気 楽 荘

趣味の事やら、日々の事、
思いつくままお気楽に。

メイズ・ランナー

2015年06月02日 | 「 えいが 」
「ハンガー・ゲ-ム」「ダイバージェント」そして
「メイズ・ランナー」とSF3部作大流行なんだが、
あまりに公開時期があくと、前作の細かいところを
忘れてしまうので考えものだ。
内容も同じ系列とくくられてしまいそうな
危うさももっていて、そこらも
お客に「またか」と思われるかもしれないという・・・。
で、「メイズ・ランナー」なんだが、
自分的にはこの三作の中では一番気に入った。
話的にはどこかで観たような展開なんだが、
「彼ら」の正体が判然としない大きな謎というのがいい。
もちろん、迷路からの脱出という
命題をクリアーした時点で、それらしい
正体を明かされるのだが、次のサバイバルに
放り込まれるにあたり、
新たな謎が加わって、
「彼ら」が敵なのか味方なのか分からなくなる。
それでも、子供達は生き残りをかけて奮闘するようだ。

月に1人送り込まれるにしては
3年だと36人だろ、それにしたら
数が多くないかという引っかかるところもあるが
それぞれが、中々のキャラクターで
よかったし、生き残った
子供が「予想より多い」といっていたが、
ここが、「彼ら」の計画に
齟齬を起こさせるんだろうなぁと
期待させてくれそうで、楽しみだ。

「映画の最後に予告編があります」の
アナウンスがあったので
最後まで席を立てなかったが、
次回作を期待させる、いい予告編が見れて満足。
更に「近日公開」の文字に
「よし」と・・・・。
で、近日って何時なんだろう?

イニシエーション・ラブ

2015年06月02日 | 「 えいが 」
「キミのために痩せるよ」と言った後の
鈴木の替わりように違和感を持った観客は
自分だけではないはずだ。
しかも、東京と静岡の遠距離恋愛に疲弊した
鈴木のキレ様に「あの優しい鈴木はどうしたんだ?
東京の絵の具に染まっちゃったのかい?」とも・・・。

映画の紹介ブログで
原作が最後の2行で変わってしまうという
映画化不可能なつくりになっていて
うんぬんとあったので、
昨日、ジュンク堂で最後の2行の正体を
確認したが、「えっこれで何が」と・・・。
予告編で「あなたは絶対2回みる」という殺し文句
の通りにならないようするためだったが、
よくわからなかった。
(ひょっとしたら2頁だったのか?)
しかも、映画はラスト5分で更にひねりが効くという。

でも、ご安心。2回観ないでも済むつくりになっていますから。

「イニシエーション」というタイトルの
胡散臭い響きに惑わされなければ、
結構早い段階でネタに気づくことが出来るでしょう。
でも、気づかず(探らず)最後の5分で
「そうだったのかぁ」となる方が楽しめますよ。

けっこう、思い出すと赤面しそうな
80年代の風俗がムズムズする映画でした。