富貴蘭&セッコクby紀伊

富貴蘭・セッコク等に遊ばれています。

冬ごもり

2011年12月23日 | Weblog
今年も残すところ後わずか。

12月に入って、蘭の生長も止まり、忙しいせいもあって、投稿が途切れた。

一度書くのを止めると、なかなか面倒くさくなり、また話題もなくそのままになってしまった。

画像は、富貴蘭の棚に、不織布をべたがけに乗せた様子である。

昨年、今年とかなり富貴蘭を痛めたので、原因を自分なりに考えて見た結果、

冬場に棚下に結構打ち水をしていた結果、それが朝方温室の天井で結露して、水滴が富貴蘭の上に落ちて

朝方の冷え込みで凍ったのでは無いかと考えた。(打ち水をしていない頃は殆ど傷まなかった)

不織布を乗せたのは、保温が目的でなく、天井からの結露水をはじいてくれることを期待してだ。

当地は、暖かい土地柄ではあるが、それでも年に何回かは氷が張る事がある。

せっかく温室があるのに加温すれば事足りると思われるかもしれないが、一度加温すると途中で止められ

ないし、勤め人故、細かに温度の管理を出来ず、何かあったときに対応できない。

乗せた不織布は材質がポリプロピレンでものすごく軽く、富貴蘭が重さで傷むことは無いようだ。



一方、セッコクの方は、天井が半透明の小屋の中に押し込めて、風が当たらないようにしている。

この小屋は、1~2月頃は、温度が0℃~20℃を越える位に温度差が激しいが、それでも2月頃からは

新芽が動き出したり、植え替えをしていると既に根が動いているものがある。

セッコクの方がはるかに富貴蘭よりは丈夫なようだ。



法事

2011年12月04日 | 富貴蘭 虎斑
今日は、親戚の法事であった。

行った先は、我が家と同じ浄土真宗だが、お寺は違う。

行った先のお寺は、先日紅葉を撮りに行ったところで、

今日は跡継ぎの息子さんが見えられた。

彼は、40代半ば、非常に歯切れの良い物言いをする方であった。

浄土真宗の場合、お参りの最後に、お寺さんが説教をする。

今日の説教はナカナカ面白かったので紹介する。

お葬式のお悔やみの話であったが、お悔やみと言うのは、お葬式の時には

一度に物いりに成るため、参列する方々がお金を持ち寄って、一種の講みたいな

ものであった。

始まった頃は、お返しは参列された方々の家に不幸があったとき。

それがいつの間にか、万中陰の時にお返しをするようになった。

これは、贈答屋の戦略と言うものであった。

確かに、よく考えると、もらったものを返すだけの方が合理的だ。

万中陰の時の贈り物で徳をするのは贈答屋だけである。

たしかに、このあたりの贈答屋を見ても何れも儲かっている風に見える。


画像は、旭昇の一週間前の根。

さすがに今日見ると、止まりかけているが、いまだ動いていた。


奴凧

2011年12月04日 | 富貴蘭 花物
今年の冬場に痛めた奴凧。

親木の天葉、二枚目と震ってしまったのだが、

先日、復活しているにに気づいた。

今春から、三枚葉繰りした様子だが、さすがにいじけている。

来年以降、どのように復活していくのか、要観察だ。


奴凧の花

ぺー

2011年12月01日 | Weblog
今日から師走になった途端北風が吹き出し寒くなった。

昨年、一昨年と、冬場にあることをして、富貴蘭を痛めて落ち込んだ。

今シーズンは、何もしない、自然のままで冬越しさせようと考えている。

画像は、今年カリンが産んだ子猫の内の一匹、「ぺー」。

三女が名前を付けたのだが、他には、「あずき」「さくら」「きなこ」「ジャイアン」

「アズキ」と「ジャイアン」は既にもらわれて行ったのだが、まだ3匹売れ残っている。

どんな基準での命名かわわからないのだが、この子はあごひげがあり愛嬌がある。

先日、知人のところで、セッコクの小屋にネズミが入って、新芽とか花芽をかじられて困っているとの話があった。

我が家では、猫のおかげでネズミを見ることはないし、家の周りを這っていた、ヤモリもいつの間にかいなくなったと話、

猫を飼う事を進めたのだが、弊害もある旨伝えた。

子猫たちが、屋外で遊んでいるとき、はしゃぎすぎて時々富貴蘭、セッコクの棚の上を歩き回るのだ。

この、建国殿の葉にも穴が開いている、翠宝も同様な目にあった。

対策として、猫の躾スプレーを棚の入り口に噴いて、立ち入り禁止にしている。

それを聞いて、知人は猫を飼うのを断念したようだが、入りようの方がおられれば、四国内であれば休日に配達出来ると

思っているので、ご一報下さい。




灘黄龍

2011年12月01日 | Weblog
先週の日曜日に四国富貴蘭会の交換会が琴平であった。

人数は少なかったが、遠くは静岡や大阪からもお見えになった方がいた。

一時の頃に比べると人数は減っているが、それでも、交換会に入るとそれなりに盛り上がる。

9本立ちの金牡丹の時には、みんなで手を打つ所まで競り上がった。

私は事情があり、荷物無し、金無しで指をくわえて見ていたが、こういった会でないとお会いできない、

こまめさんとおしゃべりしながら楽しい一時を過ごさせていただいた。

途中、ブログ仲間の山猫さんも奥様同伴で見えられ、久しぶりにご挨拶させて頂いた。

それにしても、奥様が同行して頂ける山猫さんがうらやましい。

この会は、年2~3回開催され、都度展示会も行っていたが、今回は有志による展示のみであったので数は少なかった。

しかし、来年度の登録品となった、信玄大観が展示されていた。