観る前からある程度予想はしていた。
だから、ドクターがそれほどひどい扱いを受けなかったことは
少々意外な気がしたが、ホワイトハウスで
演奏?するぐらいだからかもしれない。
でも、そんな中でもやはり言いがかりをつけられて
ボコられるとかトイレを白人と同じように使わせてもらえないとか
あるんだよねぇ。
まぁ、時代がロバート・ケネディが司法長官だった頃だし・・・。
でも、この映画の観どころはやはりトニーを演じた
ヴィゴ・モーテンセンだと思う。
演じているという事さえ忘れさせられるぐらい
なりきっていたというかトニー、その人がそこにいるのでは
感じるほどでした。
で、個人的にはラストでのドロレスの台詞、
昔、日本昔ばなしとかで「・・・とさ、(めでたしめでたし)」みたいな
締めのお約束があったが、
それに匹敵するぐらい
観終わった後の幸福感をなでなでしてくれるいい台詞に感じた。
とにかく、自分的にはここが一番気に入ったところでした。