まごころ☆マコト君が行く

熊本で手刻みの木の家に住もう! 県産無垢の杉、自然素材、職人の技術を受け継ぐ そんな硬派な家づくりやってます☆

講習会に行きました#3

2010年02月17日 | 建築な雑談
伝統木構造の会 其の参



八千代座 復原 構造編です。


八千代座の構造は、桁下が貫構造、小屋組みがトラス構造になっている。

主に軸組みを残しながら行う半解体の工事であったので、

トラスの取り替えの工事は大変だった。


痛んだ柱は、金輪継ぎで根継ぎした。

(こちらが金輪継ぎ)

(よくわからないと思いますので、『金輪継ぎ』で画像検索してみるのをおすすめします)



柱の高さを揃えるために、鉛やケヤキ材を根元に挟み込んだ。

胴差は、やといほぞで取り替える。


八千代座は商業建築のため、既存柱などの断面寸法が小さい。

構造補強するために壁面内にステンレスパネルを取付ける仕様であったが、

固めすぎると周辺の材の破壊につながるので、

施工側の判断で断面を少し小さくし、柱に固定されないように木をはさんだ。


床の水平面剛性を高めるために、胴差間に構造パネル(材はメモしそびれました)を

はめ込み、見かけが変わらないように床板表しになるように板を貼った。


新材は古色仕上げに塗られる。

墨と柿渋をまぜて塗ったり、バーナーで仕上げたりした。

(既製品の墨汁は油が入っていてよく混ざらないので、墨をする方がいいそうです)

再利用、補修したりして8割の古材を残すことができた。



八千代座の最盛期であった大正期の姿に復元された。


配布された資料です。

昭和の廃墟ぶりはかなりひどかったそうです。

民間の所有だったのが山鹿市に譲渡されたものの、

当時の行政は取り壊す雰囲気だったらしいです。

市民運動から始まった復原だったそうです。

見学する文化財でなく、劇場として機能する文化財として

興行法、消防法をクリアしている建築になっているそうです。



次回は その他編です~



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