気 楽 荘

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相棒 劇場版III 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ

2014年05月06日 | 「 えいが 」
TVドラマの劇場版にありがちな
「TVのスペシャルでええのに」といった
感じがなく、映画として十分楽しめます。
キャスティングが絶妙で、
特に伊原剛志がいい味を出していた。
これだけでも、劇場版と言うに不足なし。
舞台の絶海の孤島というのも
十分なロケーションだし、
嵐のシーンの雨など、
散水とは思えないので雨待ちとか
したんだろうか?

ラストでの室司(伊原)と杉下(水谷)のやり取りで
個人的には室司のいう
「やられたままでいいのか・・・
この国は病に冒されている。
平和ボケという病に・・・」というのも
分かる気がするし、杉下の
「あなたも・・国防という流行り病に・・・」
というのも「なるほど」と思う。
ただ、室司が言うように
反撃の手段を持つことが
正当な事だとしても、
猜疑心にまみれ、過剰に反応する
彼にそれを預けたいとは思わない。

さらに、核攻撃を受け、
反撃として生物兵器を使った時、
それが、相手国内だけで収まるとは思えない。
その被害が広がり自国ににまで
広がる事を覚悟しなければならないだろう。
そのとき、核の先制攻撃により
パニックが起きた国内で、
ワクチンなどをきちんと
配布できるか疑問だ。
一部の人間がその恩恵をうけ、
受けられない人間を
「仕方ない」と切り捨てる。
そんな対応をしそうな彼を
信用は出来ないからだ。

まぁ、映画の中の話にそこまで
マジに考える事もないのだろうが・・・。

ただ、最近の世相には気がかりを
感じているのは偽りのない
気持ちではある。

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