11月も、後わずか。
わし、なんだか、イマイチな月だったのだ。
おはようございます。
季節のせいか、更年期のせいか、
気持ちも、いつもモヤモヤしていて、体調もイマイチだ。
11月初旬に引いた風邪も、さすがに治ってると思いたいが、
いまだに、咳が出る。
食欲も湧かないし、さぞや痩せてるだろうなぁと思い、
久しぶりに体重を測り、天を仰いだ。
1キロ増えてるじゃん!
ねえ、増えてるじゃん!
この季節、そういう人も多いのかもしれない。
気温や日照時間の変化も心身に影響を及ぼすんだろうね。
こんな私にも、デリケートな部分があるのかもしれないね。
ということで、私は、
下着に対してもデリケートな面を持っている。
いわゆるパンティーは履かない。
あの、腰の辺りで辛うじて引っ掛かる、
小さなパンティーなるものを私は、履くことが出来ない。
履こうものなら、腹の上まで上げようと
無下に引っ張り過ぎて、破いてしまう。
私はデカパンツ派なのだ。
できれば、履き倒して、若干、生地が死にかけてるパンツが履きたい。
そして、もちろん、勝負下着は新品のデカパンツだ。
「今日は気合入れたい」そんな日は、新品のデカパンツを下す。
やる気がなければ、新品のパンツは履けない。
まだ馴染まないパンツを、まるで暴れ馬を飼いならすように、
攻めの姿勢で履き馴らしてやる!という意味の勝負下着だ。
そんな私には、この半生で忘れられないパンツの思い出がある。
あの履き心地が、忘れられないのだ。
17歳の頃だろうか。
自分のタンスの中を見たら、パンツが1枚もない。
新品のデカパンツは一応ストックしてあったが、まだ下ろす気にはなれない。
心の準備が出来ていない。
そこで私は、こっそり母さんのタンスの中を物色した。
「しめしめ。この紫ともピンクともベージュとも言い難いパンツ、履いてやろ」
母は、今も当時も、ふくよかが故、下着のサイズはLLだ。
LLの、履き古した、デカパンツ。
紫なのかピンクなのか、もはやベージュと言った方がいいような、
そんな履き古した、母のデカパンツを履いた、あの時の驚きは、
今も鮮やかに蘇ってくる。
「馴染む・・・すげー馴染む」
それ以来私は、母には黙って母のパンツを共有していた。
嫁入りの時にも、もちろん数枚くすねて持って行ったものだ。
そんな思い出を、私は長い年月、心の片隅にしまっていた。
ところがだ。
先日、実家へ行くと、母は
「そろそろ、古いパンツを捨てたいが、燃えるゴミに出すのもなあ」
と悩んでいた。
さすが、昭和初期の女性は、恥じらいが残っているんだな。
そんな事に感心すると同時に、私は、はっと思った。
チャーンス!
チャンスやないかーーーい!
そこで、私は勇気を出して言ってみた。
「母さん?そのパンツ達、わしにくれ!くれ!おくれよ~!」
あの時の、母の戸惑った顔ったら無かったが、
怪訝な顔で、しかし捨てる予定ではなかったパンツも加えて、
8枚ものパンツを手渡してくれた。
最近、どうもイマイチな私には、何よりものギフトとなった。
さて、我が家では、ガスファンヒーターが大人気だ。
大人気過ぎて、若干、空気が凍っている。
ベストポジションのうんこさん
うんこ「独り占めサイコー!」
場所どりに負けた、うんこさん
うんこ「退いて欲しい退いて欲しい退いて欲しい・・・」
この顔である。
退かない、よねさん
うんこに向かって振り返って
この顔なのである。
暖かな部屋が、凍っております!