マリの水彩画とグルメ

MARINE blog 水彩画家・家庭料理研究家のMariがつづるルポと日記
(写真をクリックすると大きくなります)

ケガの功名?コーヒー団子

2006-02-28 00:19:15 | グルメ
 先週のことです。たまには母に少しでも休んでもらおうかと、祖母の介護をしに実家へ行きました。
とはいってもだいたいのことは母がやってくれていて、私は見守りとお留守番くらいなものなんですけれどね。
それでも祖母が眠るとほっとして「コーヒーでも入れるかな?」とインスタントコーヒーを入れ、ピチッとふたを閉めたはずが閉めていなかったのですね。手を滑らせて落ちたブレンディのビンは真っ逆さまに落ち、よりによってお米の中にダイブ…!
家政婦としては、猫村さんの足元にも及びません…。

コーヒー混じりのお米をすくい取り、いただいてきました。
「コーヒーライスプリン」でも作ろうかなと思ったのですが、炊いてみるとかなりの量にふくれあがりました。
さすがの大食い息子達も、コーヒーライスプリンばかりでは飽きてしまうな〜と思い、炊いたお粥をフードプロセッサーにかけ、米粉と砂糖を混ぜコロコロと丸めて熱湯へ落とし、ゆでればコーヒー味のお団子で「和洋折衷菓子」のできあがり(笑)。
そしてこれが美味しいと大好評! もうほとんどありません。

さすがにこれのレシピはアップできませんが、何があっても諦めずに何かやってみれば、海路は開くのかな? とこの日記を見て思ってくだされば幸いです(笑)。

コリアンタウン新大久保

2006-02-27 00:07:52 | グルメ
 韓流俳優や歌手にはほとんど関心がないのだけれど、韓国料理には興味があるし、焼き肉以外のものを食べてみたい! という食いしん坊5人が集まり、新大久保に詳しい方に案内にしてもらい歩き回ってきました。
 初めて降りた駅ですが、新宿駅の隣とは思えないほど異国情緒たっぷりの街。この街で映画を撮って欲しいなぁと思うくらいです。
ほとんど日本語表記のない住民向けのお店で食材を選び、安くて美味しいお店「オアシス」で5種類ほどの料理とお酒を堪能し、屋台で韓国でポピュラーな「ホトック」というおやつを食べて、まるでプチ韓国を味わった気分でした(笑)。
マリンアイランドでルポをアップしましたので、どうぞご覧ください!

ハングル文字が読めるようになった?完全に韓流にハマっているごく親しい友人がいます。
次回は彼女に案内してもらって、また新大久保を楽しんでみようかと思っています。

※写真は「韓流館」の店頭にあったキムチやお総菜、お菓子のパック詰め。

熱々豚足入り肉まん

2006-02-26 09:49:50 | グルメ
 春のような日があるかと思うと、雪に変わりそうな冷たい雨。まさに三寒四温の今日この頃ですね。
ダンナさんが1週間かけて作ってくれた豚足は、餃子やおこげ料理などで大活躍。
もうそろそろ冬の料理は飽きたと思っていましたが、寒い日にはやはり熱々の肉まんを作りたくなります。
そこで皮から手作りして「熱々豚足入り肉まん」を作りました。
思いの外あっさりとした、それでも旨味の濃い、ジューシーな肉まんができあがりました。
10個作りましたが、あっという間になくなりました。
肉まんのレシピはマリンレシピにありますので、よろしかったら作ってみてください。
形はイマイチになってしまっても(笑)手作りならではの美味しさは、クセになりますよ!

本当のチョコ好きは…。

2006-02-24 10:10:13 | グルメ
 バレンタインデーが終わり、想いを告げ結果が出た人も、保留の人(笑)もいるかも知れませんが、まぁ、さすがに一息ついたというところでしょうか。
しかし本当のチョコ好きは、バレンタイン以外でもチョコレートを「常食」しているのですよね。私もその一人。そしてできれば、やはり美味しい方が嬉しい。そんなチョコ好きにはこのチョコレートがオススメです。

毎年、ホテルオークラはバレンタインデーに向けて新作を出すのですが、嬉しいことにバレンタインデー以降は定番商品となります。
こちらの「おとこたちの空間」シリーズは今年で5作目になる美味しいチョコレート、今年は「レモン&岩塩チョコレート」でした。

「カカオ豆の中でも稀少価値の高いベネズエラ・マラカイボ地方で採れた「クリオロ種」を使用した
本格的なチョコレートです。
スイス産の濃厚でクリーミーなミルクパウダー(アルペンミルク)とレモンの芳香が漂うキューブ、
岩塩の粒が舌の上で遊ぶビターテイストのキューブ、
ふたつの味を食後酒と一緒にどうぞ。」
とのことですが、これは本当に美味しかったですね〜。カカオの旨味が堪能できて、本当のチョコ好きに食べてもらいたいチョコレートです。

バレンタインチョコというと、甘い可愛らしいパッケージが多いのですが、このシリーズは第1弾目から変わらずハードボイルドなかっこいいパッケージなのです。
シルエットといい、アンティークな感じといい、「紅の豚」の「ポコ・ロッソ」の「豚に変わる前」(笑)を連想して好きなのですが、これならバレンタインに限らず、ちょっとした贈り物にも最適ですね。

Yahoo!ショッピングでは品切れ状態ですが、大手デパートで、購入可能です。
バレンタインに限らず、大事な彼に、ダンナ様に、上司に、そして自分へのご褒美に? 買われてみてはいかがですか?

「博士の愛した数式」を観ました。

2006-02-23 00:34:16 | 映画
 確定申告が予定より早く、比較的スムーズにできたことで生まれた「心のゆとり」とはたいしたもので、数字嫌いを豪語していた私が「有頂天ホテル」よりこの「博士の愛した数式」を選びました(笑)。
 
まぁその心のゆとりが無くとも、先日BSで観た「ビューティフル・マインド」がとても素敵な映画で、数字や数学に興味を持ち始めていたところでしたし、加えて数学が得意な友人に「分数と分数のわり算・徹底解説」などしてもらい(まだ途中だけれど:笑)、そしてこの映画を観て、私の数字への嫌悪感もだいぶ薄らいできたようです。

というより、見終わった頃は「数字さん、あなたには無限の宇宙を感じます。今まで嫌い嫌いって言っていてゴメンね…」と、ちょっと毛嫌いしていたことを後悔するくらいでした。
それも、寺尾聡さん、深津絵里さんを始めとした役者さん方の好演、小泉監督の淡々と温かく、そして美しい演出のお陰だと思います。

この映画の中にあるテーマは、数式に加えて「80分しか保たない記憶力の博士」ということから、「記憶」そのものに焦点をあてているように思います。
記憶ってナンだろう、この不思議なもの・・・改めてそう思います。

楽しい記憶ならまた幸せな気分を再現できるし、忘れてしまいたい出来事は、思い出す度に身を切る辛さを味わいます。
同じ楽しかった記憶も思い出すときの感情によっては辛いものに変わるし、死ぬほど辛かった記憶が思い出してもたいしたものでなくなる時もある。

「今この時を何より大切にしたい」。そういったような意味の言葉が劇中に出でてきます。
それは刹那的な意味あいではなく、人生はその集合なのだから、ひとつひとつの今を大事にしなければ、といったようなことからです。
感情によって変動しやすい記憶や思い出より、リアルな今をちゃんと実感し、感謝し、味わおうと、博士を通じて感じました。
それを日々の中で実行することは日常の時の流れに押されて難しいけれど、その台詞を聞いて、ひとつ心が強くなった気がしました。

今週、記憶が1分しか保たない祖母に(笑)また会いに行くつもりです。
今回は「その話は聞いたよ」「何回言えば覚えるの?」そう言わずに過ごすことが、以前より楽にできそうです。

全編通して、早春から初夏までの美しい長野の風景が出てきます。
今年の春は、なんだかいつもより楽しみです。

新作は海!

2006-02-22 00:41:22 | 水彩画
 確定申告も思ったより早めに終わったので(すっきり〜:笑)水彩画を描くことができました。
昨年の晩秋、友人と海へ出かけて以来温めていた物で、頭の中に描いていた画像をほぼ水彩紙の上に転写できたというところでしょうか?

「オフショア」
まだ冷たい海なのに、自然の誘いに乗るように波に向かう直前です。
あえて色数を抑えめにしてありますが、スパイス的にちょっとした意外な色が入っています。
何色かは内緒。知りたい方は講座へおいでませ〜。なんて(笑)

水彩画を描く度に、やっぱり私はこれが好き!としみじみ思います。
まだ本当に寒いのに、この時同行したサーファーママは「今日も海へ行くけど行く?」と誘ってくれました。
軟弱者の私は、もう少し暖かくなってから・・・。
今度は、少しぬるくなり始めた春の海を描く予定です。

あー暖かい海に行きたい!!

ハンセン病隔離政策の映画を観て

2006-02-20 22:43:33 | 映画
 行きつけの「タイニーカフェ」で交流していただいている、映像作家の「土屋トカチ」氏が監督された作品を、タイニーカフェで上映してもらえることになりました。

「ソロクト・楽生院〜日本が残したハンセン病隔離政策〜」
監督:土屋トカチ
31分(2005年/ハンセン病小鹿島更正園・台湾楽生院補償請求弁護団)

2001年5月、熊本地裁判決でハンセン病隔離政策の誤りが明らかとなり、隔離政策被害者への補償が始まった。
しかし植民地時代の韓国・台湾で「日本人」として強制収容された隔離政策被害者への補償は、未だ行われていない。現在も療養所内で暮らす元患者の証言を中心に、問題点を描く。
(チラシより)

ハンセン病は、その名前や肌がひっつれたようになってしまう症状くらいで、詳しくは知りませんでした。
チェ自身がハンセン病を研究する医学生だったことから、チェ・ゲバラの若き日を描いた「モーターサイクル・ダイアリーズ」でも取り上げられていて、それでまた少しハンセン病を知って以来、もう少し知りたいと思っているところにいいタイミングでした。
社会派小学生(笑)の次男と観に行きました。

作品や上映後の上の写真のような監督さんを交えてのトークの中で、感染能力はきわめて低いし、実は完治させる薬が1940年代にもうあったという事実を知りました。
それなのに、隔離政策は1996年まであって、患者さん達は酷い差別を受けてきました。
これはもう国の怠慢ですよね!
話はそれますが、狂牛病やアスベスト問題だってそうです!

現在、韓国・台湾の方々も補償を受けられるようになりましたが、どれだけ心と身体に傷を負ったかは、そして当時、この病気によって負った傷や間違った処置で、今も苦しく不自由な暮らしをしている方々の存在は知るべきだなと思いました。
「思い出した」と言って歌ってくれたという片言の日本語の「ぽっぽっぽっ、はとぽっぽ・・・」という童謡の歌声は、日本の植民地であったことがリアルに感じられましたね。

この方達の現在を追いに、監督は近々台湾、韓国へと行かれるそうです。
そこで作られた作品は、また上映してくださるそうなので、決まりましたらお知らせします。

そして最後に、「どうか患者さんや元患者さん達にぜひ会ってください」と監督は強く言われていました。
「会えばもっとわかります」と・・・。
東京では、東村山に「国立療養所多磨全生園」があり入ることができるそうです。
桜が美しい所だそうですよ。

じゅわーっとおこげ料理

2006-02-20 08:55:50 | グルメ
 揚げたてのおこげに、熱々の五目あんかけをかけ、じゅわ〜ぶちぶちぶち・・・・といい音を立て、ごま油とお焦げの香ばしい香りがお部屋いっぱい広がった瞬間です。

いや〜自分でいうのなんですが、美味しかった!
「あつっ旨っ」と言いながら、家族も夢中で食べてくれました。
このおこげ料理の美味しさには秘密があります。秘密というわりにすぐバラしてしまいますが(笑)
先日、ダンナさんが約1週間かけて煮あげた豚足の煮こごりが、た〜っぷりと入っています。それが大きな旨味の元ですね。
その他信州の冬野菜や牡蠣などの美味しさが加わり深い味になりました。

豚足の記事はブログモリモリキッズにレシピはマリングルメにアップしてあります。
豚足はアメ横センタービル地下1階にあるお肉屋さん「肉の初音」が、上質で1本100円の安さ!
最近のお肌の調子がいいのは豚足のおかげかも!
よろしかったらお試しくださいませ!

おこげ料理は中国語では鍋巴(クォーバ)。四川・江蘇料理です。
元々は鍋底にくっついていたご飯を乾燥させて、それを揚げた物にあんかけをかけていただいたそうです。
今は、専用におこげのみを作っています。
海鮮のおこげ料理も美味しいですよ

堪えきれずに(笑)今何してる?バトン

2006-02-18 21:56:26 | 雑記
れっどさんとちづさんとreeさんのところで見て
知らんぷりしきれなくなっちゃいました(笑)。

と、これを読んでいるアナタっ、
見ちゃいましたね?♪(^_^)v  ←ここもそのままコピペw

〜今何してる?バトン〜
●今、どこに居る?
 パソコンルーム(ってほどのモンでもないけど4台アリ:笑)

●今、一番近くに誰が居る?
 息子

●今、どんな服装?
 コーデュロイの黒いパンツに白いフリースの上に紺色のフリースの上にワインレッドのチャイナカラーのフリース。着すぎ?

●今、何食べたい?
 杏仁豆腐。

●今、何飲みたい?
 あったか〜いチャイ。

●今、真後ろには何がある?
 電話とFAX

●今、まわりを見渡して、いちばん目についたものは?
 集めたミニカー。

●今、誰に会いたい?
 内緒♡

●その人に今伝えたいことは?
 会いたいな〜。

●今一番歌いたい曲は?
 一青窈の「かざぐるま」
 
●今頭の中でパッと思い浮かんだ言葉もしくは台詞は?
 おもしろいサッカーが見たい・・・。

●今の体調は?
 なかなか良好。

●今どんな気持ち?
 勝ってもなんだかスッキリしない日本代表に不満。大丈夫かW杯!。

●今すぐこのバトンやってもらいたい人
 見ちゃった人全員!

お・ね・が・い♡(似合わない・・・。)

※写真は目に付いたミニカーのウチの一台です。
ボードはアイスの棒から作ったボード。海に行きたい・・・。

マグロ祭り!今度はカマ塩焼き!

2006-02-17 17:39:44 | グルメ
 上野に行くと言えば、どんなに高尚な?用事で行こうとも、家族は美味しく安い魚介類が手に入る、「吉池水産」に立ち寄る指令を私に出します。
今回も貴重な「書」を堪能した後にアメ横・・・。

前回こちらで、もの凄い量の中落ち用の部位を買ってきたことで、家族はそれをまた期待しています。
「今夜はお寿司だね!」「じゃぁご飯炊いて、寿司飯にして置くわ」とすっかり舌が用意されている様子・・・。
ただね、まるまる一尾のマグロをさばいたときに出てくる部位ですから、私が寄ったときにそれがパッケージされて出てきているとは限らないワケなのですよ。
案じたとおり、中落ちは1パックのみ。そしてインドマグロなだけに300円ではなく500円と高い(とは言いません、充分安い!ただ前回300円だったもので・・・)。

それに一緒にいた友人に、さんざんこの中落ちのコストパフォーマンスの高さを自慢したところで、1パックしかないそれを買ってしまうわけにもいかず(笑)「買い物権」をプレゼントしました。

代わりに買ったのは、この「本マグロのカマ」380円。
身もかなり厚くついているし、塩焼きにしたら美味しいだろうな〜とムクムクとイメージが湧き、よだれをすすりつつレジへ。

帰宅してすぐに「カンホアの塩」の粗塩をすりつけ、ホイルで包み網の上に乗せ、じっくり焼き上げました。

じゅう〜といい香がして焼き上がったカマに、長野の辛みの強い大根とお醤油豆とわさびを乗せて、炊きたてご飯と一緒にお口の中へ・・・。
よく動く部位だけあって、程良い弾力があり、旨味たっぷりの脂が口いっぱいに広がりました。

ほとんど完食は言うまでもありません。
マグロってどこを食べても美味しいですね〜。
家族は、また私の上野、御徒町方面への外出を期待しているようです(笑)。