先週水曜日に竣工検査を受けました。
検査状況
先ずは内部から
この後外部
特別指摘事項もなく無事検査が終わりました。
三角に来ることがあったら是非ご来館ください。
仮設の仮囲いが外れ、事務所も撤去しました。
役所の検査員の方の検査前に現場担当の役所の方と、監理をされた設計事務所の方に下検査をしてもらいました。
この時に指摘された箇所の手直しをしをして本検査を受けます。
もうすぐ終わります。
久し振りにカワセミを見ました。
いつ見ても綺麗ですね!
職人さんや下請けさんのおかげで工事がもうすぐ終わります。
内部は床板に木材保護着色材を塗り、ほとんどの工事が終わりました。
展示室
タワー棟の展示室
事務室
外部通路
外部も周りが大分片付けられました。
今週は、仮設の仮囲い・事務所・敷鉄板などを撤去する予定です。
江津湖の梅が満開になりました。
河津桜の蕾も大きくなりました。
もうすぐ一斉に咲き始めるでしょう。
楽しみです。
やっと外部足場が外れました。
内部は・・・
枠周りのペンキ塗り
壁しっくい塗りの下地塗り
壁しっくい塗り
以上の仕上げ工事も終わり、床の養生も取りました。
この後は、古い床材の補修をして床板に保護着色塗料塗りと電灯のスイッチやコンセントを取り付けてほとんどの工事が終わります。
内部工事が大工も増えて随分と進んできました。
天井のボードを貼りが終わりました。
壁の耐震補強のための構造合板張りも終わりました。
この後、巾木・壁見切り・腰壁板を貼ります。
この工事が終わると、壁にラスボードを貼って左官さんが壁のしっくい塗りをします。
来週にはラスボード貼りが始まりそうです。
外部では仕上がったところから塗装仕上げをしています。
瓦工事も終わりました。
この後、棟瓦や屋根の周りの身瓦の継ぎ目にしっくいで目板押さえをします。
左官さんが準備をしています
寒い中を左官さんには頑張って塗ってもらっています。
もう工期が近づいているので一日一日が勝負です。
今年初めてのカワセミです。
いつもの池のカワセミです。
この後は県立図書館の近くの川に居たカワセミです。
11月17日に一般の方の見学会がありました。
市の現場担当の方が説明をされています。
見学の後、今回新しく葺く瓦の裏にサインを書いてもらいました。
この見学会の2日後に、今度は三角小学校の生徒に瓦裏にサインをするイベントがありました。
このサインされた瓦はもちろんすべて今回の瓦葺き替えに使われました。
内部では天井に水平力を持たせるためのブレースの取り付けが完了しいます。
この後は天井下地を組んで天井ボードを貼ります。
天井と壁の取り合い部分、R面の裏側です。
大工さんでR面下地を作ったところに左官さんが仕上げます。
大工は外壁板の貼り替えをしています。
外部では塗装屋さんが壁の塗装をしています。
瓦の葺き替えも終わりに近づいています。
寄棟ののし瓦を葺いています。
この棟には古い(創建当時)のし瓦を載せています。
清掃した古いのし瓦です。
全ての分は足らないので、片面は新しいのし瓦を載せています。
このように古い(創建当時)物は残していかなければならないので、中な工事が進みません!
工期も迫ってきたので年が明けてからが大変です。
床工事も進んできました。
既設の土台に伝わった力を新設の土台に伝えるための金物です。
この金物を据え付けるために既設の土台を加工しています。
新しい基礎に土台を据え付けています。
既設の土台・金物・新設土台を繋ぐためパネリードSと言われる特殊な金属棒で繋ぎます。
この土台に既設の根太を再取付けします。
廻りの基礎をするために中央に置いてあった展示品を奥に移動しました。
床下の大引きに新しい束を入れました。
大引きが跳ね上がらないように所々をボルトで引いています。
このような工程を経てやっと床張りです。
この床張りも苦労です、床板をもとに張ってあった位置に張ります。
もちろん釘の位置も同じところに打ちます。
普段の床張りの倍以上の時間がかかります。
これからが大工の本格的な作業が始まります。
11月17日には工事内容の説明会があります。
皆さんの参加をお待ちしています。
詳細は宇城市のホームページを見てください。
アクアドームに咲いていた芙蓉の花が他の場所でも咲いていました。
これは前と同じとこの芙蓉です
久しぶりに江津湖の話題から
私が勝手に標準木にしている桜が咲いていました。
春ならば開花宣言!をしたいところです。
でも綺麗でした。
現場は基礎の立ち上がりコンクリートを打ちました。
基礎コンクリートが終わりました。
この基礎に新しい土台を据え付けるための基礎の天端均しをしています。
これでいよいよ床の工事が出来ます。
外部では、基礎石の補修工事をしています。
ひびが入っているところに薬剤を注入して固めます。
表面が剥がれているところは基礎石と同質の石粉を混ぜた樹脂モルタルを塗って補修します。
ひびが入っている部分に薬剤を注入するための穴をあけて、ひびには薬剤が漏れないように特殊な材料で塞ぎます。
薬剤を注入しているところです。
塞いだ材料は意外と簡単にはげるそうです。
表面の剥げたところを補修してるところです。
注入・補修が終わったところです。
表面を補修したところはだんだん色がうすくなって、10年ぐらいすると同じ色になるそうです。
文化財修繕は気の長い仕事ですね。
床工事が始まると本格的に大工工事に入ります。
数日前に撮った雲仙です。
写真を撮るのが下手ですね!
本当はもっと綺麗なのですが・・・・
床下基礎の工事をしています。
床下の防湿コンクリートを撤去して床掘をし、砕石を入れて防湿シートを張っています。
全行程が手作業です。
シートを張った後基礎の鉄筋を組みます。
その後ベースのコンクリートを打設して、今は立ち上がりの枠を入れています。
立上りのコンクリートを打って基礎工事は終ります。
その後、基礎に特殊な金物を設置し、新しい土台を取り付けて古い土台と固定させて新しい基礎に建物の荷重や外力を持たせるそうです。
水平力を持たせるためのブレース枠の取り付けが終わっていました。
外壁塗装を剥いでいます。
レンガの積み直しが終わっていました
どこの部分のレンガだったかを印をして積み直しています。
中ほどにある印がないレンガは現場に残っていたものを使っています。
おろした瓦です。
建設当時の熨斗瓦などは綺麗にしてまた使用します。
身瓦は建設当時のものではなかったので処分しました。
建設当時のものではなかったのですが鬼瓦も残して使用します。
今、大工は木材の加工をしているところです。それが終われば屋根野地板の構造合板を張る予定です。
暑さも和らいできたので屋根工事も苦にならなくなりました。
よかったです!
三年前の工事に続いて、世界遺産に登録された西港の一角にある、国登録有形文化財である龍驤館(りゅうじょうかん)耐震補強工事をしています。
建物の説明です
頌徳の意味が分からなかったので日本語大辞典で調べると
「徳を褒めたたえること」
だそうです。
また勉強になりました。
上の写真は、一部分建物を上げるための鉄骨で組んだ台です。
レンガを積んでその上に基礎石載せた基礎の上にこの建物が載っているのですが、そのレンガを車が追突して壊しました。
その壊したレンガを積み直すために建物を一部分だけ上げました。
中では小屋組みの補強をしています。
小屋組みの水平力を持たせるために、各洋小屋組みとの間にブレース枠を入れて補強します。
そのブレース枠を入れているところです
この枠にブレースを取り付けます。
この他、基礎の補強も行います。
建設当時の部材を傷めないように工事を行うため、なかなか進みませんが棟梁が頑張ってくれています。