摩訶不思議 with LOVE

日常の出来事ほか

 警官の危険が増「武装化」へ

2005年09月26日 20時29分01秒 | しゃかい
公務執行妨害が増加、「精強な警察」へ装備強化 (読売新聞) - goo ニュース
このニュースのタイトルを見たとき、やっと現場の警察官の安全の確保に腰を上げたかと思った。何せ「武装化」である。「これはきっと期待できるぞ・・・」と思って全文を読んでいくうちに、私はイスから転げ落ちそうになった。誰が決めたのか知らないが、間違いなく現場からは遠く離れた机の上辺りで考えられたような内容だったからだ。その「武装化」とは、“太さを2倍近くにして強度を高めた警棒”や“車の窓ガラスも粉砕できる警杖”さらに、“腕を保護する耐刃手袋”も用意していただけるそうである。しかし、どう考えてもこれらを「武装化」と表現するのには無理がある。そんなことよりも、警察官がもっと強い態度で犯人に立ち向かえるような法改正や、世の中の一部の方々の理解が必要ではないだろうか。そうなれば、拳銃ひとつで十分とはいかないまでも、抑止力にはなりうるはずである。
本当は警察官の存在自体が抑止力になったときが、善良な一般市民(まともな)に平和が訪れるときなのかも知れない。

 ブラームスはお好き

2005年09月24日 00時31分10秒 | おんがく
県警音楽隊の「ふれ愛コンサート」に行ってきた。
今回はクラシックから中学生とのジョイントやドリル演奏まであり、なかなか楽しめる内容である。だが中でも一番良かったのは、交通安全の実験?だった。死亡事故の増加に悩み苦しむ、交通課長の気持ちがひしひしと伝わってきた。私はこれを見て、本当に反射材を買いに行こうと思った。
さて、コンサートなので書かないわけにはいかない。演奏技術の事は置いといて、第1部の演奏は少し無理があったようだ。なんと言うか・・・曲がバラバラになってしまっていたのだ。特にバイオリンパートを吹いている方は、まったく乗り切れてないので全体に悪影響を与えてしまっていた。ブラームスだからではなく、クラシック自体に慣れてないような気がした。所謂、ノリがわるい状態だ。その証拠に、コンサートが進んでいくうちに、全体が良く鳴るようになりノリも出てきた。バランスも、1部では煩かったパーカッションが全体に溶けこんできた。やはり、ポップスは慣れ親しんでいるので吹きやすいのだろう。

アイドル歌手が、どんなにボーカルレッスンを受けても、アリアは歌えない。
もし今後もクラシックを演奏するのなら、隊員全員がその気になるしかない。

 近頃の親たち

2005年09月24日 00時15分14秒 | しゃかい
今日は秋分の日。午前中は仕事をして、午後からあるコンサートに行こうと思っていたのだが、朝から携帯が鳴った。実家の母親から「今日、かなちゃんの運動会やから」・・・なぬ?いきなりの事だが、いつものことなので慣れている。急遽、仕事は延期し、娘の運動会へ行く。(私には、以前離婚した元妻との間にひとり娘がいるのだ)
運動会を20分ほど見学したが、すぐに退場。どうも好きになれない。何がって、父兄の方々のマナーの悪さやチンピラのようなファッションがどうしても許せないのだ。しかし、喧嘩を売るわけにもいかないので、いつもトットとその場から消えることにしている。
親の行動や発言は子供にとって本当に大切なものだと思う。私は基本的には、子供本人さえしっかりした考えを持っていれば、必ずキチンと育つものだと思っている。だが、これほど大量のバカ親を見ると、子供に対して親の影響があると思わざるを得ない。
日本の将来は、今の子供たちが背負っているのだが、その子供たちに最も影響を与えているのは、今の我々大人たちであることも間違いない事実のようだ。
(子供を見れば、その親のレベルも自ずと分かるということか)

 甕雫(かめしずく)

2005年09月11日 00時48分04秒 | たべのみ
昨夜は(もう一昨日になってしまったが)久しぶりに凄い体験をさせてもらった。何日か前に西条の高名な僧侶から連絡をいただき、松山で会う約束をしていた。まあ、その内容はいずれわかるので今回は書かないが、私は世の中の広さと人生の深さを思い知らされた。
最初に入った店でビールを一杯ずつ飲んだあと、オジサンの定番で焼酎を飲むことになった。私は特にこだわりがあるわけでもなく、また選ぶほどの知識もないので、ここは高名な僧にお任せした。彼は焼酎が大好きで知識も経験も豊富であった。まず、メニューの中から彼が見つけたのは「富乃宝山(とみのほうざん)」という芋焼酎だった。とうぜん、私は初めて飲む酒である。少し口に含んでみた。「おぉ?」・・・「おおー!」と私は何度か頷いた。何とも爽やかな酒である。芋焼酎とは思えないくらいのフルーティな香りだ。例えるならマスカットの風味が近いだろうか。こんな焼酎が家にあれば、毎日椅子から落っこちてしまうだろう。(実は先日、一人で家で飲んでいて、椅子から転げ落ちてしまい、15分ほど動けなかった。何とか携帯に手が届いた私が考えたのは、救急車を呼ぶ事ではなく最期の言葉を誰に残すかであった)
そのあと2軒目は、彼の行きつけのスナックに寄ってスコッチを少し飲んだ。もし、これで帰っていれば私の人生は変わらなかったのだが、神様は(いや仏様か)そうはさせなかった。私は、せっかく松山に来て頂いたのだからもう一軒だけ自分の知っているスナックに連れて行かなければと考えた。その店は滅多にいく事は無いのだが、とりあえず残り少ないボトルが置いてあった。案の定、ボトル(響)は最初の一杯で無くなってしまった。仕方なく次は何を入れようかと考えていたときに、高名な僧侶が焼酎のビンが置いてあるのを見つけた。おお!修行の成果か!彼はすぐに「焼酎キープ出来る?」と聞くや否や、何でも知ってる物知りママさんと色々な焼酎の銘柄について、あーだ、こーだと話し始めた。その時突然ママさんが「甕雫あるよ。飲む?」とお目々をまんまるにして叫んだ。僧侶もその銘柄があることには驚いたようで、いたく感心している様子だった。すぐに彼女は奥のほうから小さなカメを大事そうに抱えてきた。
目の前の透明ガラステーブルには違和感のある物体が置かれている。ママさんは、おもむろに蓋を取り、竹勺でロックグラスに注いでくれた。グラスには氷以外は何も入ってはいない。僧侶とママさんが見守る中、一口飲んだ。

????・・・・
「えっ?」
?????
・・・「これ何?」
「えー!!」


その後、みんなで甕雫を飲んでしまったので、「海」というこれもまた旨い焼酎をキープして帰宅した。
私はまだまだ勉強不足である。たかが焼酎ひとつ取ってみても知らないことだらけだ。私は、益々勉強し経験を積むために、先ほどネットで甕雫を注文した。
次は、大きなイスが必要になるだろう。

 まゆ毛

2005年09月06日 21時43分09秒 | じぶん
それまでは、まゆ毛のことなんか考えたことも無かった。散髪屋(同級生)に行って「まゆ毛剃っとくか?」と聞かれても「どーでもえー」と答えていた。ときたま、修行中の男の子がいるときは「練習になるのならどうぞ」と我が眉を差し出していたくらいである。それがあるとき、ある娘?から「村山元首相みたい(笑)」と言われてからどうも気になり始めた。そして初めてマジマジと鏡で見てみた。確かに長いのは3センチ以上はありそうだ。しかも、情けなく八の字に垂れ下がっているではないか。これはいかん!
最近の若い男はまゆ毛を細く整えているヤツが多い。やはり、今の時代は今の顔をしている必要がある。特に私のような人気商売の人間ならなおさらだ。散髪屋が言うには、これは老化現象らしい。このまま放っておけば大変なことになってしまう。なんせ私は人気商売なのだ。
どうすればいいんだろうか??私は悩みに悩んで、会社の娘らに相談した。娘の一人が抜けばいいと言うので、目の上の短いのを引っ張ってみた。・・・痛いだけで抜けない。髪の毛は風が吹いても飛んでいくのに何故だ!この治療法?は私には向いてないのかも・・・そう思った私は、仕事帰りにスーパー七星に寄ったついでに、眉用カミソリ3本セット158円を買って帰った。

実は、買ったのはもう何日も前のこと。剃る勇気がありません・・・。恥ずかしいし、痛いかも。血がでちゃったらどうしよう・・・。まるで初体験を前にした乙女のようだ。つづく・・・かも?

 24時間テレビ

2005年09月01日 21時13分21秒 | しゃかい
今年も24時間テレビがあった。なにやら今までで最高の視聴率だったらしく、終わってもう何日もたつのに、いまだに大騒ぎをしている。(もちろん日テレだけ)
私はいつも思うのだが、あれって制作費は幾らかかっているのだろうか。出演者のギャラだけでも相当なものだろう。別に丸山弁護士が走らなくてもいいから、そのまま寄付すればいいのに・・・。それにしても、テレビってこわい。演出が過ぎる。タレントもさすがプロフェッショナルだ。まあ、これ以上は言うまい。
しかし、一つだけどうしても分からないことがある。
あの黄色いTシャツに書かれていた【0524】って何?

 アスベスト

2005年09月01日 21時02分19秒 | しゃかい
最近になって、急にアスベスト(石綿)の危険性が騒がれるようになった。では、今までは危険性が分かってなかったのかというとそうではない。紀元前、アスベストが蝋燭の芯に使用されていたときから、肺に悪いことは知られていたのだ。近代になってからは科学的に分かっていたのだが、ほったらかしにされていたのだ。カナダは石綿の輸出国だが、国内のみ使用を禁止していたというではないか。また、日本でも危険であることを分かっていながら役人どもは放置してきたのである。まったく、薬害エイズ事件と同じ構図ではないか。人々が騒ぎはじめたので、各自治体でも調査をせざるを得なくなり、ぞくぞく使用されている建物が出てきている。しかし、相変わらず「壁で覆われているから安全だ」とか「露出してはいるが飛散していない」「飛散しているが危険な数値ではない」???などと、訳の分からないことをコメントしている。そんな役人の言うことが信用できようか。目に見えないのだから、一般の愚民どもにはわからないだろうと考えているのではないか。現実は役人どもも、どう対応していいのかわからないのだろう。とりあえず、今の騒ぎが通り過ぎるのをまっているのだ。いつものことだ、なにごとも。。