うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

あや、犬と交信

2024年06月10日 | あやの事

ついに、あやが・・・・

 

おはようございます。

川から拾い上げた時から、あやはとにかく元気な猫だった。

獣医からも、

「おかっぱさん、この子、ノミすら着いて無いよ!」

と驚かれたが、

うんまあ、それは川ですっかり洗われたのでしょう。

 

あれから12年、

ワクチン以外で病院のお世話になったことは無かったが、

ついに、あやさんの体に異変が現れた。

『鼻づまり』だ。

症状としては、軽症の部類だけれど、

こんなことでもないと病院へも行かないから、行って来た。

たれ蔵を診てくれた、ドSサイコパス先生の病院だ。

相変わらず、冷静を通り越して冷ややかだ。

口調はソフトなのだけれど、目が笑ってない。

時々、私の心を翻弄するような発言をする。

 

「うん、猫風邪っぽいよね。」

そう聞いて、私がホッとしたのに気づいてか、

「でもね、鼻腔にできる怖い癌もあるからね~。」

と、その時だけ目が光る。

「そっそっそっそうですよね。」

と私が狼狽えると、サイコパス先生は微かに笑みを浮かべ、

「猫の鼻腔は細いからね。組織を取るにも、ちょっと大変なんだよね~。」

と、充実感に満ちた顔をする。

「ひゃっ」

と思わず小さく悲鳴を上げると、

「顔がね、ここらへんが腫れて来ると、外から針を刺して取れるから、

そうなると簡単なんだけどね。」

と追い打ちを掛けてくる。

私が口を開けたまま絶句したところで、サイコパス先生は、

「とりあえず、猫風邪のお薬を1週間飲みましょうね。」

と、幼子に諭すように告げた。

 

脅しておいて、上から目線で仏の顔をする!

 

私、こういう男、好き!!

 

という訳で、詳細な血液検査を外部に出し、

その結果を待ちつつ、お薬を飲むこととなった。

ちなみに、サイコパス先生は見立てと腕は、良い方だと思います。

「まあ、猫風邪だと思うけど健康診断もかねて血液検査ね」だそうだ。

 

当のあやさんは、待合時間、

大きな声で鳴いていたものだから、

バックヤードでトリミングしていた大型犬を刺激したようで、

あや「わおーん」と、大型犬「わおーん」が交信していた。

あのワンちゃんは、多分あやのことを、犬だと思っている・・・。

 

診察に関しては、あやは大変よい子なのだ。

ド転婆だけど、おたまをぶっ飛ばしたりするけど、

あやは、人間を攻撃する、威嚇をする、という行為はしない。

 

そんな、あやさんの初めてのお薬だ。

さて、この粉薬、飲めるかな?

舐めてみたけど、けっこう苦いぞ。

と思いきや、

チュールに混ぜて、すんなり完食。

偉いぞ、あや!

あや「あのね、腹減ってりゃ、味噌もくそも一緒!」

まるで、うんこの発言だな。

 

そんな中、おたまは心配していた。

帰って来るなり、駆け寄ってきたもんな。

あれ以来、あやは鼻づまりが改善している反面、

おたまは、まだまだ心配なようで、

あやにスリスリしては「お前しつこい!」と怒られている。

お薬飲んだ、ご褒美ね。

 

なぜか、おたまにもな。

あやさん、まだまだ貴女は元気でいてくれんと、困っちゃうのよ。