3月31日の過ごし方…。

　朝起きて、ついにこの日が来ちゃったな～…と思ったのは正直なところです。　しばらく走りには行けないなと、早朝長男は深大寺周辺を自転車で回ってきました。朝焼けに映るきれいな桜を撮ってきてくれました♪

　明日から長男は松本へ行くのですが、感慨にふける間もなくまだ終わらぬ移動の仕度に親子であわあわ…(のんき＆ヌケサク親子だもんで：汗)。
　オムツの段ボール3箱を宅急便に出したところで、昼は何度も行った深大寺にある行きつけの玉乃屋さんのお蕎麦を食べることにしました。　「年度のみそか日、年度越し蕎麦だね♪」という長男はこの日2度目の深大寺(笑)。

　とても明日から4月とは思えない気候ではありましたが、野草園の脇を通り，カタクリの群生を眺め、お散歩気分でぶらぶらと歩いていき、帰りは近くの市場により、午後は洋服の買い足しをリサイクルショップで済ませ、そしてなんだかんだやってるうちに夕飯…。

　夕飯はちょっと下宿では出てきにくいかな？と思われ、そして長男の好物であるジャークシーズニングの鳥の唐揚げとカルボナーラにカキ菜のオリーブオイル炒めとレタスとトマトのヨーグルトマヨネーズサラダ、そしてキャベツやニンジンがたっぷり入った野菜スープにしました。
　我が家の定番メニューのラインナップです(笑)。　一番右下は明日バスや部屋で食べてもらおうと焼いた、ナッツいっぱいのドロップクッキー。チャイ風味で美味しいです♪

　3人一緒に深大寺へ行けたこと、あんまり寒いからムリかな？と思った桜をみんなで見られたこと、いつもと変わらぬアホな会話と穏やかな夕飯後…それを満喫出来たので、明日持っていくものや後発で宅急便で送るものの確認以外特別な話はせず「いつも」を過ごし「おやすみ～」を言いました。
　明日はどんな気持ちか分からないけれど、小さな空間ではあるけれどここが彼の家だと、そう思って送り出せば大丈夫な気がします…。
　穏やかで楽しい日をありがとう…。

卒業ライブ

　なんだかね、この文字だけでキュンと来ますよね(笑)。　この度長男が卒業した日本学園軽音楽部の卒業ライブです。　友人が出演するので長男は昨年も行っていたのですが、今年は「行く？」と言ってくれたので母友達と待ち合わせをして聴きにいきました。
　ホントに後数日で4月？と思う寒さの昨日、ヒョウが降る中彼は自転車で経った30分弱で吉祥寺へ…！　私はそれからまぁ20分ほどオーバーで電車で着きました(汗)。

　ライブハウスの重い重い扉を開けるといきなり耳をつんざく轟音(笑)。　体の芯まで振動するようなドラムの音など無性に懐かしく、あ～久々だなぁこういうの…と、しばし音の渦に揉まれていました。
　
　全部で8バンドで、中には先生方のバンドもあります。これがね、なかなかカッコいいんですよ、先生方！　英語の先生がカツラとサングラスをつけ話すのは全て英語…後ろで社会の先生がそれを訳し来日したアーティストという設定の小芝居がおちゃめ(笑)。　レッドツェッペリンなど、バリバリのロックを聴かせてくれました。
　高校生達も若さ全て弾けさせたような演奏が好感持てたな～…。何たって奏者も聴く方もめちゃめちゃ楽しそう…♪　バンド…やりたいな～(事実e-spaceに軽音部があり参加可能ではあるので：笑)と思わせたのはすごいエネルギーだと思います。

　小学生の頃と違って見るからに仲良し♪とか友人への想いみたいなのは普段感じられない長男ですが、ステージに立つ友人達にカメラを向け、楽しそうに何度もシャッターを切る彼から友人への想いが垣間見えて嬉しかったですね♪
　会場の真ん中で父兄や先生方がご挨拶する風景も微笑ましい卒業ライブ(笑)…いい時間を過ごせました。

　「えっと次は4月2日のKくんの賛美歌なんだけど行ける？」と　一足先に会場を出た母達(笑)。　こちらのお付き合いも長く続けさせていただけるようでありがたいです♪

サマーウォーズを観て…。

　「今頃サマーウォーズ～？」と思うなかれ(笑)。　映画はレンタルDVDによるホームシアターオンリーの我が家としては、これでもかなり最新の上映なのです♪
　で、CMが流れている頃から「これは絶対観たい！」とかなり期待していたサマーウォーズ…そんな大きな期待を越えた素晴らしい作品でした。

　絵の美しさ、キャラクターの魅力、テンポの良さ、エンターテイメントとしての楽しさなどなど、アニメーション映画に欠かせない力は充分あって何の不服も無く映画に感情移入できます。
　一番大事なことなのだけど当たり前なことでもあるので、ないがしろにされているわけでは無いだろうけれど、それがちゃんとしてる作品てそんなに多くないんですよね…。
　で、そこが揺らぐとなんか作品に集中出来ない…。これは表現として絵でも音楽でも演劇でも全て共通するかと…。

　まぁそんな講釈はともかく、そういったきちんとしたベースがある上に、ヴァーチャルな世界の扱い方…リアルな日常と別もとの思われがちなヴァーチャルと日常の関連がとても自然に描かれていたところが、脚本段階から見事だなと思いました。
　そして上田を舞台にして、花札がキーワードになる(笑)和を重んじ美しく描いた演出…。
　日本をこういう風に扱った作品を観たことで、日本人も長かった欧米コンプレックスの呪縛からやっと解き放たれたかな～…と嬉しく思いました。

　そして「大おばあちゃん」の台詞などで家族や人と人との繋がりを、本当に丁寧に温かく描いているのがいい！素晴らしい！
　台詞ひとつひとつに気持ち丸ごと抱きかかえられ、じんじん沁み入って涙もろい私はホロホロ…。
　エンディングに入った頃、そんな様子の私を横目で観ながらぽつりと「家族ってさ…なんつうか、まぁスピリットだね…」と長男…。　
　「形とかじゃなくてさ、まぁ、それだけじゃない、実際会いたいとかもあるだろうけど、やっぱ大事なのはスピリットだよ…」と言いました。

　なんかもう…嬉しかったですね～…そう言ってくれたことが…。　その言葉を私に言ってくれたことで、どれだけあと後数日で巣立って行く彼を見送るのに力づけられたことでしょう…。　いいタイミングで次男が借りてきてくれたなと思います。

　これから先、平気で居られたり寂しくなったりと波はあると思いますが、私が描いたこの夏空みたいな空を見上げる頃、今までとは違う形であってもより強く繋がり、それぞれ強くある私達でいたいなと思います。

バンダイナムコゲームスにて…。

　ご存知の方も居られるかもしれませんが、このほど中学高校をそれぞれ卒業した二人の息子達は、ペーパークラフトを小学生(次男は保育園生：笑)のころから手がけていて、車や自転車を作り続けています。

　最初の個展は私より先であった彼ら。　その後も発表する場をいただいたり、新聞やTV小冊子などで取材していただくなどしていたのですが、今回はバンダイナムコゲームスにて開催されるグループ展にお声がけいただき、昨日無事にたくさんのお客様をお迎えすることが出来ました。

　スバルの広報誌cartopiaの取材でお世話になったペーパークラフトのTVチャンピオン大熊光男さんを始め、私がお仕事でお世話になったクライアントさんや、ギャラリーオーナーにおいでいただいたり、幼なじみや私の両親が来てくれたりしました。
　大熊さんはさっそくブログに書いてくださいましたし、他の作家さん方も作品を写真に収めてくださいました。

　これからどうしたって学業や部活に時間もエネルギーもそそぐ彼らなので、ここまでたっぷり作品展示をさせていただける機会はしばらくは無いと思うので、本当にいい機会をいただき、巣立つ前の大変いい思い出になりました…。
　しばらく作れないとしても、この作家活動はずっと…大人になってどんな職業に就いても、続けて欲しいなと思いました。
　彼らの作品は、ウェブサイトT&T STUDIOにて製作過程なども含めてご覧いただけます。　ここでアップしたものより細部の写真もありますので、ぜひ飛んでいただけたら幸いです。

彼らのブログ、「ねずみだって生き物さ。猫だって生き物さ！」と「Let it be 1.0」も彼らの視点が伺えてなかなか面白いです(笑)。　
　よろしかったら合わせて飛んでみてくださいませ。

　ここまで来られたのも、支えてくださった多くのみなさんのお陰です。　感謝の言葉もありません…本当にありがとうございました…。
　

次男の卒業式

　先日の長男の卒業に続いて今日は次男が通う中学校の卒業式でした。
　まぁね～…涙腺虚弱な私ですからハンカチじゃなくミニタオル持参で(笑)途中ティッシュも買って(花粉症もありますし：汗)会場に向かい準備万端ではありましたが、卒業していく女の子はもとより男子生徒も涙し、送り出す生徒までが感動の涙を流すというなんとも想いのこもった温かいいい卒業式でした。

　3年前の長男のおなじ中学の卒業式も感動の涙・涙・涙…だったなぁ～…。
　やはり小学校のとは違い、卒業後の進路がほとんど別々になるし、受験という大きな壁を親子共々乗り越えた後だから、感慨もひとしおなんだな～…。
　先日の高校の卒業式というのは、自分の時もそうだったけど進路がまだはっきりしないままなので、なんとなく「別れの時」という感じに浸りきれないんですよね…。

　そういった意味ではしっかり気持ちを込められる中学の卒業式で、思う存分気持ちを感じられたのは幸せですね。
　校門から出た後はもう涙なんかぶっ飛んで満面の笑顔、笑顔、笑顔笑…。
　笑う門には福来るというけれど、未来に福を呼び込むような、みんないい笑顔でした。

　母達も長男と次男ともおなじ兄弟同士で仲のいい者同士上の子の情報交換(笑)。
　進路を聞いてお互い讃え喜び合う母友達…。子供が居ることで、私にも本当にかけがえの無い友情が地域で育めました。
　地域の良さは物件情報には載らないもの…。恵まれたのは運の良さです。ここに住みここまで子育て出来たことは私の宝物です。

　親子共々ここでいただいた温かさを源に、まだまだ続く未来へ勇気を持って歩き出そう…。
　そんな力強さももらえたいい卒業式でした。

久々の手芸は…。

　久々にミシン引っ張り出してきました。　色々やらなくちゃいけないことがあるし、大事なことに集中しなくちゃいけないので、趣味としての手芸は封印していたのいですが、今回こんなものを作るため急遽解禁♪

　で、こんなものとは、写真をご覧いただけたらナンだかお分かりいただけると思いますが、このように車輪を外してバッグに入れて自転車を運ぶ時に、当たって痛くないように、自転車が傷つかないようにの保護のためのカバーです。
　フリース素材で作り、中には綿を入れて縫い合わせてよりクッション性を高めています。
　自転車が大好きな長男は、今後このように自転車を専門の輪行バッグに入れて長距離バスや電車に持って乗り込み、降りた先から自転車で移動というかツーリングを楽しむそうです。
　グランジというメーカーの女性利用者を意識した品で、赤い自転車マークにハートがあしらってあったり可愛く仕上げてあります(笑)。
　しかしこの大きさで重さは10キロ前後？　私も見た目より力持ちの方ですが、これで運んだ挙げ句自転車漕ぐんでしょ？(笑)パワフルな女性が思いの外多いということですね。
　
　ま、今回一番の目的は下宿先に自転車を運ぶためですけれどね。　以前から輪行で色んな場所を走りたいと言っていましたから、今回そんな念願も叶えられるようになったわけですね。
　新天地は、サイクリングにいい自然豊かな場所ですからね(っていい加減この辺もそうですけどね：笑)。

　最初ボロタオルでカバーすると言ってたのですが、「それ作らせて作らせて♪」と、こんな風に、守る場所によって形やサイズを変え作ってみました。
　なんでもいいのだけど何か作るのって本当に楽しくて好き～♪　もう学校に持っていくお稽古バッグを作らなくちゃならない新学期ではないですが、こんな風に息子が喜んでくれるものを作れるのは嬉しいし、またぼちぼちちまちま手芸も再開したいと思います♪

今更ながら明大前グルメ(笑)。

　今日のお仕事の後長男と新宿で待ち合わせして、入学式に着るための彼の人生初(笑)のスーツを作りました。　スーツ姿にとんと縁の無い私の暮らし…。スーツ姿を一生懸命イメージしようとして出て来るのはのだめの千秋先輩くらい…。
　まぁ、うん、あんな感じになったらいいね♪(イメージのハードル高過ぎ：笑)と、あとは彼に任せて選びました。　紺スーツになかなかいい感じのネクタイを選び、ふむふむ我が息子のセンスも捨てたもんじゃないやね…。　試着した姿も馬子にも衣装で千秋先輩とは言わずともよいよい♪

　ご機嫌で戻る途中、長男の古巣に立ち寄ってちょいと買い物…。せっかくだからずっと行ってみたかった花見せんべいに寄っておせんべい買いたいと彼にリクエスト…。
　「花見せんべい」と言えば、私は母に連れられていった伊勢佐木町でよく買っていたのを覚えているのだけど、何か関係があるのか知らん？
　ともかく一袋千円というお値段なので、こわれ(としても高価な)のおせんべい一袋を買って帰りました。
　この店構え、ガラスボールに入った販売風景…いいですよね～…。こういうの大好き♪

　おせんべい屋に寄ったついでに「すずらん通り」など近隣を案内してくれて、在校中のエピソードなどを聞かせてくれました。
　「ラーメン屋多いな～…今更ながらもっと行くんだったな(笑)」と長男。　「ま、また同級生達とこの街で会うのだろうからその時にでも行ってみなさいよ、私もお母さん友達と行こ～♪」
　そんなたわいない会話を楽しませてくれたのが嬉しかったです…。
　なんでもない当たり前のこと、小さなこと、毎度のこと…そんなことを大切に過ごしています。

　あ、花見せんべい美味しいです！　明大前にお立寄の際は、いいお土産におススメですよ♪

早くも松本グルメ～♪(笑)

　先日松本に行った際、次男のお土産に買った…というか帰宅後食べたくて(笑)買ったお菓子です。　松本といえば開運堂というくらい有名な和菓子屋さんの関東風桜餅と、洋菓子部門の「「パリの五月」のチーズケーキ「松本牧場」です。

　ま、日本橋三越にも出店しているお店だけれど、やはり本店がある松本で買うのはちょっと違うんですよ(笑)。
　で、こちらの開運堂さん、桜餅の関東風と関西風を曜日で変えているってご存知でした？　ちゃんと別紙でご案内してるほどなんです。　
甘さ控えめの上品な餡といい香りの桜の葉…。中に金時豆かな～…入ってるのも美味しい…。
　次回買う時は何曜日かな？出来れば今度は関西風の道明寺が食べたいな♪

　チーズケーキはムース風のベイクドケーキ。これもチーズの濃厚さが美味しい幸せになれる一品でした。
　小ぶりな大きさも魅力のひとつ。大きすぎず物足りなくもなく、ちょうどいい大きさなんだな～…。レモンティーがよく合うケーキです♪
　「松本好きなんですよ♪」と友人も長男が松本に住むことを羨ましがってくれたほど、美味しいものもあるし古今と和洋が折衷された魅力的な街の様です。
　ま、1年間の間に何回訪れるのかわかりませんが、行ける時は目も口も楽しんできたいものです♪

久々のサッカー♪

　言うまでもなく私がプレイしたわけではなく、息子達です。　二人が所属していた中学のサッカー部のOB会。　午後からの試合は見られなかったので兄弟対決を目にすることは出来なかったのですが、講座の前に立ち寄って久々に次男がボールを追う姿を写真に収め、サッカー母達とおしゃべりを楽しんできました。

　長男からずっとお世話になっているYコーチからも「ロクでもねぇ高校に決まったなぁ(笑)」とらしいらしい祝福の言葉(笑)。「え？A先生(サッカー部顧問)みたいに、イケメンで頭よくてサッカーが上手い素敵な青年になれると思ったんですが？」と応酬。　久々のピッチサイドトークはやはり楽しい…♪

　気の置けない母達と、大好きな子供達の話を大好きなサッカーを見ながら出来るのですから、思えば私にとって至福の場所でした…。

　OB達もたくさん来てくれたので、私も数人と進路先を聞いたりおしゃべり出来ました。　イマドキのカッコいい青年になっているのにも関わらず、小学校からの知ってる顔ゆえ気さくにおしゃべり出来るのは「お母さん」の特権です♪
　午後の試合も進路報告もあってか、長男の世代のOBが一番多かったと彼も嬉しそうでした。　しかし今は久々のサッカーで全身筋肉痛と、よせばいいのに体が勝手に動いてか？かました(しかも遅かった)スライディングで作った傷でボロボロです(笑)。

　これで6年お世話になった中学のサッカー部から私も卒業です。が、Yコーチのおじさま世代のOBも来られていたとか…。　なので、今後またこういうひとときを味わえるかと思うと楽しみです。
　Yコーチ、ありがとうございました。そして今後とも末永くよろしくお願いします！　

とんぼ返りバスの旅

　長男の進学先が決まり、さて寮に入る手続きをと思っていたら締め切りはそう思った前日…。またもややってしまったヌケサク親子…(汗)。
　どうやら受験した日に、合否関係なく入寮願書を出しておくべきだった様です…。
　というワケで急遽新居探し！　ひとつ前の日記の通り自炊可能かもしれない長男ですが、一人暮らしはお料理が出来るだけで済むものではないし、初めての体験ということで下宿にお世話になることに決めました。
　色々検索して、数件候補を上げ善は急げと昨日ヌケサク親子は新宿から出ている長距離バスを使って、松本まで行って参りました。

　お陰さまで、最初にここに入れたらいいねと話していた、いい下宿にお世話になれます。
　松本に行く前はお昼はどこにしようかだとか、お土産何がいい？と盛り上がり、次男に「何しに行くのかな～っ？」と言われるくらいだったのですが、下宿でお部屋を見せてもらいお話を伺い大学まで歩いてみたところでタイムリミット！(汗)。
　バスターミナルが入っているスーパーでお弁当とお茶と次男へのお土産を買って、慌ててバスに乗り込みました。
　往復7時間かけて居たのは3時間半ほどの「水曜どうでしょう」並みのとんぼ返りの旅(笑)。

　ドラマ「白線流し」でご存知の方も多いでしょうか？松本城がある城下町、さらっと見ただけでも魅力的なお店や通りがあって、いずれまた訪れたいなと思う街でした。
　長男も松本に居るのは1年だけですが、女鳥羽川の水の流れも清々しいこの街で過ごすかと思うと、私も少しホッとして松本を後に出来ました…。