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ドングリ。
今、山歩きすると一杯落ちている。場所によっては 滑って転ぶ恐れがあるので 足の
踏み場も無いほどだ。
ドングリを一つ、マタ一つと 拾っては眺め小さかった昔を懐かしむ。
今の年になっても 雪が降ると なんとなくワクワクするものだが、ドングリが落ちて
いるのを見ると同じような気持ちになる。 何処からか「ドングリ、コロコロと」
詩が
聴こえてくるようでもあり また楽しい。
人間でも食べられるドングリがあると教えられ、探していたのが ヤット見つかった。
シイの木には「スダジイ」「ツブラジイ」「マテバシイ」等の種類があり、ドングリが
食べられるとか。 調べてみると昔は、生で又は、炒ったりして食料にしていたらしい。
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マウスオン後の2枚目画像を左クリックで3枚目画像、更にその
3枚目画像をWクリックすることで、4枚目画像が現れます。
葉形を見ると、「榊」又は、「モチの木」・「寒椿」のようにヤヤ厚葉の照り葉で
ソックリである。
遠くから見ると、小葉の椿・山茶花・ビシャコの木と ソックリだ。
少し前に山歩きで見つけたが、もうドングリは殆ど落ちていて 運良く2・3個木に付い
ていた、 地上に落ちてしまうと他の品種のドングリと区別が付かないので困っていた。
「スダジイ」を探すには、やや小ぶりのドングリで 全体が包につつまれていて先の方
から割れてきてドングリが顔を出すらしい。 従って、木に生っている間は区別が付き
易いと云われていた。
山を探していては、ドングリの区別が付かないので 近くの神社か公園に行って探すこと
に決めていたが。
2度目は、たまたま山歩きの途中、新規コース開拓に別の道を歩いてみた時見つけた。
特徴は既にわかっていたので 、見つけるのは早やかった。
高さ4~4、5m程度の小振りのシイの木が2本少し離れて並んであった。 近くに同じ
ようなドングリを付ける「ナラ」や「カシ」の木は一本も無いので、 早速木の下を探し
てみた。 2本あるのに1本目の木は実を付けないのか 全く何も無く 気配もない、
もう1本の木は、少々ドングリが木に残っており又 下にも落ちていた。 木の大きさ
の割りにドングリが少ない、誰かに拾われた後なのか又は、野鳥が食べてしまったのか。
家に持ち帰り、待望の試食をしてみた。 生で食べた。
美味しいと云うほどのものではないが、ソコソコ美味しいのかも。 全くクセが無く、
後でホローット甘さが残る。
次は「マテバシイ」と云うのを探してみたい。
この品種、実はこれらより2廻り程大きい。但し葉も大きい。
温暖な場所に自生する品種なので、これは この辺の山にはなさそう。
大きな公園内や 街路樹として人工的に植えられているらしいのだ。