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日常の出来事ほか

 オバマがノーベル平和賞とは・・・やっぱりノーベル平和賞っていうのはアレだな。

2009年10月10日 14時11分07秒 | しゃかい
さっそく世界中から「バカじゃねぇの」という声があがっているようです。
そもそもオバマって何かしましたっけ?実は何もしてないんですよね。鳩ポッポとおなじで言っただけ・・・。しかも核を廃絶するなんては言ってません。勘違いしてはダメなのです。

ところで、ノーベル賞委員会はオバマの受賞理由をなんと言っているか。少し突っ込んで(笑)みましょう。

『国際外交と諸民族の協力関係の強化のため比類なき努力をした。』
 ※意味不明。いったい何をしたんですか?具体的に教えてほしいもんだ。

『核兵器のない世界に向けたオバマ氏のビジョンと働きに特別な重要性があることを認める。』
 ※核兵器のない世界を実現したわけではないけど出来たらすごいよ、という意味しかない。
 
『オバマ氏は大統領として、国際政治に新たな環境を生み出した。国連や他の国際機関の役割を重視した多国間外交が主流の位置を取り戻した。たとえもっとも困難な国際紛争であっても、対話と交渉が解決の手段として選択された。』
 ※要するにアメリカの軍事力やドルの力が低下してしまったので、結果としてそういうことにならざるを得なかったということですね。

『核兵器のない世界というビジョンは、軍縮と軍備管理の交渉を強力に後押しした。オバマ氏の先導のおかげで、米国はいま、世界が直面する大きな気候問題に対処する上でより建設的な役割を果たしている。』
 ※核兵器の維持管理費は莫大なものなので、軍縮せざるを得ないのです。それと気候問題って関係あるのか?そもそも気候問題ってなんだ?まさか温暖化なんて言うなよ。

上記からの続き『民主主義と人権はより強固となる。』
 ※アメリカの国力が落ちてきて、中国が発言力を増してきた。今や世界は2国支配の状況なのに、中国に民主主義と人権が存在しているとは思えません。

『「いまこそ、地球規模の課題に地球規模で対応するため、われわれ全員が責任を分かち合うときがきた」とのオバマ氏の訴えを支持する。』
 ※お前ら「カネ」出せよ、と言ってます。国際社会で責任とは「お金」のことですね。さあ!世界のATMニッポンの出番です!!

以上がオバマ王のノーベル平和賞の受賞理由だそうです。(笑)

最後にオバマのフラチャニ広場(プラハ)での演説について。
オバマはこの時の演説の中で核兵器について、どのように発言していたのでしょうか。確かに演説の途中で「私は、米国が核兵器のない世界の平和と安全を追求する決意であることを信念を持って明言いたします。」と言っています。しかし、すぐその後に「おそらく私の生きているうちには達成されないでしょう。」と付け加えています。要するに決意をしただけなのです。鳩ポッポの温室効果ガス25%削減と同じですね。
しかしオバマは核兵器の無い世界を実現するための方法に言及しています。(この辺りがポッポとは違いますね!)その方法とは、何と!「イエス・ウィ・キャン」と主張することだそうです。(笑)演説で本当にそう言いました。バカですね。

では、オバマがしたいと思っている本当のことは何でしょうか。それも演説の中に出てきます。それは「核軍縮」と「核不拡散条約の強化」です。
「核軍縮」については、もちろん!ロシアとアメリカの経済状況が関係しています。さっきも書きましたが、維持管理費の削減が緊急の課題なのです。でも絶対に自ら核兵器をゼロにはしません。だって先にゼロにしたらやられちゃうでしょ。少なくとも中国が保有している核弾頭数(約450発)以下には絶対に減らしませんね!

「核不拡散条約の強化」については、これは当然ながら核を持っていることの特権を他の国に与えたくないのでがんばるでしょうね。演説のなかでも「包括的核実験禁止条約の批准を直ちに、積極的に推し進めます。」と言っていますし「国家による核兵器製造に使用することを目的とする核分裂性物質の生産を、検証可能な形で禁止する新たな条約の締結に努めます。」とも発言しています。
要するに、核兵器を持つと国際社会での発言力が強くなってしまうので、もうこれ以上作らせないぞ!ということです。核開発には「核実験」と「核物質」が必要ですからね。

まあ簡単に言うとこんな感じでしょうか。
オバマ大統領「ノーベル平和賞受賞」おめでとうございます。もしかして、ポッポの温室効果ガス25%削減演説もノーベル賞狙いだったのかな。