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僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

梅雨だけどLOVE

2012年06月12日 | その辺の木や花です



いぇ~い♪愛し合ってるか~い

清志郎はいないけど、おいらはまだ頑張ってるんだぜぃ

LOVE & PEACE って古いかい?



もう誰も言わないのかい

でもなぁ

とっても大事なことなんだぜ







オレはさ、過去も未来もトゲだらけさ

生まれつきなんだからヨ、スゲー!とか言うなよ









悪魔君ってステキ♪








そうかなぁ、ラワちゃんって誰にもすぐ惚れちゃうんだから









ボクは好きだよ、みんな仲良くするんだ

そうして

お日様に感謝するのさ









熊ん蜂君とだってきっと仲良しになれる

ね、そうでしょう?





















思い出のシーン…トント②

2012年06月09日 | SF小説ハートマン
トントは突然ぼくにこう問いかけた。
「宇宙君、生命って何だと思いますか?」

僕は以前トントから教えてもらっていたDNAのことを思い出して
「自己複製のシステムを持っていること、でもウイルスみたいなヤツは違う。」
と答えた。
「そうですね、ウイルスは他人の細胞に入り込んで無理やり複製を作らせるシステムなので生命があるとは言えないですね。
でももう少し別の見方もあるんですよ。」

「そうなの?別の見方もあるの?生命って、生きてるってどうゆう事なの?」
トントは僕に玩具を見せながら言った。
直径が2㎝くらいのステンレス球が6個ブランコのようにフレームからぶら下がっている卓上の玩具だ。
オシャレなオフィスの家具コーナーでよく見かけるアレだ。

「今玉は全部止まっていますね、それじゃ宇宙君一番右にある球を1個だけ揺らして残りの球にぶつけてみてください。」
カチッカチッと球のぶつかる音がして、ブランコは左右に揺れる。

正確には揺れているように見える右の球が隣の球にぶつかった時、一番左の球が弾かれて左に飛び出す。
左の球が戻った時、今度は右の球が弾かれる。その繰り返しがしばらく続く。
真ん中にある4個の球は全く動かない。不思議な感じがする魅力的な玩具だが、物理の原則をはっきりとそこに示している。


「2個揺らすと反対側も2個揺れるんだよね、トント。」
「そうなります、楽しいですね。」
「何度やっても面白いけど、ねぇトントそれが生命とどんな関係があるの?」

僕はもどかしくなってトントに尋ねた。

「1個揺らした時、目の前にある動かない球はいくつですか?」
「4個だよ。」
「いつもですか?」
「いつもだよ。違う球になるけどね。」
「宇宙君、それです。」
トントは玩具から離れて、体を構成している細胞の話とルドルフ・シェーンハイマーという科学者が行った実験のことを話し始めた。


彼は食べ物に含まれる窒素に特殊な方法で印を付けた。
その後その食べ物が消化されどうなるか成熟したネズミに3日間だけ餌として与え実験してみたのだ。
原子の直径はおよそ百億分の1メートル(オングストローム)生きている細胞も原子で出来ているが、その直径は大体30万~40万オングストローム、もちろんどちらも肉眼では見ることができない。
そんな小さな物が集まって人間の体も草も石ころも全てのものが構成されている。
この手も足も爪も涙さえも小さなつぶつぶの集合体だ。

ところでその食べ物はどうなったか。
もちろん体内で消化されたのだが、排泄された糞も尿も血液も内臓も全てを顕微鏡で詳細に調べてみたところ、驚くべき事が分かった。

当初窒素は栄養素として体内に吸収された後エネルギーとして使われ、燃えかすとなって尿中に排出されると考えられていたのだが、実際は排出された窒素は与えられた量の30%にもならずほとんどが体内に蓄積された。
しかもその場所は脂肪ではなく、体の臓器全てに入り込んでいたのだ。

その間ネズミの体重には全く変化がなかった。
つまり食べた食物の原子は体の一部になり、いままでそこにあった体の原子は体内に捨てられたということだ。


全ての物質は空気さえもそうだが、原子というつぶつぶで出来ている。
生物は食物を体外から取り入れ、そのつぶつぶを今まで使っていたつぶつぶと入れ替えているのである。

砂丘の砂粒に似ているかも知れない。

砂丘にある砂は風により毎日移動してその姿を変えるが、全体としての砂丘は依然としてそこにある。
ただ砂丘が生命活動と決定的に違うところは、全体としての姿を全く変えずにその中身だけを毎日取り替えているというところだ。

シェーンハイマーはそのことを「ダイナミックスタイル=生命の動的な状態」と呼んだ。
















思い出のシーン…「トント」

2012年06月08日 | SF小説ハートマン
「宇宙、いらっしゃい。」
気がつくとママがそばに立っていた。

「餃子作るの手伝って。」
僕の肩を抱いて台所へ連れて行った。

丸い餃子の皮に具をスプーンで取り、指で水をつけながら包んでいく。
ヒダを上手に作れるようになって僕の大好きなお手伝いになった。
いつもママと楽しい会話をしながら競争で作る。

上手になる前、僕の作った餃子はすぐに分かってお父さんにも笑われたものだった。
「これは爆発したのか?それともワンタンなのか?」

今はママとほとんど変わらない形に包める。

「うーむ、お前は料理の鉄人になれるかも知れない…」
なんてお父さんに言われたこともある。

そんな楽しいはずのお手伝いにも今日は手が動かなかった。
ママが5個作る間に僕は何とか1つ、しかも形になっていない。

ただ涙が落ちるのを必死にこらえていた。

ママは一人でしゃべっていた。

「餃子はねキャベツだけじゃなくて白菜も入れるのよ、中国人のお友達が教えてくれたの。
その人今度ね小龍包も肉まんも教えてくれるって。
ママ習ってきたら宇宙にも教えてあげるからね。宇宙は鉄人だからすぐに上手になるわよ。
ショウロンポウっていうのはね、小さい肉まんみたいな物だけど、中にスープの煮こごりみたいのを入れてね、煮こごりって知ってる?…」

ママは一人でしゃべり続けていた。

僕が黙っているのに、どうしたの?って聞かないでいつも通りどんどん餃子を作り続けた。

僕はこらえきれなくなってママに抱きついた。
わぁーんと大声を上げて泣いた。
ママは僕の背中を何度も何度もそっとなでながら抱いていてくれた。 














  

作ってみた…PS

2012年06月03日 | 何でも掲示板



勤務先で小さなパンフレットが何種類かあるので

カウンターに整理できるようにしてみた

段ボールで作ったものがだいぶ痛んでいたので

これでスッキリしました。






横から見るとこんな感じ







見ても分かりませんが

上から2目まではポケットが深くなっています。


















早朝の薔薇♪…最終回

2012年06月02日 | その辺の木や花です








薔薇はちょっと特別の花って感じがしていましたが

沢山の花をじっくり見ていくと

それぞれに個性があって

それぞれに魅力があって

特別な中にも親しみが持てました


この時期に美しく咲かせる為に

剪定や土壌管理、害虫駆除や誘引と

お世話をしてくれた人達に

ありがとう。











































また来年あいましょう。