まごころ☆マコト君が行く

熊本で手刻みの木の家に住もう! 県産無垢の杉、自然素材、職人の技術を受け継ぐ そんな硬派な家づくりやってます☆

くまもとで手刻みの木の家に住もう!

構造材の手刻み加工、県産無垢杉・桧材、自然素材の内装材、職人の技術を受け継ぐ  そんな硬派で男気あふれる家づくりをやっています♪

湯島モニターツアー4

2013年11月27日 | 建築な雑談


船が来るまでの間に、ウミガメが産卵した砂浜に散歩に行きました。






満潮時はこの辺の2坪くらいしか産卵場所がないそうで、ここで産卵したそうです







結構寒い中、子供たちはやっぱり入水♪






すぐそばにある旅館きくや さん








湯島に行くときの注意点

・船では、酔いやすい人は外に行きましょう。でも揺れるとしぶき飛びます。冬は防水加工してある上着が好ましいです。

 帰りは結構寒かったです。冬場はしけるので揺れやすいそうです。

・コンビニ・スーパーはありません。自販機はあります(頂上にも!!)

・魚介以外の仕入れは海を渡るので、お食事の予約は前もって

・湯島発の船の最終は4時です。お出かけは計画的に♪

・頂上までのウォーキングはおすすめです。その際はリュックサックで♪




マコト建設株式会社
〒862-0962 熊本市南区田迎6丁目5-18 
http://www.makotokensetsu.net/

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上天草市湯島まちおこしモニターツアー3

2013年11月13日 | 建築な雑談

大根間引き作業のあとは下山し、日の出荘さんでお昼ごはん~

鯛の刺身、鯛の吸い物、鯛の煮付け と鯛づくし!!

刺身のうまいことうまいこと~ 

大矢野で食べる刺身は違うと思ってましたが、湯島の鯛はさらに上でした!!!

田舎は甘い味付ですが、日の出荘さんも全体的に甘いかな

鯛の煮付けも甘めでしたが、煮付け加減が軽めで非常に好みでした。

こちらではポピュラーな、煮付けにソーメンが添えられてます。(これも好き♪)

汁ものもおいしかった~~

大好きなワカメの茎の佃煮もありました。







子供たちには鯛カレー







食事をした部屋からは海がよく見えました。








食後は、14時発の船に乗るのに少し時間があったので軽くお散歩しました






日の出荘さん入口にあった巨大アロエ(多分)







ハイビスカス








その辺で魚をさばいてるおっちゃんに群がるこども達







くまモン発見








お食事をさせていただいた日の出荘さん 湯島ではここがメインの旅館さんのようです
http://kami-amakusa.jp/spot/spot.php?spotId=22


お散歩MAPは上天草市のサイトにもあります
http://www.city.kamiamakusa.kumamoto.jp/q/aview/423/2489.html


湯島観光ガイドを1グループ1000円でしてくださるサービスがあるようです。「湯遊案内人」
http://www.city.kamiamakusa.kumamoto.jp/q/aview/134/169.html







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上天草市湯島まちおこしモニターツアー2

2013年11月11日 | 建築な雑談
いただいたおさんぽMAP クリックで拡大します








頂上までの道中 諏訪神社の見事な銀杏の木



湯島の歴史を感じさせる大木です。紅葉はさぞかし美しいのでしょう





ちょっと歪んでますが、神社の彫刻 屋根瓦は葺きかえられて新しくなってました








何か祭事て使うのでしょうか 月見台? 乗りそびれました








ブーゲンビリアのトンネル~~








道中、ちょっと振り返り









住宅街を抜けると、心臓破りの上り坂 ふりかえると絶景~

そんなに頑張ってないのにこの風景はお得感があります








湯島には平地が頂上にしかないので、畑も頂上一帯だけだそうです。

頂上に自販機があったのに驚きましたが、畑仕事するなら確かに必要です!

本日のメインイベント 無農薬、化学肥料を使わない湯島大根の間引き



作業量が適当な感じで楽しかった~~で終わることができました

でっかくなった大根引きは重労働だそうで。。。





雨水で手洗い  この甕の貯め水は藻が生えにくいそうです






続きま~す







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上天草市湯島 まちおこしモニターツアー1

2013年11月07日 | 建築な雑談

お誘いを受けて、上天草市湯島まちおこしモニターツアーに参加しました。

まちおこし ならば、建築とも関係深いテーマなので、楽しみにしていました。

企画されてたのは、トトハウスさん http://thothhouse.com/modules/tinyd0/


『 地域づくりに関する調査・研究・提言・技術開発・人材教育等を行うコンサルタント』をされている会社です。





モニターとしてのレポートと湯島の宣伝を兼ねて、旅の一部始終をここでご報告

5家族で、大人7人こども9人の参加でした。




三角から1号橋を渡り、さんぱーる大矢野を右折すると湯島へ行く江樋戸(えびと)港があり、

そこから25分で湯島に着きます。大人片道600円





小さそうに見えますが、72人乗りだそうです。








子供たちは船にのるだけでも大盛り上がり







船の中はこんな感じです。酔いやすい私は、外部に直行








こども達は波が起こると歓声をあげていました



天気は良かったのですが、沖に出ると揺れだしました。

ラフティングに近い(したことないですが)くらいの揺れで、しぶきで顔が結構濡れました

自分の運転でもたまに酔う私ですが、外は大丈夫でした~ よかった~

揺れが怖いと大人約1名死んでましたが。。。






見えてきました。「ユシマ」の文字 (笑)








猫が多いと聞いていましたが、港では猫神様がお出迎え






猫をみつけて群がるこども達 (小2男児撮影)



(しょうもない動画です)


島の地図  港に面する道路以外に車が通れる道はないそうです

住宅地は全て坂道&小道なので、みなさん、原付で移動されるそうです









今日の目的は、湯島の頂上にある畑にて、湯島大根の間引きです

ひたすら坂道を歩きます。










小道挟んでの、右と左の家の高低差 こんな感じで住宅が並んでいます

船で材料を運び、車が入らない道で材料を運び、建築はさぞかし大変だったろうと思いを馳せてしまいます









家の軒が連なり、隙間に石作りの水路があって、その向こうに海が見える風景に。。。萌~









千と千尋の神隠しを連想させた、杖立温泉を思い出しました。

参考までに、杖立温泉郷↓

  








続きます~~





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立田山 雑草の森

2013年10月28日 | 建築な雑談


友達が主催している妊娠・出産・子育て情報ネットワークうみ・つきのイベント、
に行ってきました

会場が、立田山 雑草の森 建物がいいと聞いていたので楽しみにしてました




アプローチからの外観






虫をあしらった壁

錆が自然の中に溶け込んでいい感じでした





建物は完全な円形で、中庭を囲み、木をふんだんにつかったつくりでした

イベントのお客さんがいて、内部の写真はあまり撮れませんでした。





裏から撮りました。アルミサッシを木枠で囲んでるので、サッシ感があまりないです

中庭に面する建具は木製建具でした。
カーブに合わせるので仕事大変だったろうなぁと思いつつ。





水廻りも凝っていたので激写!





便器がカラフルで楽しげです





浴室の流しは透明でした。思わず水を出してしましました。

当然ですが、ちゃんと排水しました





浴室内のタイルもにぎやかです

水色の壁の色がグラデーションになるようにデザインされてます




帰りは、会場で会った友達と遊んで帰りました。






見つけたカラフルな蜘蛛  いっぱいいました

iPhoneの接写は難しい、、、





こどもはどんぐりを必ず拾います。

毎度のことですが、持ち帰る羽目になり捨てたのを見つかると怒られます。
かといって、家に帰った時点で子供はどんぐりの事は忘れてるんですけどね。
捨てるときは見つからないように包んで捨ててます。



イベントもすてきでした。
ひとつひとつが充実していて出店ブースをまわりこなせなかったのが残念でした


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長嶺ガルグレイ様

2013年07月24日 | 建築な雑談

長嶺YMCA近くにあるガルグレイ様

だいぶ長く営業してらっしゃいます。

約10年前と17年前くらいに内装工事をさせていただいています。

夏の元気なご挨拶がてら食事にいきました♪




オーナーの趣味でセンスよく飾られた店内です。
土の塗り壁や、太い杉の柱・梁が経年変化で味が出ています。
この反対側に私が担当したでっかいガラステーブルとワインセラーがありますが、
照明が落ちてたので次回(^ー^)ノ





ホタテと温野菜のペペロンチーノをいただきました。
唐辛子と塩を控えめにお願いしちゃぃした^o^
想像より野菜たっぷりでおいしかったです~
テーブルもうちで作ったんですよ


また行こう~っと
ランチ490円もオススメでーす(^o^)/




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遺跡調査

2013年07月17日 | 建築な雑談

建築行為をする際は原則的に「確認申請」という手続きが必要ですが、
その前段階に「事前調査」というのがあります。
これをクリアしないと建築できないです。

その事前調査の項目に、遺跡調査エリアかどうかのチェックがあります。
チェックにかかると書類を提出し、一般的な住宅レベルでは土工事の時に市が見に来る程度です。

水前寺方面の木造二階建て住宅の新築の事前調査にて、
重要な尼寺の跡地ということで本格的な調査となりました^o^



結構深く掘ってるのでビックリ(・Д・)







よくわかりませんが、何かしらあるっぽいです。


施工側から言うと正直面倒なんですが(^^;;
一市民としてはドキドキ感があります(≧∇≦)


埋め戻しがどうなるかやや不安、、、


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ステンレス加工やさん

2013年03月11日 | 建築な雑談

工場関係のお客様から、機械の一部の溶接が外れたので、
ちょこっと溶接してくれないかとのご要望。

ステンレスでしたので、アルゴン溶接となりますが、
こいつを現場溶接となると
例え1cmの溶接といえども何万とかかります(・_・;

年度末で職人が確保できないのもあり

お時間をいただけるという事だったので、
最寄りのアルゴン溶接ができる作業所に持ち込みしました。


なかなか行かないとこなので興味津々☆

溶接箇所にかなり近づいて作業されてるのを見るに、
大変に緻密な作業なんだという事がわかります。


表にこんなディスプレイが!!

なんか、カワイイ♪
近くでみると溶接の技術に感心します!


隣りが社長さんの自宅のようで、
こんなゼイタクな引き戸門扉をつけられてました

実際に製作したら結構な金額になると思います^^;



有意義な工場見学でした*\(^o^)/*
(持ち込み溶接もバッチリしてもらいました)


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エネルギーについて

2013年01月15日 | 建築な雑談
原発の是非についていろんな議論がある昨今ですが、

マコト君の知人で、国際結婚でニュージーランドに移住した方がいまして

その人のブログにおもしろい事が書いてあります。

http://beautifulwellington.blog.fc2.com/blog-entry-46.html

ニュージーランドは電気・ガス会社が自由に選べるようようです。

このブログの内容から察するに、配管はそのままにガスの供給元が変更できるっぽいようです。

日本ではプロパンと都市ガスは配管が全然違うので配管からやり替える必要があります。



選べるということは、特に電気はダイレクトに消費者の意図が伝わりますよね。

ちなみにマコト君はアンチオール電化派です



日本でもプロパン会社は選べますが、プロパンは高い! とよく聞きますよね。

新築で配管をタダでしてくれたり、集合住宅ではガス給湯器からタダで取り付けてくれたりしますが、

その分はガス使用料で取り返すのでしょう。



集合住宅ではガス会社はなかなか選べませんが、

単価を確認してプロパン会社も選ばないと、と思いました






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ホームコンサート@17年目のK様邸

2013年01月10日 | 建築な雑談
昨年末に、17年前にマコト建設で新築していただいたK様邸にて、

施主様主催のクリスマス ホームコンサートが開催されまして、

ご招待いただき列席させていただきました。

K様邸はFU設計さんの設計で「弦のいえ」と名付けられています。



演奏がご趣味のご家族様で、毎年ゲストを呼ばれて開催されてます。



コントラバスを演奏されてるのがご主人です。



普段はリビングとして使われてる空間がコンサートホールに変わります。

天井は音響効果を考えたR形状になっています。



普段はこんな感じです。




薪ストーブも使ってらっしゃいます。



設計もさることながら、施主様のセンスも良くて

お邪魔する度にうっとりします。



フツーのおうちは、「 経年劣化 」しちゃいますが、

木の家は時間が経ってこそ、味わいが深くなります。

そしてお客さまと何10年とお付き合いさせていただけることはとてもありがたい事です。


K様邸DATA
設計:FU設計
床:桧無垢フローリング
壁:シナ合板
天井:杉無垢板



マコト建設株式会社
〒862-0962 熊本市南区田迎6丁目5-18 
http://www.makotokensetsu.net/



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建築探訪 #2

2012年09月15日 | 建築な雑談
吹抜け空間です。この梁も見事ですよねー



吹抜けの部屋にあった神棚

神棚っていっても横幅1mくらいあったと思います。
これに家1軒分くらいかかったか、価値があるとか、とお聞きしました。




トイレにもめちゃ感動したんです
タイルや建具もすっごくいいんですが・・・




この格天井! 換気があるのです。

そしてこの格子のピッチも細かいし、段上がりだし、
この造作に何日かかったんやろと想像・・・




この流れで浴室の天井~  

最上の丸い板のまわりが換気で開いてたと思います。ため息がでちゃいますよ




この取手もよかですたい





ほとんどディティールばっかしで空間がわかるまともな写真がなかったです

また行こうっと

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建築探訪 #1

2012年09月12日 | 建築な雑談
福岡の吉井町にある伝統的建築群保存地区に8年前ほどに行きました。

写真ぶれまくってますが久々見てぐっときたもんでアップしてみました。


建築主は呉服問屋とか、そんな金持ちさんの自邸で一般公開してありました。



玄関




玄関真横の格子

長年経っても美しいです。
この軒裏表し、桁鼻、隅木のディティール、見応えあります


式台のディティール、1枚ものの腰壁(この板目やヴぁい)、舞良戸

うっとりします



見学者用は使用人用の入り口から入るのですが、
ここがその土間空間

半間ピッチの柱に、これまた見事な梁が入っちゃってます。
写ってませんが、上がり框がまたもう立派な材だったんです
これが裏口かよって、ツッ込みたくなります




また外側ですが、妻壁の鏝絵!!





続く・・・

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講習会に行きました#5

2010年02月18日 | 建築な雑談
伝統木構造の会 其の五


Q&Aです。


Q)昭和の修理のときも、木目を合わせて補修する等の方法でされたのですか?

Å)同じ方法でされています。

  床板を継いで補修する場合は、新材をわざと1mm厚くします。

  10年後に古材とそろう という考え方です。

  法隆寺は100年後に高さがそろうとかいう話を聞きます。

  
  現在で完成でなく、時間が経過して完成する という感じでしょうか




Q)瓦はどこで作られましたか?

A)奈良の専門の業者で製作しました。

  昭和の修理のときは宇土瓦だったそうですが、当初材は福岡の城島瓦だったそうです。

  欄干の漆塗りは県外に発注しましたが、

  それ以外は地元の職人で施工しました。

  当時ももちろん地元の職人で工事していたはずなので。



Q)工事費はどれくらいかかりましたか?

A)工期は5年間で、7~8億かかりました。

  国50%、県47%、市3% だったと思いますが、

  国や県からはあくまで文化財の補修工事費のみの補助だったので

  消防設備や音響設備などは含まれないので、

  その辺の費用は市から支出されました。





知識のベースがあまりない人間がまとめましたので、

かなり拙い文章だったので申し訳なかったですが内容は以上です。

まだいろいろお話があったのですが、マコト君の限界です。





最後になりましたが、川尻の伝統工芸館で行われまして、

会場に創作和菓子の展示がしてありました。





川尻は職人の町ですよね。

ゆっくり散策したいと思いつつ、なかなかできませんが

たま~~に、川尻にある 若松屋 といううなぎ屋さんに行きます。

若松屋のうなぎ食ったあとなら、通り魔に刺されて死んでも成仏すんじゃないかって

いうぐらい好きです

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講習会に行きました#4

2010年02月18日 | 建築な雑談
伝統木構造の会 其の四



屋根の話


柿葺き(こけらふき:薄い木片で屋根を葺く工法)も復原された。

手割りされた材が耐久性があるが、予算上機械加工の板材を使用した。

板材の裏面には市民の寄せ書きがされた。

次回の修復工事の際のタイムカプセル的存在となった。


瓦は耐震上軽量化するため、既存のものより薄くつくられた。

新旧瓦とも含浸処理された。(ケイ酸リチウムで?)

瓦の寿命はだいたい50年。

文化財は100年が大修理をする目安となる。




その他

シャンデリアの復元には数百万? (ベンツが買えると言われたのでもっとかも)かかった。

ガラスのシェード8個あるうちの4個しか残っていなかった。

製作したが、当時のものが薄くて明るい。よく見ればわかる。

(工法が違うらしいんですが、説明をうまくメモできませんでした


廻り舞台、囲炉裏、欄干、建具 などが、洗浄、修復、復元された。

近隣から出た解体材や碍子なども利用された。


釘は洋クギが使われていた。

『復原』なので同じ大きさの釘を使用するが、

もとの釘穴に打つと効かないので、木栓を打ったあとに釘を打つ。

(・・・そこまでせなんとですねぇ



次はQ&Aです~






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講習会に行きました#3

2010年02月17日 | 建築な雑談
伝統木構造の会 其の参



八千代座 復原 構造編です。


八千代座の構造は、桁下が貫構造、小屋組みがトラス構造になっている。

主に軸組みを残しながら行う半解体の工事であったので、

トラスの取り替えの工事は大変だった。


痛んだ柱は、金輪継ぎで根継ぎした。

(こちらが金輪継ぎ)

(よくわからないと思いますので、『金輪継ぎ』で画像検索してみるのをおすすめします)



柱の高さを揃えるために、鉛やケヤキ材を根元に挟み込んだ。

胴差は、やといほぞで取り替える。


八千代座は商業建築のため、既存柱などの断面寸法が小さい。

構造補強するために壁面内にステンレスパネルを取付ける仕様であったが、

固めすぎると周辺の材の破壊につながるので、

施工側の判断で断面を少し小さくし、柱に固定されないように木をはさんだ。


床の水平面剛性を高めるために、胴差間に構造パネル(材はメモしそびれました)を

はめ込み、見かけが変わらないように床板表しになるように板を貼った。


新材は古色仕上げに塗られる。

墨と柿渋をまぜて塗ったり、バーナーで仕上げたりした。

(既製品の墨汁は油が入っていてよく混ざらないので、墨をする方がいいそうです)

再利用、補修したりして8割の古材を残すことができた。



八千代座の最盛期であった大正期の姿に復元された。


配布された資料です。

昭和の廃墟ぶりはかなりひどかったそうです。

民間の所有だったのが山鹿市に譲渡されたものの、

当時の行政は取り壊す雰囲気だったらしいです。

市民運動から始まった復原だったそうです。

見学する文化財でなく、劇場として機能する文化財として

興行法、消防法をクリアしている建築になっているそうです。



次回は その他編です~



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