山河破れて 国あり
雲も空も笹も目に見える
杜甫の詩では「国破れて山河あり」でしたが、最近では表題の如しと喝破されたのは作家五木寛之氏で同感しきりです。更に悲劇的なのは汚染が目に見えないことだとある。山は緑で海は青く、美しく平和に見える。が、のどかに草をはんでいる牛も内部汚染され食への影響が広まっている。
我が家の生活のリズムは大きく変わった。
日本語を話せる外人=孫娘(年齢の大半を異国で生活)が二年ぶりの帰国、暫らく同居する。年齢差60才に近い爺婆、会話は楽しむが発想と行動について行けない。きょう一日、きょう一日と豊かに過ごすことにした。
芙蓉の花が咲き始めたが、朝の時を失うとこうなる。一日花の悲しさ。
花の変化を時で追う、西洋ヤマゴボウ花の変化
生まれでし幼子
世間の常識を備えて
粋もあまきもまた・・・、我もこうなっているのか。
人も自然も花も変わる。
蝉の声しきり、涼しさが漂う夕暮れ、心静か。明日、朝芙蓉を楽しむ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます