年下研究

『けいおん!!』トンデモコジツケ連鎖中!涼宮ハルヒの憂鬱の謎解きコジツケの履歴保管庫。

冬コミ3冊目…一応

2007-12-29 18:33:18 | 涼宮ハルヒ
一応入稿は済んでます。やれば新刊3冊も可能なんですね。これが計画性というヤツですか?青木さんから準備をしっかりしていた弘前連隊は厳寒の八甲田から生還したが、準備に不熱心で精神論だけだった青森連隊は、その勇ましさゆえに準備不足で遭難してしまった、という明治の遭難事件について伺ったことが有るのですが、同人も同じかと。精神論に堕した武士道が百姓の鉄砲に打ち倒されてしまうという歴史の反復ですね。つーか、百姓でもテクノロジーの進歩で武士に勝てるんですね。それは、兵器と戦術のハードソフト両面の準備(軍隊が整ってるということ)あってのことです。嫌韓流や嫌中流は勇ましいですがハード+ソフトのイノベーションの基礎はあるんですかね?武士道と同じ運命を辿って欲しくは無いですね。
いじめっ子に復讐するつもりが、周りに迷惑かけたうえに討ちもらしをしてしまうように、鉄砲だけでは勝てません。ネバダたんはカッターナイフで仕損じませんでした。ハードのテクノロジーだけではダメなんですね。ニコ動の神動画がアイデアも面白くなければ凄くならないというのと同じですね。
時間が許せばこれから突発コピー本作業ですね。

周防九曜vs初音ミク…第二戦目?「Zたぴぱん」ネギネタで

2007-12-29 18:11:14 | 涼宮ハルヒ
青木さんに見せていただいた初音ミク映像に、いわゆる「たぴぱん」がありまして、「これは凄い」と。
以前、ToHeart2の同人で本編のタマ姉「ネギ」ネタを使ったことがあり、尻に刺すネタはやった事が有るのですが、まさかハルヒでもやる事になろうとは。
重さんに「loituma」ポルカの長ネギ動画を見せていただいたことがあって、ハルヒ動画でもネタになっていたので、いつか機会が有れば使ったのでしょうが…
まさか、「初音ミク」経由でネギ刺しネタ+loitumaネタが起こり、それをハルヒネタで九曜さん絡みでネタにすることになろうとは。
全く、私にとってのオタク情報流通経路の変動は、世界史上の大航海時代と新大陸発見で、それまでシルクロードを独占してきた遊牧民とオスマントルコ、ムガール帝国のインド商人から西欧にヘゲモニーが移ることになったのに匹敵する「メインストリーム」の変化ですね。
まあ、赤松健が、コミケからネットに情報の最先端がシフトしつつある、と指摘してからも何年も経っているのですが。実際、秋葉原がAKIBAとかウザイ呼称で発信されるようになってから、「ひぐらし」「ラグナブーム」「電車男」「のまねこ」「メイド喫茶」「やわらか戦車」「801ちゃん」「初音ミク」と全てコミケ外でのブレイクなんですよね。「ハレハレダンス」もですか?「ネギ」も。
1995のエヴァブームはWindouws95のネットブームが後押ししたという話ですが、ハルヒはyoutube、初音ミクはニコニコ動画ですか。
ITバブルはまやかしかと思ってましたが、以前ならオタクの情報通がオピニオンリーダーで、そこと鎖国してると蚊帳の外だったんですが、いつの間にか時代は移り、ぼけーっとしてたら、私は何の努力もして無いのに「最高のリアルが向こうから会いに来た」という。レーニンも革命に電化が不可欠とイノベーションの必要を言ってましたが、寝てる間に革命ですよ。これもドッグイヤーの恩恵ですか?
産経新聞も「ゲーム好き」なだけではゲーム作りが難しくなってきた、と記事に書いておりましたが、政府の助成とか産学協同とかは別にして、オタクの独占が崩れつつある、ということですね。徴兵された百姓の軍隊に侍が負けた西南戦争みたいな歴史の分水嶺かもしれませんね。武士がいなくなってから武士道ブームになるのと同じでオタクというキャラがTVに登場する時点で、本来のオタはもう四民平等以後の士族のように実体は無くなりつつあるのかも。
そういう新世界発見の影響みたいなショックが個人的にはあって、これは2007年中にネタにせねばと。ドヴォルザークが好きなんですが、彼が「新世界より」を作曲したように、ショックは作品作りに。まあ、青木さんに見せていただいた初音ミクの「新世界」ネタのショックも有りますが。
じつは「ひぐらし」「電車男」「801ちゃん」「やわらか戦車」「のまねこ」「初音ミク」は全部、凄い伝播力で知人友人の伝で見る機会に恵まれてるんですよね。こういうのは悪く言う人があっても「面白いモノ」なんでしょうね。作られたブームというだけでは私のところまで来ないでしょう。「loituma」も「ハルヒ」もそういう来かたをしました。
とくに、商売なら、金が勿体無いから、伝播努力も採算性の制約で切り上げてしまうと思うのですよ。それ自体面白くて、人を動かす力が有るから、損得勘定抜きで布教活動が行われるのだろうと思います。
そして「耳を塞いでも両手をすり抜ける真実」になるのですねえ。

九曜さんvs初音ミク…一応「分裂」「驚愕」ネタのつもり…

2007-12-29 08:08:19 | 涼宮ハルヒ
新刊交換に頂いた同人誌に「初音ミク」が現れたのですが、「初音という何かについてのミクシーのコミュニティーのマスコット」だと思っていました。「ひこにゃん」みたいなものかと。
5月ごろに「九曜さん=ホトトギス」ネタ、12月ごろに「長門=カッコウ」ネタを振っていた手前、「初音→ウグイス・ホトトギス」で宇宙人ネタを振れんかと思っていたので古本屋で古典を立ち読みしたりしてました。
初音ミクの画像初見は青木さんに「ニコ動」を見せていただいた時です。映像も凄い技術なのですが、ネタも面白くて、テクノロジーを逃げ口上に出来ないなあ、と恐ろしい気分になったり。
そのときに「ハルヒ組曲」も見せていただいて、「アンインストール」が良い曲だと思って知人にその話をしたところ、原曲と初音ミク版を聴くことに。
機械っぽいところが曲に合っていて、原曲よりミク版の方が気に入りました。
「アンインストール」の
「耳を塞いでも両手をすり抜ける真実に惑うよ」
という歌詞の通りで、流行モノは色々な方向からやってきます。
ハルヒやってるだけなのに、不思議に初音ミクはやって来てくれたわけですね。現物は見たこと無いのに、ネタだけ来てる。これが情報遺伝子ってヤツですね。オタ知識中心の人ではなく、青木さんのようにオタ以外の軍事や歴史、民俗に詳しい方を通じて到来したというのが、オタ文化の伝播形式の変容を感じさせますね。呑み会やイベントでの会話とかではなく、古代中国についての知識とかと同じ経路で「電脳歌姫」の可愛らしさが流通する。
あと不思議なのは「うみねこ」や「リトルバスターズ」は、あくまで主観的にですが、褒めてる人が目の前から立ち去ると消えてなくなってしまうのですけど、初音ミクは生きてるかのように侵入してくるんですね。これは「現実リンクネタ」がやれるなあ、と。
折角2007年度の何とか賞もとったらしいし、2007年中にネタ振っておこうと。
考えてみたら、ミク発売前から、volunteersの九曜さんは「歌姫宇宙人」という勝手設定にしてたので、絡めたらデュエットみたいでいいな、と。
初音という名前も、前に振っておいた「ホトトギス」ネタと合いますし。古本屋で調べた情報も使えました。
こういう偶然のハルヒ効果が面白いんですよね。