マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

2011年7月3日 シロギス釣り やっと釣りにいけた・・・

2011年07月04日 | シロギス釣り
どうもご無沙汰しております。

仕事、しけ、病気でこのところ出漁さえできず・・・先週はやってはいけない仕立てドタキャンで、まるかつさん、たー坊さん、すずきんさんに迷惑をかけてしまいました。

事の顛末はというと、
そいつはいきなりきたんです。先々週金曜日の午後、普通に仕事をしていると、突然右のわき腹が痛くなってきました。
5分もたたないうちと椅子にすわっていることもできなくなり、会社に常駐している勤務医のところにいきました。
すると、どうも結石らしいから、医者で痛み止めをもらってくださいということに。
それで会社の近く(といっても15分ぐらいあるいたところ)を紹介してもらい、早退をつげて会社を出たのですが、痛みはどんどん激しくなるばかりで歩くのもつらくなり、休み休みなんとか医者までたどりつきました。
しかしてどういった手違いか、専門の読影医はおらず、レントゲンも超音波もできないので問診だけで結石と診断され、痛み止めと石を溶かす薬を処方してくれただけ。「痛み止めを入れれば、すぐに収まるから、2~3日しても症状が治まらなければまたきてね」
といわれてほうりだされました。薬局で薬をもらい、トイレで座薬をいれて、これで大丈夫かとおもったのですが、これからが地獄。
薬局から少し歩いたところで、痛みが強くなりしかたなく、公園のベンチでよこになりますが、七転八倒の痛み。もとの病院に戻ろうかとも思ったけどそこまで歩く気力もなく、すぐ近くにあった整体院に助けを求めて入りました。そこはたまたま昼の休憩中で客がいなかったのとあまりの苦悶の表情に同情してくれたのか、ベッドを貸してくれて、ここでしばらく休ませていただきました。30分ほど休むと薬が効いてきたのか痛みがやわらいできたので、とりあえず礼を言って整体院を出てなんとか自宅まで帰着しました。
その夜も薬が切れるとたちまちすさまじい痛みに襲われる状態でしたが、この時点では何とか日曜の釣りにはいけるかもと思っておりました。
薬が切れたら「たー坊さん、座薬おねがい」とかたのめばいいかと楽観していたのですが・・・

翌土曜の朝も痛みはひかず、これはひょっとして重症かもと思い始め、(重症の場合は石を超音波で破砕するか、外科手術で抜くらしいですが)まさに断腸の思いでみなさんに断りのメールを打ちました。
いままでかかったこともない病気によりによって仕立ての前々日に襲われるとは、よほど運が悪かったとしかいいようがありません。
その後は日曜夜にはだいぶ落ち着いてきて、痛み止めなしでも大丈夫なようになり、火曜日に専門医のところへ行って超音波で見てもらうと、腎臓に若干ハレがあるけど、石はなさそうとのことで、木曜には完全回復しました。

ということで、みなさん、ごめんなさいでした。これに懲りずまたよろしくお願いします。

さて、長くなりましたが、久しぶりに釣りに行ってきました。
先週金曜は深夜まで仕事だったので、土曜の釣りは断念して日曜に行ってきました。
釣りものは、スズキかキスかで悩んだのですが、マダイ4連ボ中、ハナダイ1枚はさんでアナゴもボ。こんな不調のときにスズキの顔を見るのは奇跡に等しいとみて、シロギスにしました。嫁もシロギスの天ぷらが食べたみたいだし。

東京湾か相模湾か迷いましたが、東京湾の方がキスがでかそうなので、金沢漁港の鴨下丸から出船しました。

<5年ぶりの鴨下丸>


宿に着くとすでに釣り客が大勢着ています。これは混むかなと思ったのですが、ほとんどはスルメのお客で、シロギス船は誰もおらず、右艫に入れました。結局出船までに4人の家族連れ含めて、8名。余裕の釣りです。

場所は最初八景の間沖、富岡沖水深20mぐらいの場所。

仕掛けは天秤仕掛けの2本針90cm。船長からは途中同突もすすめられましたが、天秤で通しました。
餌はアオイソメ。いつもジャリメなので餌付けが結構たいへん。
石粉をまぶしてすべらないようにしておきます。

2本竿で、1本は船の下に入れ、もう一本は投げて誘います。
すると一投げ目からガンガンと激しいあたりがあり、15cmと24cmの一荷。置き竿にもあたって最初の2分ぐらいで5尾釣れました。
潮がいっていて船が動くので置き竿にも、投げた竿にも万遍なく当たりがでます。この状態なら投げない方が効率よく釣れるのですが、やはり投げて誘う方が面白いのです。

<丸々したシロギス>


その後もアタリはぽつぽつと出ますが、船長は「ちょっと走ります」と告げて中の瀬に。

<中の瀬の看板>


中の瀬でもアタリは続き、ピンギスから大羽のキスまで混じりで釣れます。
ここで、小さいキスのアタリがあり、おい食いを待っていると、いきなり引き込みがあり、ドラグがすべります。
激しく頭を振る引きで、慎重にやり取りして、もう少しで姿がみれるというところまで巻いたのですが、スッポ抜けました。
流線7号なので懐が狭く、ちゃんと針がかりしなかったのでしょうが、惜しいことをしました。
同船のお客がマダイの500gぐらいのを釣っていたのでこれかもしれません。

本日の釣果

シロギス 12~24cm 72尾



他、ハゼ類、ベラ類、小型メゴチ、子サバ多数 すべてリリース
正体不明の大物 ばらし

船中 シロギス 12~86尾

大羽のキスが多数混じりました。
<20cm以上のキス>


まあ、食いはよかったので、うまい人なら一束ぐらい釣ったかもしれませんね。
鴨下丸の船長はとても丁寧で釣らせる心意気が感じられました。

<キス天>


<キス天丼>


堪能しました。

これで心置きなく次回からは坊主覚悟の釣りができるってものです。