。　几帳面とか神経質だとか真面目とか…、A型の性格を表す言葉は色々ありますが、そういったA型でない私が思うに、A型の神髄は「いじましい」ではないかと思う今日この頃…。
　
　あ、これ、マイナスイメージに取っちゃだめですよ♪　確かに自分でもつまらんと思う細かい事にいつまでもうじうじしたりというマイナスなものも認めますが、私が言いたい「いじましい」には、ほんの些細な事に喜びを覚えるという、よく言えば繊細さ？言ってしまえばセコさ(笑)があるんですよ。

　比較的友人にA型が多いのだけど、このしょもないとこで「トクした♪」とか「ラッキー♪」と思えるのは共通してます。　私なんてホントにそこんとこ細かくて、息子からの用件メールに絵文字が付いてただけで嬉しがれます(笑)。

　で、長々書いたけれど、最近の私の細かい(笑)幸せは、きれいな使用済みの切手が巧くはがせて、豆本とか豆掛け軸とか作れるな～と思いながらガラス窓に貼って乾かしていると、それがもう案外いい感じじゃん？と思ったこと、お仕事で使うにしても、淡い色でまとめたお花を(安く：笑)集められた事、待望の大好きなズッキーニが近所の無人販売に登場したこと…嬉しい事続きだったから、描けた絵も気に入ったものになったこと…などがここ2日間にあった幸せ。
　だいたいこんなペースで幸せを感じてるので、ま、おのずと能天気な暮らしぶりになりますね(笑)。

　なんて戯言に、お付き合いいただきありがとうございました♪

前橋の野菜のケーキ

　縁あって、群馬県は前橋市にあるドイツ菓子専門のケーキ屋さん「Schwestern Haus （シュヴェステルンハウス）」の店主さんとお付き合いがあります。
　本日もはるばるお越しいただき、お土産にご自身が作られた「野菜ケーキ」を4種類も持って来てくださいました。　以前もいただいた事があるので、そしてとても美味しかった記憶があるので、もう大喜び♪
　しかも今回は以前と違う「トマトソーセージ」や「玉ねぎ」という種類もあって、いただく前から楽しみ楽しみ…♪
　
　ケーキといっても甘くなく、ワインやビールが合う、まるでキッシュのようなケーキですから、夕飯にこちらのケーキ達をいただく事にしました。
　食卓を囲むのは下戸と未成年ですから、ワインやビールというワケにもいかずミネストローネを作り、サラダを添えました。

　カボチャとクリームチーズが層になった「カボチャケーキ」、チーズがたっぷりぎっしりの「チーズケーキ」、クリームチーズの中に甘い玉ねぎが混ぜ込まれた「玉ねぎケーキ」、そしてトマトペーストの上にチーズクリームが乗せられ所々ソーセージが入った「トマトソーセージケーキ」は、4種類いただくとかなりのボリューム！　　
　食べ盛りの息子達も「美味い！　しかし見た目で舐めていた！　こいつぁすげぇ！」と大満足でした。　使われているハーブ＆スパイスが、微妙にフレンチやイタリアンと異なるんですよね…。やはりドイツ菓子なんだな～…。

　他、冬のザッハトルテもファンの間で季節の風物詩となっている銘菓。しっかり作られたドイツ菓子に、深いヨーロッパを感じられるお味です。
　実際のお店は予約のみですので、気になる方はぜひ027-231-7755シュヴェステルンハウス　までお問い合わせくださいませ♪
　前橋に土地勘が無いのでこの地図は私はピンと来ないのですが、こちらをご覧いただいている方の中に、お近くの方がおられるかもしれないので、地図を載せておきますね。

夏定番の絵

　東京は今雨が上がり薄日が差して来ましたが、先日のような夏の陽射しはこのところご無沙汰ですね。　そんな中ここ最近描いているのは夏の絵が多いです。

　コレも、積乱雲とヤシの木という、絵に描いたような(笑)夏の絵…。　本格的な夏の暑さに強い方ではないけれど(特に湿気がキツい：汗)、青い空と白い雲は大好きなので、描いているだけでも気持ちがいいものです。

　で、コレ、紙でなくお皿に描いているから少しタッチが違うんですね。　しかも真ん中に穴…。　何に使っていただく絵かの答えは、来月お届け出来ると思います♪

　さて夏の絵をすませた後、次に控えているのは、もう年賀状です～！(寅年寅年…汗)。　今日も一日頑張ります♪

朝隈俊男展に行く。

　行きつけのカフェ(最近行けてないな～…)タイニーカフェの初代店長夫妻のお友達である事から、私もお付き合いさせていただいている、造形作家の朝隈俊男氏が、私の古巣？横浜高島屋で「朝隈俊男展」を開かれる事を知り、行ってきました。

　23日は本人によるライブ造形と書いてあります。　以前アトリエに遊びに行こう！みたいな企画(笑)も持ち上がった事はあるのですが叶わず、会えるのはいつもタイニーカフェでの飲み会ですからね、作ってるとこ見られるのは貴重な機会です。
　会場に行くと黙々と作っておられる朝隈さんが…！

　いや～すごいのなんのって…！　ちょこっと粘度を指先でつまみ取り、指先でこにょこにょやってるうちにワンこの爪やくるんと巻いたしっぽがついちゃうんです。　上手な人がやると簡単そうに見えるのがすごい…！
　技術的なすごさも素晴らしいのですが、なんたって作られる動物達の人間味溢れる動きや表情がたまらず、ファンなんですよね～…。
　動物なのに、どこかで見覚えのある風貌や仕草を見ると思わず「あるあるこういうの～(笑)」とつぶやいてしまいます。　最初に心奪われたのは、背中を丸めてタバコに火をつける渋い表情の狼…。おやじ好きの私はその狼さんに惚れましたね～…。

　今回観たかったのは、「Y150」でおなじみの横浜開港150周年を記念して作られた『ぺりいらいこう』。　ペリーのコスプレをしたブルテリアと侍のコスプレをした柴犬が、仲良く手をつないている作品です。
　照れくさそうに頭を描く柴犬の幕府方が、なんとも情けなく愛しい(笑)。
　この他、爪先で砂に「ともだち」と鼻水を垂らしながら書くライオンと、それをなぐさめるカエルくん…。などなど多数！　6月2日までの開催です。　　
　ちょっとした動物の首や手足の角度、つま先まで、朝隈さんの愛を感じる動物達に、ぜひ会いに行ってくださいませ！

バナナ入り焼きチーズケーキ

　展示会会場通いの間出来なかったケーキ作りを久々に…。といっても、相変わらずただ混ぜて焼き上げる簡単手順のものですし、6時起床で7時には息子達が登校してしまうので、毎朝7時30分から始まる「sakusaku」を観ながらさくさくと作り後はオーブンに任せて他の家事へ…。

　新たに買った電子レンジオーブンはとても優秀なので、お菓子の中のケーキというボタン？を選べば、適温適時間で焼き上げてくれるんですね♪
　ま、途中一応様子を見たり、焼き上がりが足りない場合に加熱したりしますが、ほぼ何もせずお任せ…。気が利いてよく働くコです♪

　今回はたまたまチーズケーキにいい材料が余っていたのでチーズケーキ。　レアと焼きのどっちがいい？と聞いたところ、「まだ」焼きでいいとのこと(笑)。
　ちょっとボリュームが足りなそうだったのでバナナもペーストにして混ぜ込んでしまいました。レモンを利かせてさわやかに仕上げています。
　タルト部分は全粒粉で作り、シナモンを加えてあります。　ゴツいタルトに支えられたスフレ状のやさしい甘さのチーズフィリングの相性がなかなかクセになる一皿になりました。

　大崎からの帰りに買って来るおやつも喜んでいたけど、「美味い！この酸味がいいよね♪」とオリジナリティを喜んでもらえるのは嬉しいですね。
　もう、今日には彼らのお腹の中に消えている事でしょう…(笑)。　描いていた絵を見ながら「ゼリーも食べたいな～…」と次男。　そろそろ冷菓も作りたくなる季節ですね♪

新たな一歩…。

　 66人の大グループ展「Cosmic Fusion～コズミック・フュージョン～」が、終了した翌日、夢のような期間だったゆえ、まだそれが醒めないぼーっとした感覚と、搬出時にどうやら色々ぶつけたと見られる足の痣と共に、私の「ホーム」的お店、niwa-coyaへ向かいました。
　
　ま、目的は友人の絵のために写真を撮るお付き合いとランチでしたが、もちろん気の置けない旧友との休憩も含まれます。　その友人とは高校時代からの友人ですから、かれこれ30年近く？(あーやだやだ…汗)の付き合い…。
　彼女と出会ったのが、今の長男より年下の頃かと思うと愕然とします…。

　高校は違いましたが、美大受験のための予備校で知り合った彼女とはとても気が合い、毎日よくしゃべりましたね…。　彼女は日本画へ、私はイラストレーターへと道は別れましたが、はい、今日もおいしいランチをいただきながらよくしゃべりました(笑)。

　今回コズミック・フュージョンで自分以外の65人分の情熱を受け、それと同時期に絵に情熱を持ち始めた頃の旧友と会えたのは、絵の上で何か転機になるような気がしています。
　新たな絵はまだ描かれていないからなんとも言えないけれど、おそらくこの経験をしないで描いた絵とは違うものが出て来そうですし、出さなくちゃな…とも思います。
　友人とのおしゃべりはいい休養と同時に、新しい紐でグッと腰の辺りを締めなおすことが出来たような、いい機会でした。