暴走九曜さんリキッドタイプ。

戻ってまいりました。合宿前描き溜め分をjoHTBでアップしてもらってましたが。
ネタ出しのケースメソッド。
このネタは、東海村臨界事故の時、鹿島に住んでる先輩が、
「放射能は放射性物質が放射線を出す現象や性質の事なんだよ。」
「放射線は出るけど、放射能は出ないから、間違いに気をつけろ。」
と、注意を促して下さったのを下敷きにしております。
いつか使おうと思ってましたが、ハルヒで、佐々木団で使う機会にめぐり合えて幸せです。
佐々木さんなら言いそうだと思いましたし。
映像面では「九曜が何か出す」というのがやってみたかったです。そのとき佐々木さん少しも慌てず！という講談ばりの展開?
描いていて、当初の想定に無かったのは「液を見て目を輝かせる佐々木さん」の描写です。なんというか、好奇心旺盛な少女とマッドな思春期の危険愛好との混在。
描いてみて、描いた方が良かったと思いました。
ネタ練りレベルでは気づかず、作画レベルで気づく事も多いです。ネタが出た、ネーム決まった、コンテ描いた、という段階ではまだまだです。私の知人で、商業持込にネーム段階で行ってた人がいるのですが、彼にとってキャラの表情など何も表していないのでしょう。
彼は歴史漫画を描いていますが、画面上になにがどう現れてくるのが歴史なんですか。…すみません暗い話になったのでやめときます。
こういうネタで気をつける点は、自分との戦いですね。なんといいますか、自分の無知を気づかされると不愉快なので
「そんな難しいことは漫画にはいらない」
と言い立てるのが人生だと思いますが、時にはそういう素直な自分に背を向けて、
敢えてひねくれて変わったことをやってみるのも手ではないでしょうか。
シャッフルのアニメでも、新しい一歩を踏み出すのは良い事だと言ってましたし。
先輩方に理系が多いので、いろいろ教わって漫画のネタにしてゆきたいです。
関西の知人が、落描きを再開したとのメールがありました。朝倉ファンだそうです。分裂～驚愕のキーパーソンの一人だと思うので、朝倉ネタも振る予定です。