うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

ブラシの乱

2016年05月30日 | 日記

このブログで、度々登場する

私にばっかりスルメを固く禁ずる歯科医さんですが、

土曜日、またお会いしてきたんです。

古い銀の被せを、新しくしてきたのですが、

口を開けている私に、

歯科医は、いつにも増して注意喚起が熱いんです。

「あのね、おかっぱさん。この前の患者さんがねぇ。

スルメの衝撃にやられて、もう大変な事になったからね。

気を付けてよ、ほんと。」

 

スルメの?

衝撃?

その人、誰?

 

おはようございます。

その恐怖話の影響なのか、今朝は悪夢で目が覚めた。

山に居たオオカミを、

すごい軽い気持ちで8匹、家に連れ帰り、

咬まれそうになりながらも、

我が家のおじさんに逆ギレしたりして、

波乱万丈に生きる、そんな夢だった。

 

だが、しかし、これは現実に起きている。

おい、おたま!

毛を梳くぞ!!

その、青いのを脱ぎたまえ!

 

 

 おたま「がるるる」

 

 

ほい、隙あり~

 

 

おたま「まけないぞ~」

 

 

ほい、また隙あり~

 

 

隙あり

 

 

隙あり

 

 

隙だらけ~

勝ったなり~~

 

 

おたま「かったなり~」

そろそろ、不毛な戦いをやめないか?

普通に、やろうではないか!

 

 


おかっぱ、昔を思ふの巻

2016年05月28日 | 日記

先日、実家に立ち寄ると、

両親が、古いアルバムを整理していた。

母は、そこに収まる、若く美しい自分に見惚れていて、

父は、ずれている写真を整える作業をしていた。

 

おはようございます。

母は、気に入った自分の写真を見せながら、

「お前のアルバムもあるぞ」と言う。

いいです。

見んでいいです。

封印したいです。

というか、お焚き上げしたいです。

 

そう思いながら、アルバムに手を伸ばさぬ私に、

「お前の写真、食ってばっかりやぞ。ひゃっひゃっひゃ」

母さんはそう言って、追い打ちを掛けてくるもんだから、

開いちゃった、パンドラの箱を・・・・

 

たとえば

忘れてしまいたい記憶があるとするならば・・・

長い時の中で、

その記憶は幾度も甦り、

苦しむこともあるだろう。

悔いることもあるだろう。

さらに、傷つくこともあるだろう。

けれど・・・

その記憶は幾度も甦り、

深い知恵を得るのかもしれない。

しなやかな強さを身に付けるのかもしれない。

溶けゆくような許しを知るのかもしれない。

 

「手だよね、やっぱ」

まだ、闇雲に手掴みだった、こいつは・・・

 

「棒が付いてるよ」

棒を握り締めて、取られまいと眼を光らせる、こいつは・・・

 

「2本になった」

ついに、知恵を身に付けた、こいつったら・・・

 

「じゃんじゃん 持ってこーい」

無敵の強さを身に付けて、調子に乗った、こいつだけど・・・

 

許してあげて~~!!

 

そんな中、母さんが

「おい、この写真は唯一、ちょっと可愛いやないかぁ?」

と言ってくれたが

母さん?

これはねぇ、究極の厚化粧のおかげだよ。

 

そうして・・・

どんな記憶も、忘れる必要など無いのだと

思うようになるのかもしれない。

 

「小さな、うめ」

うめさんとの記憶には、

忘れたいと思うような記憶は、ひとつも無い。

今更、そう気付いたのでした。

 

うんこ:「これ見て。母さん、けっこうお腹出てるでしょ。」

お焚き上げ~

これこそ、お焚き上げ~~!!

 


水との、ご縁

2016年05月26日 | 日記

こちら地方、

今日は雨の予報ですが、

イチかバチか、

洗濯物を外に干してみようと思うのです。

 

おはようございます。

私は、43年間で様々な髪型を試みているのだが、

気付くと、なぜか、おかっぱに戻っている。

そんな私を産んだ母さんは、

子供の頃、「かっぱのカズちゃん」と呼ばれるほど

泳ぎが得意だったそうで、

かっぱのカズちゃんは、もちろんキュウリが大好きだ。

そして私は、手足が、特に足が、

ちょっと、カエルっぽかったりして、

水との縁を感じながら生きている。

 

ここぞという時は、だいたい雨天。

小5のキャンプも大雨で、

6・3・3で12年の修学旅行3回のうち、

2回が雨天。

滅多に行かない旅行も、行けば雨天。

引っ越しだって毎回恒例の、雨天。

 

だから、洗濯をしようと思う日も、

もちろん、大体、雨天なのだ。もうへっちゃらだ。

 

そんな、我が家のあやさんも、

川から拾ってきたのだった。

ベランダから見下ろす、この川の淵で、

流れる水から、顔だけ出して必死にしがみ付いていた。

 

ド根性、あやさん。

あや:「おばちゃん そとで なに してんの?」

洗濯を干すのだよ。

 

 

あや:「おばちゃーん おばちゃーん」

なんだい?

 

 

あや:「おばちゃーん おばちゃんってばー」

なにごとだい?

 

 

あや:「おばちゃーん あたし あやだよーーー」

知ってるよぅ、声が大きいよぅ。

 

 

あや:「おばちゃーーーーん あそぼーーーー」

君は、根気もあるのだね。

 

そんなド根性で根気のある、あやさんは、元気もいいから

撮影したって、

こんなのばっかり。

で、水に縁を感じる私はというと・・・

カナズチなのであります。

 


ホットカーラーの威力

2016年05月24日 | 日記

昨日、排水溝が詰まりまして、

開通させるべく、汗だくで必死に頑張る、

我が家のおじさんの後ろで、

ついうっかり、鼻をほじってボーっとしているのを、

おじさんに見つかってしまいました。

 

おはようございます。

年々、緊張感を失ってきたなぁと思っていた矢先、

私は、掛かってきた1本の電話により、震えるほど緊張した。

 

 「おかっぱちゃん、元気に頑張っていますか?

久し振りに、一緒にご飯でも行きませんか?」

 

その声の主とは、

離婚後、独りでコンクリートジャングルで彷徨っていた私を、

当時バイトとして雇ってくれた社長であり、

いわば、恩人なのだ。

年中多忙にも関わらず、

いつも上質なスーツをパシッと着こなし、

立ち振る舞いは、どこまでも紳士な恩人。

 

その恩人と、久しぶりに都会で再会する事となった私は、

ものすごく焦ったんだ。

恩人に恥をかかせてはいかん。

精一杯、身なりを整えなければと思うと、

身が引き締まった。

なのに私は、約束の当日までなんの準備もしていなかった。

いつにも増して、ぼーっとしていた。

 

そうこうして、ついに当日。

ノープランの私は、

咄嗟にホットカーラーを髪に巻いた。

10年以上前に、薬局のポイントで貰ったホットカーラーセットを

多分、初めて使ってみたんだ。

 

頭に沢山のカーラーを付けた私は、

服を入念に選び、必要以上に化粧を施した。

その頃には、もうとっくにタイムリミットを迎えていた。

 

焦って、カーラーをむしり取り、

最終チェックとして鏡を見た。

一瞬にして、すべてが無となった・・・

 

マジか!

 

 

ウソだろ?

 

とにかく、焦って、なんとかしようと思っても、

 

こうなるし、

遅刻なんてできんし、

急いで3枚撮影して、家を飛び出したんだ。

 

お洒落で紳士な恩人は、正直な人でもあった。

再会し、恩人は開口一番こう言った。

「おかっぱちゃん・・・なんか・・・すごいね。」

 

すごいでしょ?ねっすごいでしょ?

だから、もう放っておいてください。

そう心の中で叫ぶ私を、

恩人は、とっても洒落たお店へと

連れて行ってくれたのでした。

 

 

きくさん、おばちゃん疲れたよ。

もう立ち直れないよ。

きく:「はぁ~い カーラー・メス豚さん!」

せめて、こんな私を慰めておくれよ、きくさん。

 

きく:「あれは ないわぁ。ひっひっひっひ」

笑うな~~!!

そんな私も、今年になり、今のところ一番笑えたのは、

「おかっぱ、ホットカーラー大失敗の巻」である。

 


白黒の世界

2016年05月22日 | 日記

最近、母さんは実家のベランダチェックに余念がありません。

スズメに巣を作られやしないか、不安なのです。

 

おはようございます。

「巣ぐらい、作らせてやりなよ」と言っているのだが、

以前、ベランダで巣を作ったスズメの雛を目当てに、

誤って室内に迷い込んだヘビの恐怖がトラウマらしい。

そんな訳で、母さんは毎日、

ベランダに、やってくるスズメに可愛い子ネコの置き物をかざして、

「うちは、恐ろしいネコがおるんやから辞めておけ」

と説得をしている。

 

母さん、本気かい?

それでも、巣を作られたら、

その時は、温かく見守ってやろうね、母さん!

 

そうです、私は鳥も大好きなのです。

野鳥図鑑は愛読書。

様々な野鳥の声をCDで学んだりもする訳です。

このCDで、47種類の野鳥の声を聴く事ができる。

音もクリアで、余分なアナウンスは一切なく、

まるで森の中に居るような気持になれます。おすすめです!

 

このCDには、その声の主である47種類の野鳥の解説も書かれております。

白黒ではあるが、丁寧なイラスト付き。

ところが・・・・

ところがですよ・・・・

18番のキジバトだけ

キジバトだけが、

塗り絵?

さぁ、貴女も模様を塗ってみようという企画?

本気かい?

 

そんな我が家の、塗り絵には打ってつけの

白黒2匹が、

なすり合いをしておる訳です。

 

おじさんの靴の中にヘアボール吐いたやろ?

色からして、君たちのどっちかだぞ!

あや、よね:「じーーー」

 

どっちなんだ?

あや:「こっち」

 

 

あや:「よねばーちゃんの だもんね」

 

 

よね:「あたしじゃ ない」

 

 

両者:「じーーー」

 

 

よね:「まったく あたしじゃ ないよ」

いや、君だよ、見てたもん!

塗り絵のポイントは、よねの鼻くそ黒子です!!