気 楽 荘

趣味の事やら、日々の事、
思いつくままお気楽に。

複製フード

2012年12月29日 | 「 かめら 」
以前、80mmMACRO F4用のフードを
ジャンクフードから製作したが、
寸たらずのような気がしたので、
長さを延長できそうなジャンクフードを探していた。
なかなかちょうどいい物が見つからず・・・。
やっとこ見つけたのだが、
なんか、延長用にぶちぎるのが惜しい・・。

そういえば、型どり用のシリコンゴムが
2/3ぐらい残っていたのを思い出した。
「複製かぁ」で、何で複製するか?
昔のように「プラキャスト」や「ハイキャスト」と
いった、ウレタン樹脂だと、フードのような
薄物は割れるしなぁ・・・。
FRP用のポリエステル樹脂でもいいが、
以前、硬化不良になってしまったので、
気が進まない。
で、型どりの準備をしつつ、なにかないかと
東急ハンズに行ったりしていた。
そんな時、100円ショップでこんなものを見つけた。

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コニシボンドのクイック5は以前から仕事でも使うことが
あったので、どういうものかはよく知っている。
裏の説明を読んでも、何とかいけそうな気がする。

で、型どりした。

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(青マジックはダボの方向を表示)

ファーストトライ。

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多少、大きな気泡が入ったりしているが、外側から
気泡部に穴を開けて、樹脂を充填すればいいだろう。

このまま使っても良いが、エポキシ樹脂は弾性がなく、
衝撃やねじれでパキリと割れてしまう事が予想されるので
目の粗い布を押し込むことにした。

セカンドトライ。

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よしよし。

ここで、ふと思った。
最初に作ったフードは寸足らずだが、大きさ(径)は
ちょうどいい。

前の物も型どりして、複製を合体させて・・・。

型どりして複製した。

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最初の複製品をカット

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(右は残り)

複製品

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左側の複製に切り取ったパーツを接着し、
ペーパーがけをし、前回同様、
レンズ装着部の加工を行った。

ただ、前回と違うのは、エポキシに弾性がないことから
1mmのエンドミルで開けた開口部に
靴底修理用のゴム充填剤を充填した。
これなら、接着力もあるし、弾性も期待できるはずだ。

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ラッカースプレーのつや消しブラックを
ピースコン(ハンドピース)にとり、
反射を抑えられるよう、ザラザラになるよう、
吹き付けた。

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反射の程度を比べてみた。

オリジナル

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複製

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これで、フードが2つ出来た。

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レンズ取り付け部の大きさが違うのと、小さい方の
フードの外側の角度が2段になっているのに
気づいてもらえるだろうか?

レンズに装着してみた

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