マリの水彩画とグルメ

MARINE blog 水彩画家・家庭料理研究家のMariがつづるルポと日記
(写真をクリックすると大きくなります)

桜のお菓子と80年代アイドル

2006-03-02 10:18:27 | グルメ
 隔週で開かれるタイニーカフェでの英会話クラスのお茶菓子に、桜のお菓子を作りました。
3月になりましたからね。寒い冬はもう飽き飽き。このところ特に、暖かく明るい春が恋しいのです。

春のお菓子作りのBGMにしたのが、一緒撮った2枚のCD。
80年代「ダンシング・ヒーロー」で一世風靡した、荻野目洋子さんの最新アルバム「VOICENOVA」と、参加されているコラボレーションアルバム「BOSSA de DISCO」。
2枚とも、80年代ポップスやディスコヒット曲のボサノバカバーです。

お姉さんだった頃、これらの曲に包まれてノリノリであったであろう友人(笑)に「いいんだわ〜。聴いてみて」と貸してもらいました。
それほどノリノリなお姉さんでもなかった私でさえ聴きまくった曲が、やさしく軽いボサノバアレンジになっていてとても心地よい。
「スティービワンダー」の「パートタイムラバー」なんてすごく切ない仕上がりになっていたり、「つのだひろ」さんの「メリージェーン」が、穏やか〜に聴こえるようになっていたりして(笑)。

まるで当時着ていた服の方の張りが取れて、生活もメイクもナチュラルになったような感じ。
色々経験して、軽く、けれど温かい恋ができるような女性を連想します。
穏やかな陽が差し込むテラスにいるような気分になれますよ。

そんなBGMに合うお菓子「桜の蒸しケーキ」のレシピはこちらです。
■材料(20×8×5のパウンド型1個分)

スイートサクラティー
・・・2パック
熱湯・・・・・・・・・・・50cc
長芋・・・・・・・・・・・100g
卵白・・・・・・・・・・・2個分
砂糖・・・・・・・・・・・50g
米粉・・・・・・・・・・・100g
桜の葉塩漬け・・・・・・・2枚
桜ジャム・・・・・・・・・大さじ1
 
■作り方
1. 桜の葉塩漬けを水に放ち塩抜きをしておく。
長芋をすりおろす。スイートサクラティーに熱湯50ccを入れておく。
2. 卵白に砂糖を3回に分けて混ぜ、角が立つまで泡立てます。
3. 2に1の長芋と米粉を混ぜ、そこに少しずつサクラティーを入れて、ダマにならないようよく混ぜ合わせます。
4. 3にサクラティーの桜の花を刻んで混ぜ合わせます。
5. 4をパウンド型に流し込み、塩漬けの葉と桜ジャムを乗せ、20分蒸します。串を刺してなにもついてこなければ、できあがりです。  

※この桜ジャムは自家製ですが、新宿高野などでも販売しています。