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まごころ☆マコト君が行く

熊本で手刻みの木の家に住もう! 県産無垢の杉、自然素材、職人の技術を受け継ぐ そんな硬派な家づくりやってます☆

くまもとで手刻みの木の家に住もう!

構造材の手刻み加工、県産無垢杉・桧材、自然素材の内装材、職人の技術を受け継ぐ  そんな硬派で男気あふれる家づくりをやっています♪

講習会に行きました#2

2010年02月16日 | 建築な雑談
伝統木構造の会 其の弐




左官工事について。


まずはどういう材料で何層塗っているのか調査を行う。

しっくいは再利用できないが、塗り土は50%以上再利用した。

塗り層ごとの丁寧な解体が行われた。

土の中のバクテリアの関係で、古い土と新しい土は混ぜれない。

壁の現況サンプルも資料として残している。






塗り土は、200㎡の土置き場に深さ30cmになるように置かれ、

ワラを混ぜ合わせ長期間寝かせて、良質の塗り土に熟成させる。

バクテリアを発酵させるので、酸素供給のため深さ30cmで土を保管する。

ワラを腐らせるので臭いがきつかったが、近隣の理解で苦情はでなかった。




ねずみ漆喰の試作見本。




油煙の含有量を変えて色を見比べる。


漆喰に油煙を混ぜる時はアルコールで溶かすが、

当時の熊本の状況を考慮して、焼酎を使用した。



次は構造編~




・・・建築用語の説明があまりできなくて恐縮です


とにかく最後までまとめますのでよろしくお願いします








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講習会に行きました#1

2010年02月15日 | 建築な雑談
伝統木構造の会の講習会



先週の土曜に、会社で加入している伝統木構造の会に行ってきました。


伝統木構造の会についてはこちらを参照ください

http://dentou.weblogs.jp/



山鹿の八千代座の復原をされた、山鹿の野中建設さんが講師でした。

スライド中心だったので説明しにくいですが、僭越ながら内容をまとめてみます。



八千代座は平成8~13年かけて工事が行われた。

まずは雨に濡らさないように、建物全体を鉄骨造の覆い屋をつくる。

最初は解体しながら調査を行う。



まずは木工事から。


構造材、野地板や床板すべての材料に番号札を貼り、

再利用するか補修するか取り替えるか選別を行う。

再利用、補修の場合はまったく同じ場所に戻す。

釘の本数まで調査する。


例えば、野地板の上から垂木にとまるように釘を打つが、

野地板と垂木の釘の数と場所が合うか、確認する。

もし違う場合は、そこは補修されたところと記録する。

野地板と垂木が同時に補修されたケースも考えられるので、次は垂木と母屋の関係を見る。

その材が当初材なのか補修材なのかひとつひとつ調べていく。




補修された材の実物サンプルを見せてくださった。

床板です。書き込みがしてある。





補修する場合は、木目に合わせて行う。

透明のアクリル板等に木目を写し取り、その木目に近い材を選ぶ。

画像下部分が、板を合わせて補修されているのがわかる。





『エポキシとって埋め木直す』という文字が見えている。

構造材以外は木工用ボンドによる補修でないといけない。

エポキシは強すぎて適さないそうです。





板を裏から見たところ。

色が違う、左上部の丸い部分と下部3分の1の部分が補修されたところ。





裏からあてられた桟木と補修板に焼き印が押してある。

『平成2年補修』(多分)と書いてある。補修材にはわかるように全て焼き印が押される。



次回は左官工事について



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建築探訪#2

2009年12月21日 | 建築な雑談
日曜日に熊本県下の高校茶道部合同茶会に行きました。

お目当ては茶室の見学です。茶会以外は入れないことが多いです。


お客さんから運よくいただいた茶券を握り、

スカート、白の靴下、懐紙 この3点のみ指示をいただき

全くの知識、予習なしで

マコト君Jr(もうすぐ4歳)とドキドキの茶会初参加



だいたい幼児連れってそもそもアリなのか・・・

券をくださった方は座っていられるなら大丈夫とおっしゃってくださいましたが・・




受付の勝手もわからず、手荷物の塩梅もわからず、初心者のくせに子連れかよっと思いつつ、

恐縮感丸出しで、恐る恐る人の流れに沿って入室~

すると待合の和室に、『先生』と呼ばれている和服の女性がお孫さん連れでいらっしゃいまして!

その方に終始くっついてました。助かりました~


子連れをいいことに全くお作法無しでいただきました

(そもそも全くわかんないんですが)



白川公園内の茶室です~









離れに移動し、今度はテーブル席にてくだけた雰囲気によるお茶が出されました。

お菓子はロールケーキ、子供達にクリスマスの絵柄の器でお茶を出してくださいました。





全ての工程約1時間半

ドッキドキの初体験は、幸運な流れのおかげで何とかなりました



帰りはマコト君Jrとの約束である、

公園での自転車遊びを極寒の中、鳩に戯れながら楽しみました




目的である建物の見学は緊張でそれどころではなかったので、リベンジしたいです!


機会あれば違う茶室にも行きたいです



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建築探訪

2009年12月03日 | 建築な雑談
子供ができて最近はあまり行けませんが、

独身時代は遠方に建物をちょくちょく見に行ってました。


以前に長崎に行った際に見に行った、印象深い建物を紹介します


長崎市内にある『日本26聖人記念館』です。

1962年に建築学会賞を受賞した建物であり、聖堂と資料館から成ります。

資料館は入りそびれ、聖堂のみの写真です




こちら外観です。後ろにサグラダファミリアのような塔がそびえてます。





塔を近くで見ると、無数の陶器の破片が埋めてあるのがわかります。

設計者自身が集めたそうです。





階段室です。薄暗い1階から2階にあがると・・・




さまざまな窓から光が差しこむ聖堂が現れます。


聖堂内を祭壇側から見たところです。

写真が下手でよくわからんですが、吹き抜け部の壁にステンドグラスの窓があり

写真下部の廊下には、デザインが異なる3つの窓が見えます。





その3つの窓のひとつです。

アルミサッシを3枚引違い・格子付きに加工したものにステンドグラスを合わせて十字のデザインにしてあるのに感動

業者泣かせ~ 

こういう細部のデザインからも設計者の意図が伝わります(言葉で説明はできませんが

サッシを見て感動することはなかなかないです。





祭壇上部の吹き抜け部です。天井の木組みが素朴な印象を与えます。

ヨーロッパの豪華で圧倒的なステンドグラスも感動ですが、

この空間は、私を意味もなく懺悔したくなる真摯な気持ちさせました





こちらは1階外部のピロティ駐車場の壁です。

場所が駐車場だけに、こんなとこにまで!という感動でした。




当時仕事を初めて間もなかったマコト君は

40年前に造られた鉄筋コンクリート造のこの建物に大いに感動したものでした。

機会を作ってまた見に行きたい建物のひとつです

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お客さんのとこに行きました

2009年11月23日 | 建築な雑談
7年前ほどに竣工したお客様のところにお邪魔しました。

FU設計さん設計の木造住宅です。




庭の木が育ち、壁の杉板が年季が入り、

とても素敵なおうちに育っていました





ちなみに竣工直前はこんなかんじでした。




A様お世話になりました。これからも宜しくお願い致します
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インターンシップ#3

2009年10月29日 | 建築な雑談
作業場見学



マコト建設は、元請では珍しく大工は正社員として所属しています。

現会長が大工から起業しているからです。



現場での造作だけでなく、

作業場での材料加工も大工の大事な仕事です。


棟上までに構造体の墨付け・刻み加工を行い、

現場の納まりに応じて、建具などの造作材をミリ単位で加工します。




学生さん達も積極的に質問していました
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インターンシップ#2

2009年10月28日 | 建築な雑談
竣工現場見学

弊社で施工した住宅を見学させていただきました。

ご協力いただきましたF様、N様、H様 ありがとうございました


熊本市内の木造平屋建てN様邸です。

いつもお仕事をさせていただいてるFU設計様の設計です。





玄関門扉はN様家のシンボルのさといもの葉のデザインになってます。





漆喰と杉板で仕上げられた外壁です。







天窓と柱や梁が表しでデザインされた居間です。








お茶をされてるので専用の水屋が設けられてます。






N様からお茶を頂いてしまいました


本当にありがとうございました。


生のお客様とお話させていただいて、

学生さん達にも良い刺激になったようでした。
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インターンシップ#1

2009年10月26日 | 建築な雑談
工業高校の学生さん


建築部会を通じて、インターンシップを受け入れをしました。

期間は5日間


大工志望の二人をまずはH邸にて実習開始しました。










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