気 楽 荘

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エルネスト

2017年10月17日 | 「 えいが 」

オダギリ・ジョー以外すべて(日本のシーンはのぞいて)
外国人俳優ばかりなのになぜか邦画っぽく感じたのは
制作のほとんどが日本人だからなのだろうか。

かの地の言葉(イントネーションも含めて)を
数ヶ月かけてものにして挑んだだけあって
きちんと日系二世のフレディ・前村・ウルタードが
革命すぐのキューバの地に描き出されていた。
あらすじを書こうかとおもったが、
書き出したら、リオグランデ川*を
渡るところまで書いてしまいそうなので止めておく。

キューバ革命、ボリビアの軍事政権に対するゲリラ活動に
その身をささげたチェ・ゲバラの影に隠れて?こんな
人物がいたとはまったく知らなかった。
もちろん、ゲリラ戦に参加した名もない戦士達を
丁寧に掘り下げていけば、フレディ・前村のような
話はいくつもあったと思う。
それでも、日本人として
彼のような生き方に共感してしまうというのは
もっともなことなのかもしれない。
淡々と語られる物語を物足りないと感じるかもしれないが
自分はこういう映画は嫌いではない。
ただ、海外の評価が気になるんだが・・・。

*「リオ・グランデ」はスペイン語・ポルトガル語で大きな河ということらしい。
リオグランデ川はアメリカの川みたいだ。
リオグランデ川と字幕でみたような気がしたが勘違いかもしれない。
気になったので帰って来てネットで調べてみたら上記のような結果になる。
あと、チェ・ゲバラがらみで検索してみたら「チェ・ルート」というのを見つけた。
これはボリビア?でのゲバラ率いるゲリラが移動したルート図だが、
そこにRio Grandeなる川をまたいで点々とする矢印があったので
あながち、見間違いというわけでもなさそうだ。(川は余計だったが)

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