摩訶不思議 with LOVE

日常の出来事ほか

 野球の韓国チームは、兵役免除という餌に執念で喰らいついた。

2008年08月30日 21時01分47秒 | おんがく
 北京でのオリンピックが終って一週間が過ぎた。オリンピック自体に関しては、普通に楽しむことが出来たのだが、やはり開催国が悪すぎた。開会式のときのCG花火や口パク少女は良いとしても、人民解放軍が、毎朝、天安門広場で行っているのと同じやり方で国旗掲揚をしたのには驚いた。もし日本でオリンピックがあったとして、自衛隊が国旗掲揚をし、敬礼なんかしちゃたらどうなるのだろうか。想像するだけでも大変だ。
 その北京五輪では多くの日本人が活躍したが、最も印象に残ったのは女子ソフトボールチームの金メダルだった。中でもエースの上野は、2日で413球を投げ抜いてチームを引っ張った。その上野投手がサインを求められて書いた色紙。そこには、「強い弱いは執念の差」と書かれていたそうだ。

 金といえば、吹奏楽コンクールでも「金賞・銀賞・銅賞」と一応分けられる。ただ、これはオリンピックとは違って、「1位・2位・3位」ではない。しかも、県大会や支部大会という予選の段階でも「金、銀、銅」が与えられる。(しかも、1位・2位・3位ではなく)いや、失格にならない限り、もれなく3つの内のどれかが貰えるようになっている。なぜだろう?教育の一環だからか・・・。いや、あの神聖な(らしい)高校野球でさえ、ちゃんと優勝校が決まる。強いチーム・普通のチーム・弱いチームの3グループに分けたりなんかはしない。
 今年、愛媛の一般団体は、残念ながら全国大会に出場できなかった。それなのに相変わらず、四国支部大会を突破できなかった団体は「銀賞を受賞いたしました」とHPに載せているし、さらに愛媛県大会で落ちたある団体も「金賞を受賞いたしました」(実は訂正前はもっと酷かった)とHPに堂々と書いてある。こういうのを世間では予選落ちというのだが・・・私には理解できない。恥ずかしくないのだろうか。
 私は、愛媛で落ちた団体も、四国を突破できなかった団体も、四国代表の団体との間にそれほど大きな差があるとは思わない。そんなに高いレベルではないはずだ。
 吹奏楽は団体競技である。団体競技にとって重要なのは、ある程度の技術と最高のチームワークである。それが得られたとき、一人の力では絶対に越えることの出来ない壁をぶち破ることができるのだ。全国大会に出るような中学校でも、一人一人の中学生はそれほど上手いわけではない。ところが、それが集団になると奇跡を起こすことがある。それらを支えているのは、やはり非常に強い一人一人の熱い想いだ。

 「強い弱いは執念の差」
ここに書くのは簡単だが、実際にプレイヤーが口にするには、相当の覚悟がいるだろう。

 北方領土は火事場泥棒によってドサクサに紛れて盗られたままである

2008年08月21日 19時43分20秒 | しゃかい
 2008年8月8日に始まった南オセチア自治州をめぐるロシアとグルジアの紛争で、ロシア軍の参謀次長は20日、軍の撤退先をグルジア領内の侵攻地域が含まれていることを明らかにしたそうだ。日本人の常識では、そんなものを撤退とは言わないが、ロシアでは違うようだ。彼らは平和維持軍だそうなので、未だにブレジネフ・ドクトリン(制限主権論)を振りかざしているのかもしれない。このグルジアでのロシアの行いは、彼らが昔と何も変わっていないことを証明している。

 今から63年前の(同じ!)8月8日深夜、ソ連(現在のロシア)は、日ソ中立条約を一方的に破棄し日本に宣戦布告した。9日午前零時より、南樺太・千島列島及び満州などへ侵攻してきたのである。この時、日本大使館から本土に向けての電話回線は全て切断されており、完全な奇襲攻撃だったといわれている。ヤルタでの密約など知らない日本は、なんとそのソ連に対して、戦争終結に向けての連合国との仲介を依頼していた。
そして8月15日正午、終戦の詔書が放送され日本軍は武装解除した。しかし、ソ連軍の戦闘行為・・・いや暴行、略奪行為は終らなかった。今年の7月24日の西日本新聞に次のような記事があった。
【引揚者の悲劇語り継ごう 助産師平田さんと書表現作家阿羅さん 水子地蔵を供養】
 第2次世界大戦末期、旧満州などに攻め込んだ旧ソ連兵に乱暴され、妊娠した引揚者が多くいた事実を語り継ごうと、助産師の平田喜代美さん(66)=福岡市中央区=と田川市出身の書表現作家、阿羅(あら)こんしん(本名・大友慶次)さん(68)=東京在住=が23日、博多港に着いた妊婦に中絶手術を施した「二日市保養所」(現済生会二日市病院、筑紫野市湯町)そばにある「水子地蔵」を訪れ、罪もなく亡くなった胎児に手を合わせた。~中略~ 「乱暴されないよう男装した女性がトラックで運ばれるたび、涙があふれた」「泣き声を聞くと母性本能が目覚めるので、(堕胎後の)胎児が泣きだす前に首を絞めた」などと証言した。供養の後、平田さんは「極秘で実施していたこともあり、医療関係者も事情を知らない」。阿羅さんも「中絶の事実を通じて戦争の悲劇を語り継ぎたい」と語った。(引用以上)

 また、当時約40万人もの日本人が居住していた南樺太でもソ連の侵略攻撃が続いていた。8月20日には、真岡郵便局の電話交換手たちの「9人の乙女」の悲劇がおこっている。この話を書くと長くなるので、ご存知でない方は、間もなく放送される日本テレビ開局55年記念特別ドラマをご覧いただきた。http://www.ntv.co.jp/kyu-otome/index.html(ドラマのなかで青酸カリの入手方法が、どのように描かれているかが気になるところである)
・8月24日(日)14:25~15:25「霧の火」スペシャル~9人の乙女は何故死んだのか?
・8月25日(月)21:00~23:18霧の火-樺太・真岡郵便局に散った9人の乙女たち-
 当時ソ連のスターリンは、北海道の北半分を手に入れようとしていた。しかし、南樺太や占守島での壮絶な戦いがあったからこそ、その野望は遂げられなかったのである。また、そこで戦った方たちがいたからこそ、北海道は朝鮮半島のように分断されずに済んだともいえる。もちろん、9人の乙女たちも靖国神社に祀られている。

 昔も今もロシアという国は約束を破ってきた。現在のグルジアで、どのような取り決めがなされようが油断はできない。ロシアは暴力的ストーカー国家だ。別れ話を持ち出した女に暴力を振るい復縁を迫る男とそっくりである。
(英語の分からない私は、最初、CNNでグルジアのニュースをみたとき、ロシアがアメリカのジョージア州に攻め込んだのかと思った。何故ならCNNのアナウンサーがしきりに「ジョージア!ジョージア!」と言っていたので・・・。後で調べてみるとグルジアとジョージア(Georgia)は、英語の綴りも発音も同じだったのだ。大変な勘違いをするとこだった。)

 演奏に表れる見えない敵

2008年08月08日 16時39分51秒 | おんがく
 今年のコンクール(県大会)は、去年までとは明らかに違っていた。

 私が到着したとき、すでに一般部門は始まっており、1番の今治はドアの外からしか聴くことができなかった。それでも、確実に去年までとは違うのが分かった。何か・・・もやもやしたものがなくなってスッキリした音である。
実は私は、今回の一般部門の順番が分かった時から、(コンクールは相対評価なので)松山市吹が絶対に有利だと考えていた。ところが、(ドアの外からではあるが)もれ聴こえてきた今治の演奏は、その考えを「絶対有利」から「有利とはいえない」に変えなければならなかった。
 暫くして、今治の演奏が終わったので会場に入ることが出来た。次は私が本命だと確信している松山市吹である。間もなく演奏が始まった・・・・その直後である。課題曲の頭から2つ目の音が聞こえた瞬間、これは何だ!と嫌な感じがした。さらに、金管が入ってきたところで確実にマズイと思った。それでも他の参加団体に対して、去年のままのデータしか持ち合わせていなかった私は、例の相対評価により松山市吹が県を通過するだろうと考えていた。ところが、完全に情報不足だった。甘かったのだ。
 続いて、ゆかいな仲間である。実は、事前の予想としてはここが一番怖いと思っていた。もちろん、大穴としてである。なので、実際の演奏に関しても、まあ何と言うか・・・真ん中くらいに丁度いいというか・・・。田舎の一般団体として、ごく普通の演奏というか・・・。結局、化けなかったということである。
 そして、ウェーブである。出だしから違っていた。音色(これは好みが分かれるか?)、スピード感、そして何よりプレーヤーの一体感。特に、この一体感は、まるで新しい団体が出来た時のような新鮮さに似ていた。私はすぐに分かってしまった。県大会を抜けるのは、この団体であると。今回の出演団体の中で、私が身を乗り出して聴いたのはウェーブだけである。
 同じ曲を演奏するリエートは、さすがにこのあとはやりにくいだろうと思っていたのだが、始まってみると堂々とした演奏で好感が持てた。リエートも確実に去年より進化している。実は演奏会に行ったときに、もう限界かと思っていたのだが、今年はコンクールに出てもいい団体に成長していた。
 そして昨年よりレベルダウンしてしまったのが創価である。指導者の曲を弟子が振ったようだが、層の薄さはどうしようもない。全員揃っての練習も少ないのだろう。

 最初にも書いたが、今年の県大会は去年までとは違っていた。私もカタイと思っていた松山市吹だが、やはり団員にも心のどこかに隙があったのかも知れない。また、ウェーブやリエート(今治も?)のような、みんなが同じ目標に向かっていくという最も基本的な部分が欠けていたような気がした。改めて、吹奏楽コンクールは団体競技であると感じた。一人や二人の有能なプレーヤーが入っても、一丸となって目標に向かうものには勝てないのだ。そして、コンクールとは、その時々の団体の状態を映しだす鏡であると言えるのかも知れない。

 ぶら下りの時の福田さん、ちょっと挙動不審ですよね

2008年08月02日 16時12分18秒 | しゃかい
福田改造内閣が発足した。当然ながら期待はしていなかったが、どんな内閣になるのか多少の興味はあった。しかしある程度は予想していたとはいえ、発表されてみるとあまりの酷さ加減に眩暈がした。
福田総理は内閣改造の狙いについて、「政策の着実な実行を図り、国民目線での改革をさらに加速する」と述べたそうだが、相変わらず言っていることに中身がない。もちろんこの男には、実際に何をするかということについては、もともと興味がないのだからしようがない。あとは誰かがやってくれると思っているからだ。総理自身が「安心実現内閣」と命名し、「政策を実現できるような布陣をしいた」と語ったらしいが、何もしない本人はともかく、実際に仕事をする党役員や内閣の布陣が危険すぎる。というのも、あの悪名高き野中広務のカゲが見え隠れするからだ。当然、子分である古賀誠は言うまでもないが、ハニ垣、人権屋太田、若手訪中団長林、野中チルドレン聖子タンなどなどなど・・・。いったいどんな政策が実現されるのだろうか。

小泉、安倍内閣でやっと特亜との関係が正常化されはじめたと思っていたのだが、福田総理以降の日本の外交姿勢でも分かるように、いつの間にか昔に戻ってしまっている。それが、今回の内閣改造でますます顕著になってくることは間違いない。今年の3月に行われた総統選挙後の台湾のように、我々の日本国にも支那中国の傀儡政権が誕生したも同然だ。福田総理にしてみれば「祝北京オリンピック内閣」だったのかもしれない。開会式に良いお土産ができたな。(実は中共に開会式までに親中内閣をつくるように命令されてたのかも?)
それにしても麻生太郎はドロ舟に乗ってしまったな。