摩訶不思議 with LOVE

日常の出来事ほか

 一人殺るも二人殺るも同じではない

2007年08月28日 12時36分54秒 | しゃかい
 携帯サイトで知り合っただけの3人の男が、見知らぬ女性から現金を奪った後、殺害し遺体を遺棄したとして逮捕された。逮捕のきっかけとなったのは、犯人の内のひとりからの通報だった。通報した理由として「死刑になりたくなかった」と話しているそうだ。私個人としては、何の落ち度もない方を殺害した時点で極刑に値すると考えるのだが、通報してきた容疑者は考えたのだろう。今のところまだひとりしか殺っていないから、自首しておけば死刑にはならないし、早く出られるだろうと・・・。
 
 今朝のあるワイドショーでデーブ・スペクター氏が次のような内容の発言をしていた。「この事件からも分かりますが、死刑制度があったって、このような事件は無くならないんです」・・・莫迦だ。頭の中を開けて見てみたい。容疑者が話しているように、死刑制度があったから、それが怖くて自首してきたのだ。現に犯人たちは、続けて次の殺人をやろうとしていたのだ。通報してきた容疑者を動かしたのは、明らか刑法199条である。しかし今の判例では、一人殺害しただけでは中々、極刑には至らない。
 これを改めれば、殺人は無くならないとしても必ず減少する。刑法199条に対する妙な判例は捨てて、国民の安心安全のために確実に適用するべきである。

 またまた中共に少し近くなったような・・・

2007年08月28日 11時10分12秒 | しゃかい
 今週、安倍新内閣が発足した。焦点の官房長官は菅義偉氏かと思っていたが、一部の官僚やマスコミからの嫌がらせ(笑)により、所謂「事務所費問題」が報道され、総理も断念されたようだ。(代わって大ベテランで安定感のある与謝野馨氏が就任した)まあ、それは残念だが仕方の無いこととして、ではなぜ、伊吹文明氏、甘利明氏、冬柴鐵三氏の3名が留任なのだろうか。
 ところで今回の内閣改造人事に対して、野党各党は一斉に批判している。そりゃ当然だろう。なぜなら野党なのだからしかたがない。それよりも嫌な臭いがするのは、それを報道するメディアである。彼らは、この新内閣に対してキチンと評価をしているのだろうか。どうもやっていることは、国民に対して新内閣への批判を扇動し垂れ流すだけ。とにかく何でも騒いでおかないと気がすまない。これはテレビを視聴してもらうための悲しい性か。とは言え、テレビ等に出てくる評論家は、意外とまともな方が多いようなので安心した。(コメンテーターと呼ばれるタレントは、台本を読んでいるだけなので別だ)

 野党や一部メディアの批判は、「派閥領袖内閣」だとか「旧態依然内閣」だという事だが、では、そうではない人事とは何だろう。清新さに欠けているとも言われているが、清新さとは何だろうか。私に言わせればそんなもの、この前の「お友達内閣」どころか「ボクちゃん内閣」になってしまう。政治家(政治にではない)にある程度のクリーンさを求めるのは当然だが、最近の一部女性達の好きなハンカチ王子的議員なら気持ち悪すぎて必要ない。
 それにしても、国会議員は人気商売だなあ・・・。

 会場の皆様。この次会うときのために、これからは写メ撮らしてください。

2007年08月27日 20時03分38秒 | おんがく
 吹奏楽コンクールの四国大会一般部門は4団体しか出てこない。そして、この4団体の中から四国代表が選ばれるということなので、競争率がとっても低い。そりゃ確かに、各県大会というものがあって、県代表を賭けて鎬を削っているのだと言うかもしれないが、今の吹奏楽コンクール業界では、四国4県の一般の実力を評価してもらえないのが現実だ。

 昨日の日曜日、県民文化会館で行われた大会にちょっとだけお邪魔してきた。会場では沢山の方から挨拶をされるが、こっちはまったく覚えていないので笑顔でスルー。これだから吹奏楽関係のイベントは嫌いだ。と悲しい気持ちで1階入り口前で入場待ちをしていると、またしても呼び止められる。とっさに笑顔で会釈をして逃げようとするも捉まってしまったので、しかたなく15秒ほど話しているうちに、元でっかい金管のT君と判明。そのまま中までお供されちゃう。

 さて、結果はどうだったのだろうか。松山だけは、指揮者からメールを頂いたので、良い結果ではなかったことは知っている。(賞は知りません)
音楽として、何かしようとした様な痕跡が感じられたのは、鏡野と松山だけである。ただ、どちらも不完全だ。(残念ながらBMSは銅かもしれない。高松は銀かな)
 うーん。A氏からの短いメールもあるので、代表は鏡野なんだろうけど、松山は金をもらえたのだろうか・・・という位置だ。まあ、四国大会は予選なので、代表にならなければ意味が無い。金を取ったとしても自慢にもならないのだ。よく目にすることだが、HPなどに「金賞をいただきましたぁ」と嬉しくも無いのに載せるのは止めたほうがいい。きれい事を言うのは高校生までで十分だ。ついでに書くが、本番前に「楽しんで演奏してきま~す」などと言う莫迦がいるが、これは本番前、他を圧倒する実力がある場合か、もしくは本番後、代表に選ばれた後に言う台詞である。以下、使用例。「全然、練習してなくてぇ、もうダメかと思いましたがぁ、代表になれて良かったですぅ。楽しんで演奏できたのが良かったのかなって。。。」

最後に鏡野と松山の「4つの差」について短く。
ステージ上での美しさ。
ソロを含む1番奏者の音楽的なことに関するすべて。
依存心。
余裕。

 史上最弱の内閣か

2007年08月10日 17時07分23秒 | しゃかい
全閣僚が終戦記念日に靖国参拝せず、首相も行わない方向(読売新聞) - goo ニュース
これが本当なら、完全に安倍内閣は終る。左側だけでなく右からも見放されてしまうだろう。安倍総理は、現在の状況を打開する唯一の方法を自ら手放してしまうことになるのだ。
日本は東アジアの奴隷になるのか。もう一度考え直すべきである。

 最初の5秒で80%

2007年08月08日 16時22分51秒 | おんがく
 先日、吹奏楽コンクールの県大会にいってきた。もちろん今回も一般部門しか聴かなかった。私は、お子様部門の人の多さに耐えられないのだ。いつものように審査結果を聞かずに帰ってしまったので、以下は、私の勝手な感想である。(ある方からの「代表になりました」というメールにより代表団体だけは知っている)

「藤原大征とゆかいな音楽仲間たち」
 普通よりちょい下か。この場合の普通とは愛媛県大会での賞の基準として真ん中あたりということで、決して褒め言葉ではない。

「愛媛リエート吹奏楽団」
 相変わらず・・・。
 音には様々な種類がある。大きい音、小さい音。太い音、細い音。高い音、低い音。綺麗な音、汚い音。他にもまだまだ・・・。立ち止まって、音の色彩について考えてみることも必要ではないだろうか。

「愛媛交響吹奏楽団ウェーブ」
 人数だけの問題ではなく、何か小さく薄い感じがする。下手ではないが、音の振動が伝わってこない。「輝かしく、そして豊かな、感動ある音楽」はどこへ?
結成時の気持ちをもう一度思い出さなくてはならない。

「松山市民吹奏楽団」
 他団体とは音が違う。最初の5秒で代表が決まったといっても過言ではないだろう。しかし、それは愛媛県大会だったからで、次は分からない。今のままなら四国は銀だ。一人一人が、もう一歩前へ出よう。

「創価学会愛媛吹奏楽団」
 指揮者が違うとこんなにも変わるものだろうか。真ん中より少し上かも。

「今治市民吹奏楽団」
 毎年少しずつ沈下してきている。今回は特に音の向きが四方八方に飛び散っているように感じた。選曲もかなり苦しい。

 さて私の勝手な感想を短くコメントしてみたが、実際の結果はどうだったのだろうか。コンクールに出るということは、自分(自分たち)を知るということに繋がっている。その与えられた機会を有効に利用することが、次の結果を連れてくるのだろう。

 人前に出る機会の多い職業の方は自然にきれいになっていくし、センスのいい人が多い会社では入社して3年もたてば見違えるような美人になる。

 メディアから押し付けられる一方的な情報とそれに扇動される日本人

2007年08月04日 10時43分18秒 | しゃかい
 今朝の愛媛新聞の一面トップの記事を見た瞬間「またか!・・・」と朝から嫌な気分になった。

【A級戦犯の合祀「禍根残す」昭和天皇が懸念】
靖国神社のA級戦犯合祀への昭和天皇の考えとして「戦争に関係した国と将来、深い禍根を残すことになる」などの懸念を、故徳川義寛元侍従長が歌人の岡野弘彦氏に伝えていたことが3日、分かった。A級戦犯合祀論議に一石を投じそうだ。(http://www.ehime-np.co.jp/news/kyodo/top10pack/tp2007080301001044.html 愛媛新聞ONLINEより)

 季節の風物詩とはいえ(笑)、纏わりつく蜘蛛の巣のようで鬱陶しい。この記事の中に登場する当事者で存命なのは岡野弘彦氏だけである。相変わらずの伝聞(証言)をもとにした恣意的な記事だ。しかも、昭和天皇⇒故徳川元侍従長⇒岡野弘彦氏というもので、昭和天皇の直接のお考えが、そのまま伝わっているかどうか疑わしい。故徳川元侍従長の思想、そして何より岡野弘彦氏の思想から考えると、どうも何やら香ばしい臭いがする。
 岡野弘彦氏の歌集「バグダッド燃ゆ」をみてみよう。
「東京を 焼きほろぼしし 戦火いま イスラムの民に ふたたび迫る」
「聖戦(ジハード)を われたたかふと 発ちゆきて 面わをさなき 者ら帰らず」
 大東亜戦争とイラク戦争を重ね合わせ、無理やり2つの戦争を結びつけている。岡野弘彦氏は、以前このように発言している。今回のニュースの胡散臭さがよく分かる。
「日本が戦後、心をきちっと定めてこなかったことが、アメリカの空爆を許したのではないか」
「集団的に若者が死ぬのが戦争で、その魂は怨霊(おんりょう)となり、後世に祟(たた)ると歴史学者たちは言ってきました。それに対して右の人たちは、天皇陛下のために死んだ英霊が怨霊とはけしからん、といきり立つ。その偏狭で過激な連中に揚げ足を取られないために、私の師匠の折口信夫は“未完成霊”という言葉を使ったのです」
 まったくもって意味不明である。このような思想を持つ人物が、嘗て昭和天皇の作歌指南役を務め、今も歌会始の選者を務めているとは驚きだ。

 ニュースと言うものは、そのまま受け入れてはいけない。メディアの多くは、都合の悪い事は伝えないし、絶対に中立公平ではない。今、一部メディアが大騒ぎしている安倍総理の参院選責任論も何か臭う。