テスト 改造ティルト・シフトレンズ

COSINAの改造ティルト・シフトレンズが
完成後、すぐにテスト撮影を行った。
結果はというと、シフトの効果は
ちゃんと確認できたが、ティルトに関しては
「んー、どうかな？」といった感じ。
それ以上に、いろいろと考えさせられる
結果になってしまった。
改造するという行動に駆り立てられた
そもそもの原因と改造に至る根拠となった
ＡＰＳ-Ｃサイズ。
35mmフルサイズ用ならＡＰＳ-Ｃサイズだったら、
イメージサークルに余裕ができるはず。
と、思ってのことだったが、
35mmフルサイズ用で超広角になる19mmは
やはり、周辺部の画質はかなりキツイようで、
その周辺部まで使用する
シフト後の画面周辺部はヘロヘロ。
出来上がった画像も効果（シフトした）を知らなければ
「キツイなぁ」と感じてしまうかもしれない。
各メーカーが出す、ＴＳ（ＰＣ）レンズが高価なのも
納得せざるを得ないのかもしれない。
そうゆう優しさをもってテスト結果を見て頂きたいと
お願いします。

シフトから







つづいて、ティルト





前回のタムロン用と比較しようと、
シフトに関しては同じ場所を選んで
撮影してみました。
画角はすべて19mmで絞りはｆ８
ティルトは19ｍｍと35ｍｍ
絞りは開放で・・・。

あと、ノーマル撮影の時に感じたのですが、
専用フードはＡＰＳ-Ｃサイズで使うのなら
もう一回り、小さいものを用意した方が
良いようです。
これは、また、宿題だな。