アメリカをはめた男のサブタイトルがついているが
それはどうだろう?
アメリカの闇の仕事をしつつ、
その隙間(隙間というには大掛かりだが)で
大もうけした男といった感じがしないでもない。
さらに、CIAエージェントのいい加減さ、
ヘッドハントした民間人に役目を丸投げして
その先のこと(密輸させた銃の行き先や供給先の人間の資質)は
どうでもいいといった人間が
裏の仕事を画策している実態に唖然とする。
だからだろうか、表に出てきた
アメリカが画策したろう事件や内戦、戦争に
ろくなものがないのも当然なのかもしれない。
だから、ラストでこの事件の証拠を
押さえたはずなのに、こうして
実話を基にした映画などが製作されている。
バリー・シールをネタにCIAの一部無能な人間が
アメリカの行く末をヤバイものにしていると
警告しているのかと感じた映画でした。