月のない夜、
月がない夜のせいで、
山道で迷いに迷った。
おはようございます。
昨夜は、もはや毎年恒例とも言うべき、
源氏蛍に会いに、出かけてきた。
時期的には少し早いのだけれど、なにせ昨夜は新月だから。
蛍は真っ暗な夜が好きなのだ。
ところが、迷ったな~。
山道だから、そんなに脇道が多きわけでもないのに、
迷ったな~怖かったな~。
行く前には、
「万が一、蛍に会えなかったら、乙女達のやってる、
新月の願い事しちゃおうかしらん?」
とか言っていた。
新月のお願い事とは、願いを紙に書いてしまっておくという、
ロマンティックなおまじない的なものだ。
乙女たちは、きっと、『片思いが叶いますように』とか、
『夢に向かって頑張れますように』とか、
そういう素敵な願いを新月に誓うのだろう。
その点、私は、道に迷いながら、知らず知らずのうちに、
「お家に帰れますように~お願い~無事に帰れますように~。
怖いよ~怖いよ~、神様仏様、ご先祖様~」
と叫んでたよね。
そんな訳で、めでたく新月の願い事は叶いました。
そして、蛍とも会えた。
数はそんなに多くなかったけれど、綺麗だった。
さて、そんな我が家の素敵な白族は?
おい、おたまよ。
なんという、しょっぺー顔してんだい?
おたま「あの白いチビ、邪魔だ」
お前も白いぞ!
のん太「こいちゅめ、チロくて邪魔ら」
君も白いぞ!
さあ、せっかくだから記念写真をば。
「ほら、いいお顔して、こっち見て~」
ああ、こんな、イケてない真っ暗な記念写真があるだろうか?!
※これは室内ですが、ほぼ外です。
白族が登っているのは、ベランダに置いてあった倉庫、
背景は、無造作に干された洗濯物たち。