マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

2011年7月18日 イサキ釣り うれしはずかし大イサキ

2011年07月19日 | イサキ釣り
この3連休も前半2日は仕事とか用事でうまってしまい、釣りにいけそうなのは最後の18日だけ。
翌日仕事なので剣崎の早出のイサキでも行こうかと思いましたが、台風が接近しているので、松輪の船宿は船を避難させてしまいでないようです。
定宿五郎丸のHPを見るとどうも出るようなので、これはひょっとして

千載一遇のチャンスではないか!!

何しろ剣崎沖のイサキのポイントは場所が狭い上に船が多く、しかも釣り自体が極めてシビアで、ほとんどいい思いしたことがなかったのです。
でもここのイサキはうまい!
この場所で30cm級の、よしんば35cm級の、夢を語れば40cm級の、イサキを1尾でいいから釣りたいとの前々から思っておりました。


当日朝、宿に電話をいれると、「出ると思うよ」とのことでとりあえず言ってみました。
5時半過ぎに久里浜港につくと、港は閑散としていて、車もほとんどいません。
五郎丸のイサキ船は先客2名。

いつもならがガラガラです。

<すいている船>


結局、後続のお客なくイサキマニアのご常連2名とわたしの3人で出船。

<吉野瀬貸切>


いつもは船がひしめきあう、イサキの場所、吉野瀬も他に船はなく貸切状態です。
これはいい感じ。
この後も八景の船が2杯来ただけでした。

指示ダナは18~12m、18mまでビシを落とし、シャクリあげてくるとぶるぶるとアタリが。
あがってきたのはマルアジ。次のビシで23cmのイサキが釣れてとりあえず、坊主は免れました。
このあとマルアジがぽつぽつ釣れて、子イサキがたまにつれるという按配ですが、ご常連は2人とも小~中イサキをかなりのペースで釣っています。わたしひとりかやの外。
やっぱりな・・
わたしのしゃくりは腰越のウイリー船の船長に教わったしゃくりで、50cmぐらいしゃくって1秒まつというものですが、このしゃくりではまったく通用しません。
常連さんは食いダナより少し下げてコマセを振って、食いダナで待つというつり方みたいですが、まねてみても全然だめ。
これがここのイサキのむつかしいところです。
いろいろしゃくり方を変えたり、待ち時間を変えたりしても食わないので、もとのしゃくりでがんばってると

ガツン、と音がするようなアタリが来ました。

ハリスは1.5号なので慎重にやり取りしますが、ときどき糸を出すような引きで、これはメジナかマダイかな?と思いましたが、あがってきたのはでかいイサキ。
船長が計ってくれて37cm。
<37cmのイサキ>


うれしー。これ1尾でもう満足。

その後、中ぐらいのがたまに釣れますが、他のお二人のペースの半分以下。
ちょっとつらいなーと思っていたとき、

前のアタリよりすごいアタリがきて、いきなり5mぐらい糸が出て行きます。
「これイナダかなんか?」
でも引きは最初だけでその後はあまり暴れないので、ウマさんかなと思いましたが、浮上したのは巨大なイサキ。

<夢の40cm 剣崎イサキ>


船長がタモ入れしてくれました。
積年の夢がかなっていうことありません。
その後、30~35cmぐらいの良型イサキが忘れたころにぽつぽつと釣れました。

本日の釣果

イサキ 15~40cm 20尾(小型リリース)
マルアジ 20~25cm 7尾

他の2人はそれぞれ50尾、53尾と倍以上釣ってました。

<良型イサキ>


37cmと40cmは長さは3cmしか違いませんが、重量は576gと912gで全然違います。
40cmは捌くときまるでイナダみたいな感じです。


仕掛けは針チヌ1号、ハリス1.5号3m ウイリー4本針 

ちなみに2号で1時間ほどやりましたが、全くアタリませんでした。
食いが渋いときは1.2号ぐらいでもいいそうです。

今回はスソでしたが、長年夢みた剣崎の大イサキが釣れて大満足です。

わたしは個人的にはあまり大きな宿は苦手です。カリスマ船長の操る大型船が好きな人もいるでしょうが、日々の仕事に疲れた心と体を癒し、
晩のおかずを確保したいなら五郎丸はそれに答えてくれる船宿です。船長も常連さんも聞けばなんでも教えてくれます。なにより混雑しないのでのんびり釣りが楽しめます。
殺気だった船宿にこりごりの人はぜひ訪れてみてください。