マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

事例研究 久里浜沖マダイ釣り

2011年03月05日 | 日記
先週、今週と故あって沖には出れず、今日はいい凪だし行く人はいい思いするだろうな、などと考えていたためか、
朝の4時に目が覚めてしまい、ひまなので昨年の久里浜沖マダイ釣りのまとめをしてみました。
最近、ブロガーさんたちと釣りに行くことが増え、よろこんでおりますが、どうやったらマダイがつれるのかと聞きかれることがあります。残念ながらそんな方法は知らないんですが、昨年の事例を書きとめておきますので、何かの参考になればと思います。

考察

○18回出漁して(マダイ船でワラサを専門に狙った漁は除く)マダイ捕獲17回 捕獲率94.4% まあ、上出来
○総捕獲数35枚 1回あたりの平均捕獲数 1.9枚 もう1枚ほしかった。
○上針で釣ったマダイ 9枚 全体の25.7% 4枚に1枚は枝スってことです。面倒がらずに2本針にしましょう。何かいいことがあります。この表でもわかるけど冬~春は棚が高いんですよね。秋になると下にしか食わない。ただ、エダスはソウダが元気なときは迷わずはずしましょう。
○置竿で釣ったマダイ33枚、全体の94.3%。まとめてみるまで気がつかなかったけど、久里浜沖のマダイは全部置竿にアタリました。実際の釣りで久里浜沖では誘いを掛けた時間は感覚的には全体の10%ぐらい。なので確率的には3枚ぐらいはあたってもよさそうなものですが、なぜか一枚もいませんでした。誘いが下手なんでしょうね。でも、久里浜は置竿でも釣れる仮説があるんです。なぜかというと航路沿いなので風がなくても大型船の引き波が常にあるんです。だから、波に任せておけば波が適当に竿を揺らし、コマセを出して餌を動かしてくれるのです。下手に竿を持たないほうが釣れるってことでしょう。もちろん誘いがうまい人はばしばし誘ってもいいと思います。
○秋は五目釣りのイメージがあるけど、実はイナダがいないとほとんど外道はいません。外道が良くつれるのは水温の下がった冬場です。意外ですけどね。
○35枚釣って2キロ以上は3枚、まあ、東京湾ではこんなもんです。でも、知り合いで年間数枚のマダイのうち、4キロ超の大ダイ釣った人が2人もいるから心中複雑なものがあります。
○コマセをふって棚をとり5分以上まって釣ったタイは一枚もいません。80%は1分以内です。そこんとこよろしく。
○大ダイハリス切れ2回、バラシ8回ぐらい 1/3は獲れないってこと。なんとかしたいですね。



<去年のまとめ>


マダイ釣り道具立て

竿:シマノ ミヨシ3m 60号
リール:ダイワ スーパータナコン500W、シマノ電動丸1000H
ハリス:3または5号 6m 久里浜、平塚
    4号8~10m 剣崎~沖の瀬
    下から1.5mにエダス20cmをつける。
針 グレ(メジナ)8~10号 または伊勢尼8号
  軸の長いマダイ針はオキアミはつけやすいんですが、大きいのがかかるといとも簡単に折れます。
  気を付けましょう。
クッション:2mm 1m
ビシ:サニービシ80号
タナ:ビシ棚で底から5~9m(久里浜、平塚)
   海面から船長指示(剣崎~沖の瀬)

ハリス長も含めて道具立ては上の例以外でやることはめったにありません。ハリス5号を使うのはワラサやメダイがいそうなときだけですが、5号ハリスでもマダイ6枚釣ってます。なので、ハリスはあまり関係ないと思われます。


(これを書きつつ果たして今年はタイ釣りに行くのか?と思案しております)