ツクバネ自生地に行ってきました、2回目。今回は、正常苗の見極めです。
今後の検討用(比較用)標準苗を決めてみました。
前回行った自生地よりはまだ100キロ程南西側だ、それだけ我が家からは近いのだ。
自生状況の確認は場所を変え、最低でも4・5回は実行したかったが、もう疲れた。遠すぎる、
タクシーは行き先を言わないと乗せてくれない、行き先など適当で山を見た感じの勘なので
分かるはずがない。バス中から山を見た感じで次のバス停で降りる、降りてから里道を通り
山に登るだけでも1.5時間はかかる、日も早く暮れ暗くなるので時間が足りない。
もう充分疲れたので2回でギブアップだ。
ツクバネ栽培を始めるに当たり、常にそばに置いて比較すべく、標準(正常)苗が必要であり、
入手すべくズート探している?。この標準苗を手に入れない限り検討は進められない。
標準(正常)苗がどの様なものか正確には知らない、従って又自生地の苗の状況確認に行って来たわけだ。
通販の場合、今にも死にそうな苗を業者から普通だと言われ購入し。それを枯らしたとか、良く枯れるとか
又は、弱い品種だから良く枯らす、と言ってもはじまらないからだ。
正常な苗とは?、の疑問に対し、戴いた情報が正しいかどうかの確認でもある。
A、10月初に、落葉樹だから葉が無くて当たり前と言って、
葉が落ちてしまった品を送ってくる、
こんなのやまたまた
こんなやつ更には
こんなのもある。
このような業者が殆どだ。「正常苗だから何も心配いらない保障するとも言う」。
この最後の言葉が特に気になる。気に入らない、不愉快極まる言葉だ。
この、業者の栽培ミスで根腐れを起こし衰弱させてしまった苗を、これから育てるのは私であり
業者ではない、それを保障されても困るのだ。必死でうまく育てて当たり前、普通にしておれば
枯れそうだ。 結果的に枯れてしまったら。業者は、あのような元気な苗を枯らすとは、
「ヘタクソ」と、こう言われるパターンが見えているからだ。
知らない方は、それなら買わなければ良いと思われるだろうが、このような危ない苗でも
買って、頑張って育てないと入手出来ないのが現状だ。
ちなみに、フウランでも同様だ。小さい子供を株分けする場合がある。
春の植え替え適期ではほぼ問題無いが、これを秋にやられると問題続出だ。
小さい短い根だが3本付けてある、充分育つヨ、と補償される。ことが多い。
保障されても困るのだ。
買ってからの育て方の問題ではなくて、親株からの割り方で、この仔の生死決まってしまうからだ。
小さな仔はまだ親との軸が太くこれを割ると秋の治癒能力劣化期に対しては傷口が大き過ぎるのだ。
従って、小さい短い根が3本だから、まして秋割りだから充分危ないヨ、と言わなければいけない。
無知でヘタクソな方に割られるとたいていは死ぬ。本人は全く気が付いていない、しかもこれが
一般の人より特別上手に割っていると確信しているから、救いようのない世界だ。
話は落葉に戻る。
私も、どうも納得がいかなかったが。落葉樹だから当然の結果か?鉢植えのような限られた
スペースでは少々落葉が早まるのも仕方ないか、と思うことにした。
だがこの思いは大間違いであることが解った。やはり落葉してはいけないのだ。
宿泊旅行先の園芸店で1鉢しかなかったが
元気な苗を見つけ即買った。
我が家に来て既に3ヶ月弱経つが、まだ落葉も無くすこぶる元気だ。
葉は痩せていて細いが青々した葉が皆付いている。
通販で買った葉の無い苗は、どうやら、鉢植えの問題でも無く業者の管理不良の根腐れ苗と、
確信した。業者の得意とする、適当に「落葉樹だから」とごまかすデタラメ販売である。
今、12月下旬、自生地ではどうなっているのか、落葉しているのか?、特に気になった。気になっていた。
B,一方、前回行った自生地の方は、「ツクバネは落葉樹だが小さい苗のうちは葉を落とさず
かなり永く葉を付けている、中には年中葉を付いているのも多い」、という。
相反する2つの情報によりどちらが正しいかも確認したかった。
その他は、常識的な、葉の色・艶・厚み等だが、まだ1箇所しか自生地は見てなかったので、
これも場所が変わればどのような変化が見られるか興味があった。
解った事は。
落葉樹と言われているが。
現地ではまだ葉
を充分付けている苗達が
多くあった
(親株は落葉して黄色くなった葉が3分の1くらいしか残っていない)
葉の状況では。
葉色濃く、葉肉厚く、葉幅広く、艶良く、後1ヶ月程度では落葉しそうもない。
想像どうりだった。これで
2箇所確認した事となる、がやはりこの辺が
標準だ。
この元気な葉、2月頃はどうなるのだろうか、やはり落ちるのか、それとも残っているのか。
本来はこの時期に行くのがベストとは思ったが、雪に阻まれてて現地まで到着できそうも
ないので今にした。当然3~6月は動けないのだ。
結論としては、今後の検討用の鉢植えの標準として、
少々痩せて細葉だがこれを今後の
標準苗
としよう。
これと同等品質の苗を後5・6鉢は最低入手したい、まだ1鉢しかないが。
10鉢ほどあればうれしいが。
そこまで揃うとソコソコの栽培テストが出来る。
揃えるまでに何年かかるかナー。