マルソータの道楽日記

東京湾・相模湾の沖釣りと釣り魚料理のブログです。今日も皆様の大漁をお祈りしています。

マルソウダ2品

2010年09月08日 | 料理

この時期のマダイ釣りにはつきもののマルソウダカツオ。
これをキープしないと土産なしのこともままあります。が、生食は食中毒を起こすという説もあり、火を通すと血あいの臭いがきつくて癖が強く、かといって血あいを取ると食べるところが少ないというなんとも厄介な魚です。
どうにか酒の魚にならないかとトライしてみました。

<写真>ソウダジャーキー2次試作

節取りしたソウダをできるだけうすく切り、醤油、酒、砂糖を混ぜたたれに1時間ほどつける。たれをよくきって粒コショウをまぶし、天日で水分が飛ぶまで干す。
これをサクラのチップで1時間ほどいぶして完成。


<中華鍋でいぶす。この上にアルミ箔をかぶせ、庭やベランダなどで1時間おくだけ>


まあまあ、うまいです。ちょっと血あいの酸味が出てしまいますが、ビールのつまみにはなるでしょう。ちなみに家族には好評で私は1枚しかたべられませんでした。

ソウダのもみじ揚げ
節取りしたソウダの身を1㎝ぐらいの幅に切り、めんつゆの素を酒で割っりおろしにんにくを加えたたれに1昼夜付ける。これに片栗粉を付け強めに揚げる。

<ソウダの揚げもの>


これはかなりいけます。血あいのこくがむしろいい方にはたらいて味わいぶかいから揚げです。酒の肴、ごはんのおかずに最適です。たれに長くつけるのと強めに揚げるのがポイントです。

ソウダしか釣れないとき、何尾かキープして肴にしてはいかがでしょうか。

もちろん、マダイもありがたくいただきました。

<刺身>

脂はどうかなと思いましたが、ほどよくのっていました。やはり絶品です。

<塩焼き>


<鯛茶漬け>


たいの中骨、カツオ節、昆布で取った出汁に生わさびとあおさを添えていただきました。
うまいです。