摩訶不思議 with LOVE

日常の出来事ほか

 高校野球対お仕事

2005年07月19日 23時19分47秒 | しゃかい
高校野球の夏がやってきた。このクソ暑いのにみなさん大変なことになっている。高校生の数ある部活動の中で、これほど世の中全てのものを巻き込む部活があるだろうか?しかも、日本だけの変わった慣わしである。・・・たぶん。
私は高校生のときなぜか吹奏楽部だったので、夏になると(春もか・・・)野球応援に借り出された。元来、暑いのは苦手だったので、あまり気が進まなかったのだが、いざ試合が始まると無茶苦茶本気で応援したものだ。やはり、スポーツは戦争の代わりなので、男の子は特に熱中してしまうようだ。しかし、それにしても野球だけがなぜ?学校やらそのOBやら、マスコミやら・・・とにかく全てのものを巻き込んでしまうのだろうか。吹奏楽部だって丁度その時期にコンクールの県大会がある。しかし、学校からは誰も応援には来ないし、マスコミにもほとんど取り上げられることは無い。当時から不公平だとは思っていた。しかし、最近になって何となくわかってきたような気がする。それは、お・か・ね。。野球はお金になるのだ。オトナっていやらしい。

まあ、そんなことはいいとして。今日も暑い中、純粋な?球児たちが白球を追って(死語だな)いたのだが、ふと、テレビを見ていて酷い場面に出くわした。丁度、試合が終わって、スタンドでの生徒さんへのインタビューの場面であった。EATの可愛いのだが目つきの怖い浦本可奈子アナウンサーが、負けた学校の応援団員にマイクを向けていた。彼の手には(確か県内で一番大きな)応援団旗が未だ握られている。見ていると、その重さと負けた悲しみと、そしてけっこうな強風のためか本当に辛そうである。その彼に対して、彼女はその怖い目つきで可愛くインタビューをしている。可愛いのだが、実は声も五寸釘のように太い。仕事とはいえ、どう見ても酷すぎる。それを直視できないのか、周りには誰もいない。彼は、試合が終わったにも係わらず、団旗を降ろすこともさせてもらえず、しかしテレビに映っているので一生懸命平静を装ってこたえていた。普通に考えたらわかるよね。仕事とは言え・・・浦本さん。。彼女のブログがEATのページから見ることが出来るが、今日のそのことには何一つふれられていない。(別の試合のことが書かれてます。その試合もやっぱり負け試合・・・)せめて、彼のことを書いてやってくださーーーーーい。!

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