マリの水彩画とグルメ

MARINE blog 水彩画家・家庭料理研究家のMariがつづるルポと日記
(写真をクリックすると大きくなります)

「秘蔵の名品 アートコレクション展」inホテルオークラ

2007-08-08 09:58:09 | 展覧会
 「秘蔵の名品 アートコレクション展」は、虎ノ門にあるホテルオークラで毎年夏に開催されるチャリティーイベントの展覧会です。
 “アートは世界のこどもを救う”という思いで、企業の所蔵する秘蔵の名品を集め展示するもので、今年で13回目になります。
 企業や個人蔵なので、普段目にすることができない名品を、1000円という破格で観られるので、今までも可能な限り観てきました。
 今回は夏休みの美術の宿題を兼ねた次男が一緒で、両親も暑い中横浜から来てくれて、絵画鑑賞とお食事♪(笑)に付き合ってくれました。

 今回は19世紀から20世紀、絵画の歴史が様々に開花した時代を中心に100余点展示されています。見たことのなかった佐伯祐三氏の自画像や、コミカルでもの凄い力量の藤田嗣治氏の「猫の教室」(必見!猫好きにはたまりません!)など、本当に貴重なコレクションです。
 また展示されていると思わなかった、私の心の師匠である「アンドリュー・ワイエス」の枯れ木を描いた格好いい!(笑)作品があり、これは感激しましたね。


 といったように、ご覧になった方のとっておきがきっと見つかるかもしれません。外はうんざりするほど暑いのですが、さわやかに冷やされたホテル内で絵画鑑賞するのは、夏バテ寸前の体が、心身共に甦る感じでした。24日(金)までの開催です。よろしかったらお出かけください。
 また、ホテルオークラ創始者大倉喜七郎の父で、明治の実業家大倉喜八郎が1917年に創立した、日本初の私立美術館の「大倉集古館」では、「大倉コレクション・アジアへの憧憬」という展覧会を開催されていて、こちらでも仏像や曼陀羅、素晴らしい書、また陶磁・漆工などの工芸品を愉しみました。こちらの企画展は9月30日(日)までです。
 
 と、心が満たされたところで、いつものようにお食事へ(笑)。お店は「ダイニングカフェ・カメリア」を選びました。
 次男はヒレカツが2枚乗った特製カツ丼!父は豚カツ、母はチグリルチキンのフォー、そして私はサラダバー「大地の旬菜」にパンとスープがつくセットを注文しました。
 父のを除いて写真ですべてご覧いただけますが、どれも美味しくそしてなかなかのボリューム♪次男は「夏休み中はカツ丼は食べなくていい」と言っていたくらいですし(笑)、サラダは私のお腹と相談した量ですが、もちろんもっとたくさんいただけることができますし、どれも素材の味が生きた美味しいお野菜です。
 野菜好きの私にはピッタリなメニュー、また行きたいくらいです。

 そして今回もまたまたご馳走になり、お留守番の二人にカツサンドのお土産までいただいてしまいました…(汗)。心にお口に美味しい夏のひとときを、本当にありがとうございました♪