今、最高潮に苦しい。
そう記した数時間後、
あれは、最高潮ではなかったと知った。
おはようございます。
チャー坊の初診では、血液検査はせず応急処置だけしてもらった。
保護直後だったし、このまま死んでしまうかもと思わせる状態だったから。
私は、最期に怖い思いはさせてくなかった。
しかし一週間、ヨレヨレながら頑張ってくれたから、
ようやく、血液検査をした。
「ああ、苦しい」と書いた数時間後だ。
そして、チャー坊がダブルキャリアであることが判明した。
猫白血病ウィルスと猫エイズウィルス、どちらにも感染していたのだ。
「あっ、ここからが最高潮だったか?!」と思った。
チャー坊に関しては、他に分かったことがある。
実は以前から、チャー坊のことを調べていたのだ。
見た目デーハーな、しかも人馴れした地域猫を誰も知らない訳ない。
私は、チャー坊を保護する前から、それが気になっていた。
・迷子かも?
・そうでなくとも、可愛がっていた人がいるのでは?
という事と同時に、
・一旦、実家に保護して里親募集してやれないだろうか?
という思惑もあった。
そして、何より、「そもそも、チャー坊って、お歳はおいくつ?」
とにかく、今後を考えると、チャー坊の情報が少しでも欲しかった。
そして、めっけた。
チャー坊をTNRして下さった、ボランティア団体さんだ。
去年の春頃から弊社に来るまでの期間、ご飯を貰っていた場所と、
その年に、去勢もしてもらったということ。
そして、体の障害は、おそらく事故に遭ったせいだろうということだ。
私は、チャー坊の斜頸は、耳ダニのせいで前庭神経をやられたと考えていたが、
時系列を追うと、耳ダニに侵される前から、首は傾いていたということになる。
今週の金曜日、TNRに直接関わってくださった人にお会いできるから、
もう少し分かるかもしれない。
何が分かった所で、チャー坊は治らない。
斜頸も、片目も取り戻すことはできない。
脳にも、それとなく障害(後遺症)もあるし、トラウマも激しい。
ダブルキャリアで、既に体調を崩している、おそらく老猫に
これ以上の環境の変化(里親募集)は、リスクが高すぎる。
そんな昨夜、チャー坊はついに父さんを引っ搔いてしまった。
私はとっくに、毎日引っ掻かれ、時に本気咬みされているが、
父さんは、動物は好きだが短気で短絡的だから、
想定しない場面で引っ掻かれて、めちゃくちゃ怒って瞬間的に怒鳴った。
チャー坊は、「ここで、なぜ?」という間合いで攻撃してしまう。
小さな頃から飼われてきた猫とは、やはり違う。
ボーっとした雰囲気に反し、手も口もよく出る。
外での暮らしが長かった訳だから、それは仕方のないことだ。
そこを、父さんがどこまで受け入れられるか?
そう考えると、途方に暮れる。
さあ、難しいぞ。
チャー坊の闘病と家猫修行の両立、母さんの介護、父さんのサポート。
さあ、これは難問だ。
諦めないけどね、どれも!
さあ、笑っていこうぜ、チャー坊。
チャー「これは、なんだろ?」
よくテレビ観てるよね。
今後は、チャー坊の通院の頻度も高いため、
皆様のブログは読み逃げになってしまうと思います。
コメント欄も開けておりますが、しばらくはお返事は出来ないかもしれません。
大変、申し訳ありません。