摩訶不思議 with LOVE

日常の出来事ほか

 さらに「みっきぃ」って・・・

2005年10月22日 20時05分31秒 | じぶん
以前、私が「マカさん」と呼ばれていたことを書いたが、実はまだ他にもある。これも毎日のように夜の街に出かけていた頃のことである。
私がいつも行く店で、よく出会うとても華奢な女性がいた。彼女も常連に近い存在で、私と時間がずれると、カウンターの端っこの常連さん席を先に取られるくらいだった。詳しい事は省くが、彼女には3歳くらいの娘がいた。ある日、場所は忘れてしまったが、ばったり彼女に出会った。彼女は「み○○○くん、元気ぃ」と私に挨拶をしたのだが(私は、み○○○と言います)、それが娘には「みっきぃ」と聞こえたらしく、「えっ?みっきぃ??」とお目々を丸くした。昨今、何でも省略してしまう若者言葉が多いが、それにしても省略しすぎだろ!
それ以来、彼女たち母娘だけでなく、たまに一緒に来る彼女の友達2名、彼女の妹1名が、私のことを「みっきぃ」呼ぶようになったのである。因みにゴダイゴのミッキー吉野とは何の関係もありません。まあ、体型はともかくとして・・・。
しかしその後、困ったことが起りはじめた。「みっきぃ」は可愛い呼び名だと思うが、それは現実的ではない。昼間だろうが夜だろうが、街を普通に歩いていると遠くの方からいきなり「みっきーーーーぃ」と大声で呼ばれるこの私・・・。周りの視線が痛い。知らんぷりをしていると、何度も「みっきぃ。みっきーーーーーぃ!」と叫ばれるので、仕方なく小さく手をふる。みんなは思ったに違いない。あの人「みっきぃ」だって・・・プッ(笑)。あれで「みっきぃ」?ハーフかしらねえ。
「みっきぃ」だったあの頃。確かに「みっきぃ」だった。そこに「みっきぃ」は存在したのだ。今はもういない。だから「みっきぃ」と呼ばないで・・・もう40過ぎのおじさんだから。

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