まごころ☆マコト君が行く

熊本で手刻みの木の家に住もう! 県産無垢の杉、自然素材、職人の技術を受け継ぐ そんな硬派な家づくりやってます☆

くまもとで手刻みの木の家に住もう!

構造材の手刻み加工、県産無垢杉・桧材、自然素材の内装材、職人の技術を受け継ぐ  そんな硬派で男気あふれる家づくりをやっています♪

やっと終わりました

2021年03月23日 | 旧三角海運倉庫耐震補強工事

先週金曜日宇城市役所の検査があり、工事がやっと終わりました。

その時の検査状況です。

この建物は、またレストランとして使用されるそうです。

新築の建物では絶対出せることが出来ない雰囲気で、食事をとるもの乙なものでしょうね!

このテラスにもテーブルを置くそうです。

海を見ながらの食事やコーヒータイムの良いかもしれません。

テラスのこの三本の柱もなかなかいいものです。

設計士さんのセンスが伺えれます。

真ん中の柱が建設当時の柱なのですが、当初はこの柱に方杖を入れて軒の梁を受けようかと考えられたそうですが・・・

随分検討された結果だそうです。

外観です。

三角西港の世界遺産の顔として生まれ変わったこの建物、ぜひ食事にお越しください。

お待ちしております。

 

 

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もうすぐ終わりです

2021年03月08日 | 旧三角海運倉庫耐震補強工事

3月に入り工事も仮設の撤去を残してほとんど終わりました。

西港の山桜がもう咲いていました。

足場が取れるとすっきりと建物が見えます。

 

外壁は漆喰を塗り直したので、白さが増しました。

12日には仮囲いや現場事務所がなくなります。

内部です

テラスです

どこの工事をしたかわからないぐらい、新しい材料もなじんでいます。

よく見ると・・・

このような補修がしてあります。

大工さんが一生懸命に加工した跡が見えます。

今月半ば過ぎに最終の検査があり、その後、引き渡しになります。

来月にはレストランも再開されるので、皆さんもぜひお越しください。

ここのテラスからは橋が見えないのですが、岸壁の降りると、

このように2つの橋が重なった風景が望めます。

 

 

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来月19日が工期です。

2021年02月25日 | 旧三角海運倉庫耐震補強工事

来月19日が工期で、最後の追い込みに入っています。

左官さんが最後のしっくい仕上げをしています。

屋根の上でも

昨日、最後の打ち合わせがあって、現場を見てもらいました

現在は、基礎石をカバーした石が足固めの木より出ています。

ここで子供などが転んでけがをする恐れがあるので。

基礎石と足固めの木材との取り合い部分について、話しておられるところです。

結果は、石が出ている部分に木材でカバーすることになりました。

内部はほとんどの工事が終わっていました。

この後、床の塗装が残っていて、どの色の塗料を塗るかの打ち合わせをしました。

今の外部です。

来週半ばには足場がはづれている風景が見られます。

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大工工事もほとんど終わり・・・

2021年02月04日 | 旧三角海運倉庫耐震補強工事

大工工事もほとんど終わり、内部の足場が外れていました。

内部に新しく使った木材の塗装も終わっています。

今回の工事の木材と以前の木材とが分かるように、色分けがしてあるのですが写真ではあまりわかりません。

内部壁のしっくい仕上げも終わっています。

今は内部では基礎石の補修工事の準備。

外部は壁の左官工事をしています。

基礎石の保護のために新しく表面に厚40ミリ位の石を張るための墨出しをしています。

墨出しが終わったところから、下地調整をします。

調整材料を練っています。

テラスも大工工事・塗装工事が終わっています。

テラスの梁材が一部腐っていたので補修しました。

補修したところとオリジナルの部分が分かるように塗料の色が変えてありますが、同じ色だったらあまり目立たなかったのですが・・・

今は左官さんが壁のしっくいの補修をしています。

唯一、外壁で下地共に補修した壁の中塗りをしていました。

飾り窓の下地をしているところです。

手間がかかって大変ですが、左官さんの腕の見せ所です。

この後十分乾かして、しっくい仕上げをします。

来月半ばが工期なので、現場は追い込みに必死で頑張っています。

 

 

 

 

 

 

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文化庁の視察

2020年12月23日 | 旧三角海運倉庫耐震補強工事

今回の建物が「国登録有形文化財」のため、昨日、文化庁の視察がありました。

視察状況です。

まず事務所で宇城市教育会の文化課の担当者から工事の説明がありました。

その後、現場視察です。

補強方法や解体時の現況状況の説明を、設計事務所がされました。

今回は基礎石の劣化がひどいので、その部分の説明を熱心に聞いておられました。

外部の視察状況です。

さすがに文化庁の主任文化財調査官の方です、いろいろと詳しくて返答に詰まられることもありました。

最初はすぐに終わるのではと思っていたのですが。2時間以上じっくりと視察して行かれました。

その後夕方になったのですが、木材を塗るので色決めをしていただきました。

中で現状の木に見本を当てて検討していただきました。

今年中には決まるようです。

 

 

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本格的な冬の到来・・・

2020年12月16日 | 旧三角海運倉庫耐震補強工事

本格的な冬の到来でしょうか?

昨日、西港の現場でも雪が一瞬ですが舞いました。

ビックリです、三角は年に数回しか雪が降らないのに、こんなに早い時期に雪を見るとは・・・

寒い中、大工さんがテラス部分の工事をしていました。

テラスの手すりも、もうすぐ出来ます。

去年、入社した子も頑張っていました。

この場所の手すりが最後です。

昨日は9月に来ていただいた、文化財建造物保存技術協会の方に二回目のご指導をいただきました。

今回は、建設当時の部材と、以前の改修時の部材と、今回の改修の補強材との塗装をどうするかの検討がなされました。

試し塗りした木材を見ながら検討されているところです。

その見本を見ながら現場で検討しました。

以前ご指摘があった部分の確認をしていただきました。

根継ぎをした柱の確認と今後の課題について打ち合わせをしているところです。

赤い部分の補強方法についてご指導いただきました。

束石の最終納まりについて説明しているところです。

束石の下にある石が重要文化財なので傷つけないように納めていきます。

建設当時の柱に合わせて補強材を取り付けています。

大工は大変苦労したようです。

現場が海沿いにあるため寒風がまともに当たってすごく寒かったのですが、2時間以上現場で打ち合わせをしました。

良いものを作りたいと云う思いが、なければ出来ないことだと感心した時間でした。

これから寒い日が続きますが、防寒対策をして頑張っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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まだテラスの柱を入れています。

2020年12月08日 | 旧三角海運倉庫耐震補強工事

まだテラスの柱を入れています。

大工さんが苦労をしています。

このように、何回も外しては嵌める作業をして合わせます。

そしてやっと柱と梁がづれないやうに、鉄製のピンを嵌め込みます。

そして最終的に嵌め込めてしまいます。

他の場所ですが、このように足元を固めて終わります。

以前のブログ載せた、根継ぎをした柱もこの作業が終わっていました。

この柱の補強が終わったところから、手すりを取り付けていっています。

内部は左官の中塗りも終わっていました。

この後、新しく入れた木材に色を付けてから、しっくい仕上げをします。

厨房との間にあったカウンターを大工さんが作っていました。

今月の22日にまた、文化財建造物保存技術協会の方が来られます。

懸念材料のご指導を頂いて、最終仕上げに入っていきます。

 

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瓦工事も終わりました

2020年11月28日 | 旧三角海運倉庫耐震補強工事

瓦の葺き替え工事が終わっていました。

工事中に全景が一番きれいに見えるところから撮りました。

テラス部分の屋根です

倉庫本体の屋根です。

鬼瓦です。

創建当時のものだそうです。

家紋を調べると、三つ鱗という紋でした。

足場がないとなかなか見れないものです。

屋根はこの後、棟部分のしっくいを補修して終わります。

内部は大工工事が終わり、左官工事に入っています。

壁しっくいの下地塗りをしています。

大工はテラス部分の補強工事に入っています。

既存の柱の両横に補強用の柱が入れてあります。

この柱にも制震ダンパーが設けてあります。

当然カバーをして隠します。

柱の根元部分です。

根固めを既設土台と繋いでいます。

狭いところに継ぎ手が重なっていて、大変苦労したそうです。

柱の上部です。

丸い梁に合わせて切り込んでいます。

丸い部分を切り込んでいるところです。

この後、梁に嵌めるのですが、合わないところがあるとまたはずして削ります、その繰り返しをしてやっと柱を建てます。

大変手間がかかる作業をしています。

 

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一般公開がありました

2020年11月18日 | 旧三角海運倉庫耐震補強工事

今日の熊日新聞にも載っていましたが、先週土曜日に一般公開がありました。

何人の参加があるか心配だったのですが、午前の部33名・午後の部38名

合計71名の方の参加を頂きました。

最初は、この看板の前で説明がありました。

午前の部は3回に分けて見学会がありました。

1回目の説明状況です

説明は、宇城市教育委員会文化課の学芸員の方がされています。

建設会社の職人さんの姿も見られました。

2回目の説明状況です

2回目は少なかったのですが、幼児の参加がありました。

ヘルメットをかぶってさて出発です。

3回目の説明状況です

3回目になると観光客の方々が多かったように思います。

現場内の説明状況です。

パンフレットを見ているようですが、分かるのかな?

工事も進んでいました。

制震ダンパーのカバーがしてありました。

既設の梁や柱の面に合わせるのが大変そうです。

テラスの補強のために既設の柱の両脇に新たな柱を建てます。

その柱を受ける束石です

この束石は下のオリジナルの石を傷めないために固定してありません。

テラスの柱が1本だけ根元が腐っていたので、根継ぎをしました。

この根継ぎ部分の材料を取るために4mの丸太柱を注文しました。

その材から柱径が合う部分を切り取って根継ぎをしました。

丸い柱なので、大工は苦労したようです。

屋根工事もほとんど終わっていました。

棟と棟から2段の瓦を残して新しい瓦を葺きました。

この棟のほとんどがオリジナルの瓦です。

テラスの瓦です。

ここも水切り瓦とその下3段の瓦を残して新しい瓦を葺きました。

帰り、雲仙岳が綺麗に見えたので

写真に撮るとだめですね!

実際はもっと綺麗でした。

 

 

 

 

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瓦工事に入りました

2020年10月30日 | 旧三角海運倉庫耐震補強工事

瓦葺き替え工事に入りました。

屋根部分が白く見えているのは防水ルーフィングです。

既設の瓦が残っています。

残している瓦は、建設当時の瓦と随分以前に吹き替えた当時の瓦だそうです。

この瓦を残してその他の瓦を吹き替えます。

母屋部分の屋根です。

テラス部分の屋根です。

大工さんは今、テラス部分の工事をしていました。

既存の柱と梁の取り付き部分に制震ダンパーを取り付けました。

このダンパーはカバーをして見えなくなります。

内部です。

壁の耐震補強が終わり、既設梁の補強のための方杖も取りついていました。

室内の梁にも制震ダンパーが取りついていました。

大きな梁には、ダンパーが2個付いています。

壁の耐震補強の方法です。

以前改修したときに入れた筋交いにプレートを取り付けて、柱の根と中間を固めるために横架材を入れて、上の写真のように30ミリ杉板を張張って補強しています。

その上にしっくい仕上げをするための下地、ラスボードを張ります。

この壁には建設当初の貫板が残っていたため、その板を残して補強の杉板を張りました。

壁補強が完了した壁です。

この後、左官さんが仕上げていきます。

11月14日に見学会があります。興味のある方のお越しをお待ちしています。

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前回のつづきです。

2020年10月03日 | 旧三角海運倉庫耐震補強工事

前回と違うところの横架材を入れていました。

尻はさみ継ぎの加工をした材料です。

この材料を継ぎます。

3人掛かってやっと収まりました。

最後に栓を打ち込んで、この継手の出来上がりです。

このように1本1本繋いで、長い横架材を一本にしていきます。

後一片を残して三方が終わりました。

一本一本このような加工をします。

取り付ける場所が違うので、測りながら切込みをします。

大工さんの地道な作業がこれからも続きます。

 

 

 

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今、三角西港で改修工事をしています

2020年09月26日 | 旧三角海運倉庫耐震補強工事

世界遺産に登録された西港の一角にある、国登録有形文化財である旧三角海運倉庫の耐震補強工事をしています。

明治20年に建てられた倉庫です。

32年前に修復され、その後、レストランとして利用されている建物です。

雨の日ばかり現場に行くので内部ばかりの写真です。

工事をするために、内外部に足場を掛けてあります。

建物内部です

テラスです

内部足場が掛かったので小屋組の写真が撮れました。

曲がった木材を使って上手く組まれていました。

一部壁を解体したところです。

筋交いが見えますが、これは32年前の工事の時に取り付けられたものだそうです。

上部の筋交いと下部の筋交いの間に横架材が入ったいません。

今回はこの場所に横架材を入れ、柱の根元を固めるために横架材を入れて補強をします。

もとの筋交いにも金物を取り付けて、柱からはずれないようにします。

横架材が取りつく部分の柱を欠き込みます。

欠き込んだ部分は見て分かるように、初々しい木材と同じようでした。

横架材の継ぎ手部分です。

尻はさみ継ぎで継ぎます。

継ぎ終わったところです。

一部の壁は30ミリの杉板を横張にして補強します。

柱根固めの横架材も付いています。

この壁の上にボードを貼って漆喰仕上をします。

24日に文化財建造物保存技術協会の方が見えていろいろとご指導をいただきました。

これから来年3月の工期までしっかりとした工事をさせていただき、今後も長く続く建物に仕上げたいと思います。

 

 

 

 

 

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