皆寝静まった夜更け
何かの気配を感じてふと目を開けると
足下に白っぽい何かがいる
混濁した意識が澄んでくると、
そこに白髪の老婆がたたずんでいる
マイムが目を覚ましたのに気づいたのか
ベッドに座り、マイムを2度叩いた
そして椅子にかけてあった上着を指さし
「あの人は何にもしてないみたいだけどいいの?」と聞く
背中に冷たいものが流れるのを感じたが
険しい声は厳禁だとかろうじて思いとどまり
「大丈夫だいじょうぶ、いいんだよ」と返す
そうなのかい、そんじゃじゃましたね、、
と礼をして自室に戻っていくのだ
あっちゃーっ
レビー小体病も始まってしまったのかい
幻覚は勘弁して欲しい
特に真夜中はお願いします。。