摩訶不思議 with LOVE

日常の出来事ほか

 風邪は一晩で直す

2006年01月09日 23時08分47秒 | しゃかい
日曜日は朝から父を日赤に連れて行った。私の父は喘息の発作があり、その日も実家の母からの緊急連絡を受け、急いでクルマを走らせた。日頃から母には、本当に危ない時は救急車を呼ぶように言っているのだが、なかなかそうも出来ない。救急車を呼ぶことを父が拒むからだ。何事もずっと我慢をしてきたのと、みっともないと思うのだろう。分かるような気がする。
日赤に行ったのは、その日の救急当番になっていたからだ。着いた頃には、父の発作も多少は落ち着いてきていた。廊下には20人くらいの患者?が、椅子に腰掛けて順番を待っていた。日赤は内科の当番だったので、血だらけのけが人が搬送されてくる訳でもなく、一見して一刻を争う重病人は見当たらない。私は、慌しく働く看護婦さんたちを見ながら、このような仕事の大変さを感じていた。病院で働く医師や看護婦を始め、現場の警察官や消防士などは、自らも含め人の生死に関わる仕事である。彼らには、本当に心から感謝する。それに比べて私の仕事なんか甘っちょろいもんだ。仕事のことで愚痴をこぼしたり、弱音を吐いたりするのはやめよう。なるべく・・・少なくしよう。。と思う。出来るだけ。
その救急病院にトンでもない患者??が、何人も来ていた。何と!風邪ひきサンが治療に来ていたのだ。しかも!私の諜報活動により、熱がたったの37.4℃1名、37.6℃1名、ほか似たり寄ったり数名であることが判明した(しかも全員20代の若者)。彼らは、いったい何を考えているのか。そんな微熱の風邪ひきサンたちさえ来なければ、看護婦さんたちは少し休めるだろうし、何より本当に急を要する患者が来たときは、風邪ひきサンはとても邪魔なのである。彼らに必要なのは救急病院ではなく緊急教育だ。人に迷惑をかけないことと、思いやりの心、そして我慢だ。
オジサンが若いときは、風邪なんか一晩寝れば治った。おまえらは家で寝てろ!

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