開店と閉店。継ぐということ。

　奇しくも今日5月30日に、ご近所にお店が新たに開店し、そしてこの地で32年愛されたお店が閉店しました…。

　新しくできた店はパン屋さんで「コロボックル」というお店。　天然酵母のパンを売っています。　
　今日オープンなのだけど、オイルステンの色の木の内装も、お店の方も落ち着いた温もりを感じました。
　角食はちゃんと美味しいという感じ。　程よい色に焼いて、ちょっと多めにバターを塗っちゃって、シンプルに食べたいお味です。
　お店の雰囲気も味も、長く続いて欲しいなと思いました。

　閉じてしまうお店は和菓子の「三高家」さん。44年前府中で始められ、調布に移られて32年だそうです。 今日は半額セールということで、白餡とどら焼きを買ってきました。
　そんなにたくさんお買い物できなかったけれど、お赤飯のおいしさはなちょっと想い入れ深いな～…。　店主の高齢化と息子さんが継がないのが閉店の理由だそうです。
　このご時世、実際私も売り上げに多く協力出来たわけではないし、商売を継ぐというのは簡単に出来ないことだろうなとも思います。

　「継ぐ」といえば、友人イラストレーターのお嬢さんはイラストレーターになりたくて、美術系の学校に進学しました。
　知人に3代イラストレーターなんて人も居て「へ～すごいね！」と思ったりしたけれど、実際近しい友人が2代イラストレーターになるかもしれないとなると「お！なんだかカッコいいな！」なんて、同業者なんだけどミーハーな気持で友人母娘を見たりして(笑)。
　自分の職業を継ぐとか継がないとかいうことを考えたこともないけれど、よって希望したこともないけれど、彼女は少なくとも「お母さんのお仕事っていいな」って思ったわけですもんね。
　そう感じさせる友人は、いいお仕事をして来た証拠…。　素敵なことだなと思いました。

　なんか散文的日記になってしまったけれど、極小でも私も自営業(笑)。　いいお仕事をしていかれるようがんばろう！と、改めて思ったのでした♪

夕張からアスパラガスが届きました！

　ブログで交流させていただいている、北海道在住の「森林五感伝説」のS.Karinoさんから、今年も夕張フォレストファームで穫れた、新鮮なアスパラガスをたっくさん送っていただきました～！
　ちなみに昨年いただいた時の日記はこちら。 昨年はサッパリ系のパスタにしたんですね。
　
　で、今年は、まず昨日から急に気温が下がったことから、ちょっと濃厚なソースでもイケたので、鶏とチーズクリームソースのパスタにしてみました。
　やわらかなソースとアスパラガスの持ち前の甘みがシンクロして、それはそれは美味しい仕上がりになりました。
　
　パスタは今夜でしたが。昨夜は天ぷらにして天ぷら蕎麦(ありゃ2夜連続の麺類：笑)。　天ぷらもまた甘くておいしかったですね～…。
　先ずは塩茹でをいただきましたが、天ぷらの方が甘みが増した気がします。　油と合わせた方が、より甘みが増すのかもしれませんね。
　いずれにしましても毎晩アスパラガスをいただくという幸せな毎日です。
　
　昨年も思いましたけどね、いつかこのアスパラガスを夕張でいただきたいですね♪

夏バッグが届きました♪

　あっという間に夏模様になってしまいましたね～。　アップしたのは夏用バッグ…。　先日届きましたが、両親合作のオリジナルバッグです。
　革細工を趣味にし出した父はなかなかに素敵なバッグを作るのですが、その腕を見込んで(笑)、そして母のアイディアとデザインセンスに任せて、この布で幼稚園バッグみたいなのを作って欲しいとお願いしました。　で、間もなく父が型を起こしたり母が製縫したりして、私が欲しかった以上の、嬉しい機能まで兼ね備えた素敵なバッグを作ってくれました。　毎度の事ながら感謝感謝です～！

　外はハワイのカメ柄(ホヌとかいうの？)ですが、中はネコ(笑)。　息子達が幼かった頃にリュックサックを作ってもらったのですが、その時の布が余ってたそうで、ちょっと懐かしい要素も取り入れてもらえる事が出来ました。
　で、中袋はジッパーで閉じられる様になって居て、この中袋は入れる物によって取り外し可能です。　A4サイズの物がすっぽり入るのも、お願いしておいた点でした。

　肩にかけるベルトもこんな風に共布で作ってくれて、私が当初自分で作ろうと思っていたより、数倍いい鞄になりました！
　ウチのミシンがヘタレでこのビニールがけの布が手に負えなくてよかった(笑)。
　え～…入るからと入っていつもの様にあまり詰め込みすぎず、軽やかに持ってお出掛けしたいですね♪

　

絹さやとキノコのシーフードパスタ

　横浜で長年家庭菜園をしている両親から、先日収穫物の絹さやをたっぷりもらってきました。
　連日茹でたりお味噌汁の具にしたりなど調理しているのですが、野菜は鮮度が命ですので、出来るだけ早く美味しいうちに食べたいなと思い、パスタに入れる事にしました。

　とはいえこのパスタもまた流動的に決まったものでして…。　だいたい夕飯のメニューは買い置いてある材料から決めるのですが、そうでない時は我家の冷蔵庫みたいな生協で大好きな赤い「オフシール」が貼ってある食材で決まります。
　今日は蒸しホタテに「30％オフ」のシールが貼ってあったので、買い置きのエビも使ってシーフードトマトパスタにしようと帰宅しました。
　が、なんとなく気分が「イタリアン」より「北海道」だったので、ニンニクバター醤油ベースの和風パスタにしたくなり、そこで「お！それなら絹さやは味も合うしエビのピンクとも合っていいじゃぁないですか♪」という感じで、キノコも入れて絹さやとキノコのシーフードパスタとなりました。
　バターニンニク醤油とエビって…どうあったって美味しいですよね。「コレずるいわ～…」って作りながら思いました(笑)。　絹さやとエリンギやシメジの甘さも引き立ちますしね、また登場しそうなメニューです(オフシール貼ってあったらね：笑)。

　こんなゆるいメニュー作りと夕飯作りですが、息子にも中々好評でして、お陰で今夜も笑顔の食卓になりました♪(笑)。

野川とミニマムフラワー♪

　図書館に予約した本が届いたので受け取りに行くついでに、運動不足解消と気分転換のために、野川沿いを歩いて市場まで足を延ばしました。　市場でのお買い物もあったしね♪　食品に限らずパッケージ類も、安くて専門的なものが置いてある武蔵野市場はやはり好きな場所です。

　お散歩に連れてったのは、我家に来て2年目のコンパクトデジカメくん。　デジタル音痴の私のいい相棒となって、よく働いてくれています。
　接写機能に優れているのと、私が小さいもの好きなのとで、ついつい撮るのはアップした様な小さな小さな花の「どアップ」(笑)。
　こうしてまじまじと見ると本当に可愛い…。園芸種も華麗で素敵で、小さいのは好きだけど、やっぱり私は詳しい人しか名前を知らない様な(笑)、畑の中や河原に咲いてるお花の方に、どっちかっていうと惹かれちゃうな～…。

　望遠も、リーズナブルなコンパクトデジタルカメラにしては頑張るので、川の中に居るサギも撮れました。
　午後からぐっと気温が上がり陽射しも強くなり、写真を撮ってる間に追い越されたウォーキングのおばさんに、つい追いつき追い越すよう様な歩き方をしてたら(笑)汗かきました。

　これからお散歩にいい季節…。また時間を作って歩こうと思います♪



　

20歳ですよ、20歳！

　先日長男が20歳になりました。　1歳だって10歳だって大事な誕生日だけれど、やはり成人となる20歳は感慨深いものがあります…。
　改めて言うのもちょっと照れたけれど、「20歳の人のお母さんにならせてくれてありがとう」と、「ハタチか～…」と思った次に思った事を、そのまま長男への誕生祝いメールに書きました。

　離れて暮らす長男に誕生日ケーキを送る様になって2年目…。　宅急便だからどうしても焼き菓子系になってしまいますが、今年はビターチョコレートをふんだんに使ったクラシックショコラにしました。
　昨年のチーズケーキ同様、長男の好物のケーキです。　で、写真の様に「20」を「溶けない」粉糖で書いたのですが、長男に届いた頃には20はすっかり消えてしまっていて、ケーキの真ん中がぽっかり空いた形になってしまっていた様です…。残念…＾＾；
　来年は小さな子のバースデーケーキみたいに、飾り用板チョコにでも「21」と書いてあげよう(笑)。

　ちょっとバースデー風の食卓を用意した様子がツイッターで見られたり(これで「20」が消えてたことがわかったんですが：笑)、友人達からお祝いの言葉をもらえている様子の長男に、嬉しさと感謝を感じ、どうかそのまま恵まれた環境をと心から願いました。

　私が20歳の頃、張り切ってたし楽しかったしという様に、彼もまた充実した楽しい毎日を送っている様です。
　親としてはそれ以上は望みません…。あとは体に気をつけて欲しいくらいですね。
　20歳の親になって、やっと両親の当時や今の気持が、実感としてわかってきましたね…。　息子と親に感謝する、息子のハタチの誕生日でした。

新緑の深大寺

　久々に晴れて五月晴れとなったので、遠出は出来ないけれどお出かけ気分が味わいたくなったのと、所用と運動不足解消のためのお散歩のために、私にしてはちょっと久々に深大寺へ向かいました。
　裏道を使い野草園を抜けて行くので、ほとんどずっと緑を楽しみながら深大寺まで辿り着く事が出来ます。　きらきら光る新緑、その新緑から生まれる自然の香り…。
　深呼吸して清々しい空気を体いっぱいに取り入れました。

　深大寺に着くと、ちょうど満開の真っ白な「なんじゃもんじゃの木」の花を見ることができました。ラッキー…♪
　日曜日で観光シーズンというのもあったのでしょうが、なかなかに人出があって、お参りに並んだのは珍しい事です。
　いつもの様に欲張りにお願いごとをして(笑)、佐賀の物産展なんてやってたので素朴なお饅頭なんぞをお土産に買い、帰路に尽きました。

　徒歩圏内で緑を堪能出来て少しだけ観光地気分を味わえる深大寺界隈…毎回言っちゃうけれどやはり大好きな場所です。　賃貸の暮らしゆえ、この先何所に住む様になるか決まっていないけれど、やはりここへ徒歩で来られる処に住み続けたいな～…なんて、畑道を歩きながら思うのでした…。

大人になること…。

　20数年ぶりに交流が再開した高校時代の同期生はプロのオペラ歌手になっていました。　某SNSのお陰で交流が再開して彼らのオペラの舞台「愛の妙薬」のチラシに載せる絵を描かせていただきました。
　「Mariの講座日記」に公演の詳細とこのチラシの絵のカラーのものを載せましたので、ぜひ飛んでみてください！

　交流を再開といっても、実は高校生当時言葉を交わした事はほとんどありませんでした。
　とある雪が降った日、私は高校の最寄り駅から出た電車の中で彼と一緒になったそうです。　雪が降ってるというのに手袋もしていない私に「寒くはないのか？」と聞いところ、「こうしてポケットに入れているから寒くない…」と私は答えたそうです。
　途中下車した彼は、そのまま横浜へと向かう私を心配しながら見送ってくれたのだそうで「思えばあれがまともにしゃべった唯一の機会かも…」とのことでした。

　その話を聞いてなんとなくその事を思い出し、うん、確か画材を買いに横浜に行く途中、Oくんとそんな会話を交わしたな～…と思い出しました。
　でもね～…おそらくとんがってた高校時代でしたから、せっかくの気遣いにもつっけんどんに応えたんだろうな～…と、20年以上経って反省…。
　それほど親しくもない同じ高校の女の子を心配してくれる男の子…やさしいですよね…。　自分がもらったにもかかわらず、そのやさしさに大人になって感激してじーんとしてしまいました…。

　20数年経って、そんなOくんの役に立てたのは、やっと恩返し出来たようで嬉しかったです。　大人になって交流出来る様になれて、本当に良かった…。　大人になるっていいもんですね♪

　「親子で見る初めてのオペラ」ということで、レクチャーがあったりして親しみ深いものになるそうです。　といっても歌はイタリア語の言語上演で、技量と熱い想いを持ったプロのオペラを聴かせてもらえるのですからすごいことです。
　8月20日(土)と8月27日(土)の2回、両日とも17時から。　場所は井の頭戦の浜田山駅から徒歩4分の浜田山会館(この近さもとてもありがたい：喜)です。
　また近くなったら告知しますが、すでにお問い合わせ可能になっていますので、ご興味ある方はぜひ下記にお問い合わせくださいませ！

■チケットお問い合わせ：090-8087-5656
企画・製作　ミャゴラトーリ　首藤　史織

　愛の妙薬とは…なんでしょうね？(笑)。　あ、この原画は当日会場に展示されます♪

旬米ほんのり屋

　少し前のお話しになりますが、私はお米やお塩、海苔などをせっせと描いていました。　それが何に使っていただけるのか明かせないまましばらく経ち、先々月、もう明かせるのに私が撮影に行かれぬまま日が経ち、やっと本日写真を撮らせていただき、ブログアップのご許可をいただき記事にする事が出来ました。

　と、前置きが長くなりましたが、上野駅構内にあるエキュートというモール街のなかにある「ほんのり屋」というおむすび屋さんの店内に飾られる絵や、商品の横に置かれる絵を描かせていただきました。
　写真を撮らせていただいただけでなく、おむすびも買いましたが、「は～…おむすびって美味しいね～…」と、至って素な感想が口から出てしまうホッとする美味しさ…。

　それはもちろん、お米はもちろん、お塩も海苔も、炊きあがったお米を入れるおひつにもこだわり、厳選された素材を使っているからというのはあるけれど、やはり人の手で作られた温かな美味しさがじんわり心に沁み入ります…。

　そんな美味しさを味わっていただくために、上野駅で途中下車される機会がある時など、ぜひ「ほんのり屋」さんにお立ち寄りいただけたらと思います♪