0445起床。
今季のホビーレース予定は先だっての宮クリにて終了だったのだが、古殿ロードレースが台風被災で中止だったこともあり些か不完全燃焼。へてへて、ツール・ド・ふくしま最終戦の「第2回
ツール・ド・はなわ」への機運が高まり、上級74kmロードレースにエントリー。
だがしかしスタートリストを確認すれば錚々たるメンバー。Jプロツアーを走る選手陣はじめ、実業団登録選手、大学生RCランキング1位、強豪高校生など。濃い、とても。どう考えても格が違うんだが、はたして。
出掛けの米沢は小雨が降っていて気温は7℃。塙町を確認すると気温3℃と寒そう。まぁ晴れ予報だし、ジュニアが1000、上級が1140スタートだし、その頃には丁度よくなれば良いが。
0515出立。パンを食べながら東北中央道をへて東北道へ接続、ちょいと眠気がきて安達太良PAから女房に運転を代わってもらい寝る。0720会場の湯遊ランドはなわ到着。大至急寒いので車でコースインスペクション、いまいちコースが分からずに迷うなど、まずは車でよかった。駐車場へ入庫し受付、ビブや機材準備をしながらオニギリ2個食べた。日が高くなり少し気温が上がってきた0850から倅ら、彩北ツブラーゼ吉田選手と倅ペースにて駄弁りながら1周ほどコースインスペクション。
コースは7.4kmほどの周回。登り基調で3kmちょい5〜6分、降り基調で4kmちょい6〜7分で1周12分前後といった感じ。登板の平均勾配は4%ほどだが二段坂、中盤で一旦緩み後半に勾配が上がり登り切る。短くダウンヒルして県道に合流、K111は道幅が狭いブラインドカーブが複数あり、抜きどころが難しそうだ。獲得標高は1周で120mほど。風が北西7~10m/sと些か強く、登板が追い風、降りは向かい風といった具合。千切れたら終わりだな。
ジュニアはダウンヒルからのK111合流した周回コース上2kmほどにフィニッシュライン。
上級はラスト左折して平坦400m片貝公民館前がフィニッシュライン。
まずはジュニア2周(16km)に倅2人が出走。1000スタート。60代、女子との混走。
上の倅は先頭から千切れたものの、3位フィニッシュ。
以下、本人のフィードバック。
悪かった所:ローテをしないで1周目引いてしまった事。
良かった所:登りで集団からきれずについていけた事。
次に向けて:きちんとローテをする事と集団から離れても諦めずに追いつこうとする事。
表彰台おめでとう。
下の倅は、まずは無事完走といったところ。お疲れ様。
予定より15分遅延して、上級9周(74km)1155スタート。
湯遊ランドはなわをスタートし、周回コースの登り基調になる2.5km地点まではバイクペーサーでのパレードだが、割とバイクが速い。リアルスタート直後にファーストアタックで逃げが形成された模様で、那須ブラーゼンの柴田選手、イナーメ信濃山形の岡選手を含む4名ほど?の逃げが出ているらしい。というのも後ろに埋れていて、前の状況をよく理解していなかった。
序盤で嘉瀬選手が登りでアゲて行くのに合わせて、一緒にアゲて追走モードへ。風間選手も合流し、登りペースで平坦を踏みましょう、と前を追う。
が、降り基調の平坦は緩やかなカーブが続くワインディングロードで、大きすぎる集団は縦に伸びるだけでペースが上がりきらない。もちろん逃げに選手が入っているチームはペースを緩ませようと牽かない。
そんなこんなで伸びては吸収を繰り返しつつ周回は進み、むしろ逃げとのタイム差は伸びていった。
前に追い付くの無理だなぁ、という雰囲気が集団に漂い諦めムードで緩んだ中盤、ブラーゼン西尾選手に「まぁ、前は追いませんよね?」と聞いてみたら「すんません、怒られたくないのでw」と、そりゃまぁそうだよなぁ。もちろんイナーメ生田目選手も気配を消している。と、ペースは上がらず苦戦し、逃げグループとのタイム差が広がる。
7周回目に入り、風間選手がススーッと1本牽きでアゲて行く。反応して張り付く、き、キツい。降り平坦で集団を壊しに掛かり、8周回目いよいよメイン集団が小さくなったが、残念ながら結局逃げには追い付けず。
ラスト周回、最後の登坂でブラーゼン西尾選手がグイッとスタンディングでペースアップ、登り切りで工藤選手が少し遅れたか。5人で抜け出てダウンヒルへ。さて、大地選手、伊澤選手、西尾選手、生田目選手、どう考えてもスプリントでは自分に勝ち目のないラインナップ。ラスト1kmくらいで西尾選手が試すかのようにアタック、ちょうど番手が後ろだったで反応して張り付く。カウンター気味に踏んで入れ替わり、番手は自分が先頭に。もはやスプリンターと横並び牽制しても勝ち目はないので、自分に残された道は、このまま先頭固定でラインキープしてラスト直線へ先頭で入り早掛け先行しかないか…という流れで腹を括って左折してラスト直線に飛び込んだ。左前方からの向い風と読んで右端ラインをキープで、スタンディングで踏んで、そのままスプリント。
ラスト50mくらいで捲られ、この集団での4着に沈みフィニッシュ。レース中は逃げの人数を把握できていなかったが、3人で逃げていてラスト1周前に1人は切れてドロップしていた模様。
【TSS:176.3 IF:0.96 NP:283.3[W] 消費エネルギー:1614.8kJ】
平均ケイデンス:81 [rpm]
最大スピード:67.5 [km/h]
平均スピード:35.9 [km/h]
最大心拍数:181 [bpm]
平均心拍数:162 [bpm]
最大ペダリング・パワー:793.1 [W]
平均ペダリング・パワー:233.1 [W]
平均気温:9 [°C]
風向風速:北北西7.2(白河1200)
機材メモ:スカイロン、ホイールBORA ONE Fr/Rr_コンチAttackフォース(8.0bar)、52-36x11-25(11s)ロー側が摩耗で歯飛び
補給メモ:なし(スタート1時間前までにモルテン320摂取)
ボトルメモ:モルテン320(0.3残り)
なんとか6位入賞に潜り込み登壇。
山形県伝統の撮影方式にて表彰式を〆させて頂き、恐縮至極でございます。
なお、6位から表彰台に呼ばれましたので、高齢者の会ポーズ拝借でアピール。
美味しいけんちん汁で暖まりながら、参加された各選手の方々と歓談。皆さんフレンドリーで、色々な情報を交換しつつ愉しい時間を過ごす。
表彰式前には地元の太鼓演舞で盛り上がる。
幸い天候にも恵まれ、紅葉時季も丁度良く、とても綺麗でした。閉会後、ぷしゅ、嘉瀬とで温泉に浸かりながら駄弁って、会場を辞去。
開催運営にご尽力されました関係各位の皆様、大変ありがとうございました。お陰様で安全無事に楽しむことができました。
参加賞は塙町のリンゴとお米とドリンク。この他に、けんちん汁と温泉入浴。アンケートに答えてサコッシュ頂戴したり、と満足度は高い。
これにて一応シーズンオフかな。まぁ趣味にオフなんて無いけれど。
東北道で女房運転に代わり、運転手はチミだ、ぷしゅ。
今年も1年間サポートありがとう。
少しだけ緩んで、また来月からシーズンインですね。
勝てはしなかったが、負けなかったレース。
今はそんな気持ち。