キャリー

オリジナルをＴＶで見たのはかなり昔のこと。
そのため、細かい展開は忘れてしまっている。
印象に残っているのはやはり、阿鼻叫喚のパーティと
ラストの胆をつぶしそうになったあのシーン。

今回は主演に今が旬のクロエ・Ｇ・モレッツということで
かなり期待していた。
しかし、忘れているとはいえ、結末もおおよその展開も
分かっているので、最初見た時のあのドキドキ感は・・・。
それでも、前半のオドオドした表情が
カワイクないキャリーが、
パーティの雰囲気になじみ始めて見せた
幸福そうな顔を見たら、流石に旬の女優だねと・・・・。
それが、ブタの血を浴びた彼女が
体を傾げて迫ってくるのを見ると
ドキッとしなければいけないのだろうが、
それほどでもない。
何故だろう？
・・・・・そうか、目がイッテないんだな。
そんな風に感じた。
細かい部分を忘れかけてしまった映画と
見たばかりの映画を比べてどうこうと言うのは
良くないが、オリジナルのキャリーの方が怖かったかも・・・。

「オリジナルに自分の能力を超能力なんだと
理解するようなシーンはあったっけなぁ？」

なにしろ、この程度の記憶の映画と比べようと
するんだから、リメイク版の分が悪くなるのは
仕方ないかな。
でも、ラストの・・・・・・はどうなのかな？