摩訶不思議 with LOVE

日常の出来事ほか

 世の中の闇

2006年01月28日 13時41分35秒 | しゃかい
東横イン 身障者用設備を無届け撤去 系列16店舗に疑い (産経新聞) - goo ニュース
このニュースを先の耐震偽装問題と同列に扱うメディアもあるが、一緒にしてもらっては困る。記者会見での東横インの西田憲正社長の余裕の態度でもお分かりだと思うが、業界ではよくある普通の話である。勿論、業界とはホテル業界という小さな括りではない。西田憲正社長からすれば、耐震偽装問題が「殺人罪」なら今回の件は「駐車違反」くらいに思っているはずだ。
またもや、メディアは新しいネタに大喜びで騒いでいるが、今回の件は条例違反ではあるが、耐震偽装問題のように一刻を争う人の命にかかわる事件ではないのだ。このことで、耐震偽装問題の本質である政・官・財の真の悪人を見逃してはならない。

また、ライブドアの件にしても本質を見誤ってはいけない。
単なる証券取引法違反や粉飾決算だけではないはずだ。投資事業組合などに誰がどう関わっていたかがポイントだろう。闇社会のマネーロンダリングに使われていた可能性もある。
エイチ・エス証券の代表取締役副社長である野口英昭氏が沖縄で殺された(あえて)件で、記者会見した(エイチ・エス証券の)澤田秀雄社長は、思い切りの演技で涙を拭っていたし、JMAM社代表取締役の角田幸治氏にいたっては、薄ら笑いのようにみえたと言われている。澤田秀雄氏はモンゴルのハーン銀行(急モンゴルAG銀行)の代表取締役会長である・・・。
ライブドアに集まっていた金がいったいどこから来ていたのか?解明される事はないと思うが、世の中を甘く見てはいけない。(野口氏の件に関しては、27日に出た週刊文春を!)

 告白

2006年01月11日 23時50分43秒 | しゃかい
「告白」と言えば、近頃の若者たちにとっては「好きです」とか「お付き合いしてください」など、男女の間での限られた意味として使われているようだ。しかし、かつて「告白」という言葉は、そんな軽いことには使わなかったような気がする。
そして、今回の「告白」も非常に重い。
先日、北朝鮮による拉致被害者、曽我ひとみさんの夫、ジェンキンス氏原作のドラマ「告白」をみた。
何も出来ない自分が情けない。何もしない「日本」という国が情けない。いや、本当に「国」といえるのかどうか・・・?個人では何も出来なくても、国家なら経済制裁を始め、出来ることはいくらでもある。現在も北朝鮮で監禁されている拉致被害者や、日本でその帰りを待つ年老いた家族の事を思うと本当に心が痛む。これは緊急事態なのだ。日本のマスコミは「24時間テレビ 愛は地球を救う」も良いが、同じように拉致被害者を救うキャンペーンを大々的に行うべきである。

 日経業界地図 2006年版

2006年01月10日 21時53分35秒 | じぶん
先日、O部長から苦手な長編小説の課題を与えられたばかりだったのだが、またしても(味を占めたのか)今度は「日経業界地図2006年版」という本を無理やり与えられた。「ほぅー;_;」と一応感心しながら、パラパラと軽く読んでみる・・・内容といえば、さまざまな業界のシェアや提携関係など最新動向が見開きにまとめられている。ひと目でわかるようにカラーの図や表を使い、主要企業の売上高や従業員数などデータが掲載されている。私は算数が苦手なので、経済のこともサッパリなのだが、まあこれなら許容範囲だろう。苦手ではあるが、知っておかなければならない事ばかりだ。もちろん、私は「貸してもらっていんスか!」と言った。
これを片付ければ、やっと年末に自分で購入した本が読める。私は、自分にそう言い聞かせて、O部長の宿題をやっつけた。

 風邪は一晩で直す

2006年01月09日 23時08分47秒 | しゃかい
日曜日は朝から父を日赤に連れて行った。私の父は喘息の発作があり、その日も実家の母からの緊急連絡を受け、急いでクルマを走らせた。日頃から母には、本当に危ない時は救急車を呼ぶように言っているのだが、なかなかそうも出来ない。救急車を呼ぶことを父が拒むからだ。何事もずっと我慢をしてきたのと、みっともないと思うのだろう。分かるような気がする。
日赤に行ったのは、その日の救急当番になっていたからだ。着いた頃には、父の発作も多少は落ち着いてきていた。廊下には20人くらいの患者?が、椅子に腰掛けて順番を待っていた。日赤は内科の当番だったので、血だらけのけが人が搬送されてくる訳でもなく、一見して一刻を争う重病人は見当たらない。私は、慌しく働く看護婦さんたちを見ながら、このような仕事の大変さを感じていた。病院で働く医師や看護婦を始め、現場の警察官や消防士などは、自らも含め人の生死に関わる仕事である。彼らには、本当に心から感謝する。それに比べて私の仕事なんか甘っちょろいもんだ。仕事のことで愚痴をこぼしたり、弱音を吐いたりするのはやめよう。なるべく・・・少なくしよう。。と思う。出来るだけ。
その救急病院にトンでもない患者??が、何人も来ていた。何と!風邪ひきサンが治療に来ていたのだ。しかも!私の諜報活動により、熱がたったの37.4℃1名、37.6℃1名、ほか似たり寄ったり数名であることが判明した(しかも全員20代の若者)。彼らは、いったい何を考えているのか。そんな微熱の風邪ひきサンたちさえ来なければ、看護婦さんたちは少し休めるだろうし、何より本当に急を要する患者が来たときは、風邪ひきサンはとても邪魔なのである。彼らに必要なのは救急病院ではなく緊急教育だ。人に迷惑をかけないことと、思いやりの心、そして我慢だ。
オジサンが若いときは、風邪なんか一晩寝れば治った。おまえらは家で寝てろ!

 サウスバウンド

2006年01月05日 20時58分34秒 | じぶん
私は本を読むのが嫌いではない。ただ、興味のない内容の本を読むのは苦痛に近いものがある。当然だろう。特に人から薦められて、しかもその本を貸していただけたりすると、さらに痛い。こっちとしては、早く本を返さなければならないと思うし、とはいえしっかり読まなければ、後で感想を訊かれたときにとっても困ってしまうのだ。今、私はとっても苦手な小説というものを読まされている。確かに私は活字が好きだと言いました!いつも本を何冊も並行して乱読していますと言いました。でも、だからといって頻繁に本を貸すのはやめてください。
会社の上司であるO部長は読書家である・・・たぶん。なので、私と本の話をすることがよくあるのだが、本の話はしても読む本の内容が違うのだ。早くわかって欲しい。きっと、自分がいいと思ったモノを人にも味合わせて、感覚を共有したいのだろう。有り難いことだとは思う。
ただ、今回の課題、奥田英朗の「サウスバウンド」は長編小説だ。500頁を超える。ただでさえ読むのが遅いのに、先が見えない恐怖とはこのことか。どうも小説のしかも長いヤツは苦手なようだ。「魔の山」も「坂の上の雲」もすぐ嫌になってしまった。毎月「正論」や「Will」を読むのでも苦労しているのに・・・。今月はまだそれさえも触ってもいない。中学生の頃は確かに小説を読んでいたが(短いやつネ)、今は自分の無知を補うために本を読んでいるのだ。放っておくと益々アホになっていく気がする。このままでは危険だ。「サウスバウンド」をさっさとやっつけなくてはならない。

 初詣

2006年01月02日 23時56分57秒 | しゃかい
本日やっとのことで初詣に出かける。昨日も書いたが、海外などに出かけていては初詣には行けまい。行ったとしても、やはり初詣は日本でなければ味わいがない。歩いて1時間ほどで護国神社に到着したのだが、前を流れる川に大量のゴミが捨てられていることに驚く。どう見ても家庭用のゴミ袋に詰められたものである。まさか、こんな所にまで・・・。ゾッとしながら境内へはいる。手水舎で身を清め神前へ。暫く参拝者の行動を観察していたのだが、明らかに終戦記念日に来たときとは違う。「二拝二拍手一拝」をする者などほとんどいない。罰当たりなことに御賽銭を投げるヤツやお寺のようにただ手を合わせ拝むヤツなど、もうメチャクチャである。まあ、日本人らしいと言えば納得できるか・・・。
ただ、無知であることを恥じる心だけは失いたくは無いものだ。

 新年

2006年01月01日 23時48分14秒 | しゃかい
辛うじて元日。あけましておめでとうございます。
実は、まだ初詣にも行っていない。やっと、先ほど年賀状をだしてきたところだ。
正月とはいえコンビニはもちろんのこと、近所の明屋、ユニクロ、焼肉屋、スーパーなど殆どの店が営業している。私が子供の頃からは考えられないありさまだ。確かに開けていると商売になるようで、どの店もけっこう賑わっている。ただ、かつて子供の頃に感じた、凛とした空気はどこにも存在しない。これは、何も家族の形が変わってしまったからだけではないと思う。正月は単なる連休と化し、彼氏彼女と過ごし、また旅行に出かける。また、彼らは言う、友達が一番大切だと。友達とは言い換えれば自分。仲間は手放しで大事にするが、意見の違う者は容赦なく斬る。
今年の秋、次の時代が始まるのか。