年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

2期9話『期末試験!』後日談ネタ?…そういえば『みすず学苑』のポスターが新作になってましたね。

2011-03-01 07:22:36 | けいおん!!
記事を読み返してみて、コジツケのし忘れをいくつか発見。
この機会に、『補遺』をば。

補遺1。『タチバナ』コジツケ。

『京都の石清水八幡宮の神紋が橘紋』

大阪のイベントに行った折、
『けいおん!』1期OPで、自転車に乗った唯たちが

『Let's go!』

とやる宇治川の堤防の道を見に行きました。

『川口』

という地名があって、2期10話『先生!』登場の、

『河口紀美』

を連想しました。


唯達の進行方向に『石清水八幡宮』がありますので、
ついでに立ち寄ったところ、『橘紋』が。

禰宜さんに聞いたところ、

一人目の方は、

『神功皇后が橘で酒を作ったことに由来する』

とのこと。


蛇足1。
『石川雅之』先生の『もやしもん』をお読みになってる方なら違和感にお気づきでしょうが、
『柑橘類』につく『青カビ』は、『オリゼー』を邪魔する力があるので、
酒の醸造の実習に入ると、生徒たちは『柑橘類』断ちをさせられてましたよね。

『橘』という字は『柑橘類』に入ってます。
酒、造れるんですか?



二人目の方は、

『石清水八幡宮の建物を建てた大工さんの家紋です』

とのこと。


面白くなってきたので、さらに聞いてみますと、

三人目の方は

『九州の宇佐八幡を京都に持ってきた大安寺の行教さんの家紋』


…四人目の方は、

『神功皇后の家紋が橘紋』


本当に、『神道』には教義が無いんですねえ。

まあ、そんなことより、『けいおん!』と『橘』に接点ができたというコジツケ連鎖が大事なのです。
『宇佐八幡』と『秦氏』が密接な関係があったという説もありますし、
何度も繰り返してきた、『八田氏=秦氏』→『京アニ』社長も『八田』さん、というコジツケが、
『橘』にも繋がる偶然が面白いですね。

麓に『徒然草』52段で有名な『甲良社』があるのですが、
最初の聖地巡礼のとき、
『豊郷町』の隣、『尼子』の駅から最寄のコンビニに行くついでに、
滋賀県の『甲良社』に行ったのを思い出しました。


蛇足2。
三重県の、『椿大神社』の『山本行隆』宮司は、

『日本の神社神道は宗教の源、本当の二十一世紀の宗教』

『人類救済の中心の原理は神社神道の原理』

『日本の精神、神ながらの道によって世界と人類を守る』

というようなことを『椿大神社二千年史』(たま出版1998)で書いておられますが、

『あらゆる宗教の源』

というのは立派に『教義』だと思うのですが。



蛇足3。
私は、『神道には教義は無い』というような発想は、
『本居宣長』とか、『国学』や『復古神道』のアイディアかと思っていたのですが、

歴史読本2006年3月号『論点日本宗教秘史』(新人物往来社)で、
『菅田正昭』先生が、

『神道に教義が無い』

ことの実例として、
『吉田神道』創始者の『吉田兼倶』(1435~1511)の『唯一神道名法要集』の

『我が唯一神道は天地を以って書籍と為し、日月を以って証明と為す』

という発言を引用しておられて、
こっちの方が本居宣長(1730~1801)より300年は早い。


吉田兼倶は、偽書『先代旧事本紀』をホンモノと考えておりましたし、

『唯一神道名法要集』は、平安時代の『卜部兼延』の著作として、兼倶がでっち上げた
『偽書』ではないかとされておりまして、

まあ、『神道に教義は無い』という『教義』は、偽書『竹内文書』を日本中の神社の神主が
平気な顔して引用してるようなものなのかも。
(…勝手な決め付けすみません)


しかも、吉田神道は『仏教』『道教』『陰陽道』に汚染されておりまして、
本居宣長や、現代の神社本庁が、排撃した『神仏習合』の神道の教義が

『神道に教義は無い』

でありまして、
『神仏習合』を排して、『古神道』を復活させようとしてるはずの今日の神道が、
『神仏習合』の教義を『錦の御旗』にして死守し、信者の貴重な浄財使って宣伝しているという
皮肉は、なんというか、滑稽を通り越してシュールです。
(なんか、嫌な揚げ足取りですみません…)


蛇足4。
聖地巡礼で歩き回っていた時に気付いたのですが、

『けいおん!!』2期2話『整頓!』のさわちゃんのギター運ぶ途中の出町柳駅近所の道と、
2期17話『部室がない!』の、スタジオの所在地とされた『別当』との間に、『吉田山』があります。

『吉田神道』の本拠地ですね。

脚本の『吉田玲子』先生が『吉田兼倶』の子孫だったりすると、更に面白くなるのですが。



補遺2。『5×5』
前回紹介した、『三雲益次郎』さんの教義には、『5』『5×5=25』等の重視があるそうで、
『涼宮ハルヒの驚愕』の発行予定日

『5月25日』

にした、『谷川流』先生はかなりの『宗教オタク』で『三雲益次郎』を念頭においてるんじゃないか?
とか勝手な妄想をしてみたりしています。

まあ、トンデモにすぎませんけど、

『三雲益次郎ネタで5の重視』

ということなら、
2009年の『ハルヒ』2期の『涼宮ハルヒの溜息』のアニメ化で、
原作『55』ページずつアニメ化してたのも、説明がつくんですよね。

谷川流先生も脚本に参加してらした記憶がありますし。
まあ、京アニ内部の『宗教オタク』の方が意図した『遊び』なのかもしれませんが。

『GoGoMANIAC!』も『GoGo=55』繋がりだってことだと、陰謀論好きとしてはたまらんのですが。


…『驚愕』延期は『宗教ネタ』が角川歴彦社長に気付かれて書き直させられてるからじゃないか?
とか、勝手な妄想を書いておりましたが、
『525』ネタの後に『ザ・スニーカー』休刊ということなので、休刊の原因も、
『三雲』『大本』ネタが歴彦社長に発覚したせい?とか勝手な妄想をしております。

脱宗教してリニューアル復活するのでしょうか。



今回のネタの元ネタが『試験』繋がりということで、強引に、
『深見青山』先生が経営しておられる『みすず学苑』ネタコジツケしてみたり。

ポスターが新しくなっていて、あいかわらず

『プリン』

が大発生しておりますが、

登場キャラは

『戎』『八幡』『毘沙門天』『観音』『大仏』『ドラキュラ男爵』『狼男』『ミイラ男』『魔女』

…面白い選択ですよね。
まあ、『ヤマトタケル』と『縄文兄弟』(三郎が増えてる?)はいつものことですが。



『戎』。
以前、青木さんと、埼玉県の神社巡りした折に、『久伊豆(ひさいず)神社』というのがあちこちにあり、
『恵比寿大黒』を祀ってるのですが、

『ヨシノサツキ』先生の『ばらかもん』(スクエアエニックス)で、

『鯛=ひさんうお』

という方言が紹介されていて、

『えびすさんの魚→えびっさんうお→ひさんうお』

だと思うのですが、

『久伊豆』は、

久(ひさ)=『えびっさん』の『ひさ』

伊豆(いず)=大黒は『出雲』のオオクニヌシなので、『いずも』の『いず』

合わせて『ひさいず』なのだろうと勝手に思うことにしておりますが、
『大黒』抜きの、『戎』単体、という選択が面白い。
『出雲』系で『戎=事代主命』だと、『大黒』と対になりやすいと思うので、

兵庫県の『西宮の戎』=『ヒルコ』(『源平盛衰記』の『夷三郎』が元ネタ?)

かも。兵庫県は『深見』先生の出身県ですし。



『八幡』。
ハルヒの2期で映画の撮影に使っていた神社のモデル、『広田神社』を建てたのは
『神功皇后』で、この方は

『八幡神』

の母。これまた『兵庫県』繋がり。

広田神社に『八幡神』も祀られてますし。



『観音』『毘沙門』『大仏』。
『ハルヒ』トンデモコジツケで、

『荒神=秦河勝=毘沙門天』
『荒神=ガネーシャ=十一面観音』

は資料で見かけた神仏習合で、『秦河勝』が荒神になったのは『兵庫県』の『赤穂』。
『十一面観音=聖天』は、『鶴屋山』のモデル『甲山』の『神呪寺』に祀られてます。
『兵庫県』繋がり。


『神呪寺』は『空海』に縁が有る寺で、『真言宗』の教主は『大日如来』。

『大日如来=マハー・ビルシャナ』

で、『東大寺』の『大仏』は『華厳経』の教主『ビルシャナ』。


西宮の津門神社の社伝では、

『渡来人が大日如来を祭っていたが、後に毘沙門天を祭った』

とのことで、『兵庫県』繋がりで、

『毘沙門天=アマテラス=大仏』

とコジツケられますね。


前述の『ハルヒ』アニメ版の『聖地』、『広田神社』は『アマテラス』も祀っております。


まあ、新たに登場していた神格のほとんどは『深見』先生の出身地『兵庫県』繋がりだということで。




『狼男』『魔女』『ミイラ男』『ドラキュラ男爵』は、なんなんでしょう。
『フランケン』がいれば判りやすいんですけど。
まあ、とにかく、そういうのが良く登場する漫画・アニメを思い返してみると…


『狼』

は、
『竜騎士07』先生の『おおかみかくし』(アニメ制作AIC)が『嫦娥狼』という存在を『特殊』の婉曲表現として
効果的に使っておられましたが…

『環望』先生の『ダンスインザヴァンパイヤバンド』(シャフトがアニメ化)の主人公も『人狼』、

『城崎火也』先生の『ドラゴンクライシス』(スタジオディーンがアニメ制作)に『人狼』の『アイ』が登場してましたし、


蛇足5。
そういえば、声優は『いのくちゆか』さんでしたが、いのくちさん、

ここでトンデモコジツケに使っていた、

『あたしンち』や『朝霧の巫女』にも参加なさってたらしいですね。偶然は面白い。



しかも、『けいおん!!』の『オカルト研』の声を当てていた『杉浦奈保子』さんと同じ

『賢プロ』

所属なんですねえ…トンデモ好きはこういう偶然は楽しいですね。

そういえば、『まじかるぽかーん』(REMIC)で、狼少女『りる』やってた『生天目仁美』さんも『賢プロ』でしたね。



『桜庭一樹』先生原作の『GOSICK』(ボンズ)でも『嫦娥狼』みたいな『灰色狼』という存在が
ヒロインの『ヴィクトリカ』の出自となってますね。


『ヴィクトリカ』役は『悠木碧』さんですが、『ダンスインザヴァンパイヤバンド』の『リナ』役ですね。
『まどかマギカ』(シャフト)の『まどか』役でもあって、『ボンズ』と『シャフト』のコジツケ連鎖に使えそうです。


『水城正太郎』先生の『一番うしろの大魔王』(アートランド)にも、『生徒会』に『狼少女』『神山カンナ』(CV水原薫)がいましたが、
『悠木碧』さん、偶然にも『一番うしろの大魔王』にも出ておられます。


『沖田雅』先生の『おおかみさんと七人の仲間たち』(J.C.STAFF)に『佐藤聡美』さんも出てましたし、
『豊崎愛生』さん、『寿美奈子』さんも出ておられ、

『狼少女』『神山カンナ』の登場していた『一番後ろの大魔王』に『日笠陽子』さん、『豊崎』さん、『寿』さんも出ておられた訳で、
意外と『けいおん!!』仲間は『狼』繋がりでもあるんですね。


蛇足6。
そういえば、『GOSICK』アニメ制作の『ボンズ』は前に、
CMに『567』がワザワザ赤い字で強調されてたとトンデモコジツケした『STARDRIVER』を作ってましたね。

『STARDRIVER』で『ヤノマミ』役の『斎藤千和』さんは『GOSICK』CDドラマ版の『ヴィクトリカ』役でした。



『ミイラ男』

は、『くぼたまこと』先生の『天体戦士サンレッド』(AIC.ASTA)に、『ミイラ男』の

『カーメンマン』
『リギー』

が登場してましたが…『くぼた』先生、

『GOGO!ぷりん帝国』

って作品も描いておられたんですね。


『GOGO』



『ぷりん』


『深見青山』先生の『ぷりん』と、
前述の『谷川流』『京アニ』『ハルヒ』『三雲益次郎』コジツケの『55』が、
夢のコラボレーション!

まあ、単なる偶然なんですけど。


蛇足7。
以前、『みすず学苑』のポスターで、『土星人』『火星人』『金星人』『うちゅう犬ハチ公』とかが登場してる
バージョンがありましたが、これも、『くぼたまこと』先生の『天体戦士』と偶然重なるモチーフですよね。
偶然って面白い。

そういや、『サンレッド』の『岸誠二』監督は、ここで以前、『タチバナ』コジツケで
言及した『麻枝准』先生の『AngelBeats!』(P.A.WORKSがアニメ制作。天使の名が『立花』)の監督でしたよね。




『魔女』、

は、『まどかマギカ』の敵なわけですが、前述の通り、『悠木碧』さんが、『狼』と『魔女』のコジツケ連鎖の
結節点になってくれております。

『灼眼のシャナ』で、『まじぽか』の『狼少女』『生天目仁美』さんが『マージョリー・ドー』役やってらっしゃって、
厳密には『魔女』じゃない気もしますが、まあ、生天目さんも『狼』と『魔女』の結節点?
(どうせコジツケなんですから、好い加減で良いのですよ…?)

『世紀末オカルト学院』(A-1Pictures)では、ヒロイン『神代マヤ』(日笠陽子)は松代町民から『魔女』と罵られてましたね。
『オカルト学院』には実際に『魔女』も登場して、


『白魔女』は『小林ゆう』さん、

『黒魔女』は『茅原実里』さんですが、


茅原さんは『ハルヒ』の『長門有希』役で有名で、ここでの『ハルヒ』トンデモにコジツケできそうですね。
小林さんが『京アニ』とケンカした『山本寛』監督の『フラクタル』(A-1Picturesがアニメ制作)の『クレイン』役なのが面白いですね。



『ドラキュラ』、


これまた、『悠木碧』さんが『ダンスインザヴァンパイヤバンド』の吸血鬼『リナ』ということで、『狼』『魔女』『ドラキュラ』は
全部コジツケ連鎖してますね。

『小林ゆう』さんも、『おおかみかくし』と『ダンスインザヴァンパイヤバンド』に出ておられましたし、
これまた『狼』『魔女』『ドラキュラ』の結節点なんですよね。

前述の『生天目仁美』さんが『TypeMoon』の『月姫』(J.C.STAFF)の『アルクエイド』役やっておられますから、
これまた『狼』『魔女』『ドラキュラ』の揃い踏み。


そういえば、
『木村心一』先生の『これはゾンビですか?』(スタジオディーン)は、『魔法少女』と『吸血忍者』が登場してましたね…
『吸血忍者』役の『日笠陽子』さんは、『一番後ろの大魔王』でも『忍者』役でしたが…

『世紀末オカルト学院』には『魔女』も『チュパカブラ』登場してましたから、日笠さんは『魔女』と『吸血鬼』のコジツケ連鎖に使えるかもしれません。
残念ながら『狼』には絡んでませんが…いや、無理矢理コジツケするなら、『一番後ろの大魔王』には『狼少女』は出ていた訳ですし、
前述の通り、『けいおん!!』メンバーは『狼』と縁がありそうですから、
もう、日笠さんも無理矢理『狼』『魔女』『ドラキュラ』コジツケの結節点にしちゃいたいですね…


蛇足10。
『極楽院桜子』先生の『セキレイ』(セブンアークスがアニメ制作)に、『日笠陽子』さんも『小林ゆう』さんも『生天目仁美』さんも出ておられますね。
(スフィアメンバーから高垣さんと戸松さんが出ておられます)
日本神話がモチーフで、ここでのコジツケにも使えそうな作品だとは思っておりましたが。

主人公の『佐橋皆人』の声優さんが『立花慎之介』さんで、『立花』コジツケできるのが嬉しいですね。


蛇足11。
結局、『狼』『魔女』『ドラキュラ』までは揃い踏みしますけど、『ミイラ男』まで揃い踏みするのは『みすず学苑』のポスターだけですよね。

いや、今回コジツケで言及した作品は必ずしも無縁ではなく、
『セキレイ』『天体戦士サンレッド』は『ヤングガンガン』連載で、
(そういや『STARDRIVER』も『ヤングガンガン』。『GOGO!プリン帝国』は月刊ガンガン。)
『GOSICK』と『これはゾンビですか』は『ドラゴンエイジ』連載、
『ダンスインザヴァンパイヤバンド』掲載の『フラッパー』と『世紀末オカルト学院』掲載の『アライブ』は姉妹誌だそうで。
無理矢理コジツケ連鎖すれば、『狼』『魔女』『ドラキュラ』『ミイラ男』は全く無関係でもなさそう。
…単なる妄想ですけど!


グダグダになってるので、コジツケ整理は、後日にまたやるということで。


最新の画像もっと見る