
ご近所さんから旬のタケノコを頂いた
毎年、掘ってきたからと届けてくれるのです
でもって、さっそく茹でる
ぬかと一緒に茹でて、そのまま冷まして…
が本道なのだろうけど、時短でやってみました
要はタケノコの蓚酸が抜ければいいんだから
塩ゆでからの水さらし、でやっつける

ぱかっと半分に割ってしまって
皮もむいてしまう
どうせ食べられないんだし、一緒に煮るといいことあるのかどうなのか?

その昔、田舎育ちのマイムは
この柔らかそうな皮の産毛をこそげ取ってもらって
2つに折った間に種を取り除いた梅干しを挟んでしゃぶった
しばらくしゃぶっていると、薄皮が桃色に染まってきて
梅干しのしょっぱさとタケノコの青臭さが溶け合って
絶妙な美味しさに変化していくのだ
美味しいものが溢れている今日この頃
そんなことをしてるガキはもはや存在しないんだろうな…


さて、数時間後

柔らかい穂先の部分は薄い出汁で煮て(多分若竹煮)
歯ごたえがありそうな部分は短冊にして煮付ける(多分メンマ)


フライドポテトみたいだな、と思いつつ
醤油、酒、みりん、砂糖少々、みたいないつものヤツで味をつける


汁気が無くなるまで炒めたら(多分)出来上がりだ
さて、今日は 和 だからね
春っぽい、見た目も爽やかなこれでやります

芽吹き始めた山椒の若葉をつまんで
アゲハチョウが来る前に試食をかねて…


同じタケノコなのに、全く違う味と食感
例によって沢山出来ちゃったので、猪になった気分で主食です
穂先の方は明日味噌汁にしようなどと思いながら

雅山流の純米無濾過で春を楽しみました
録画しておいたチコちゃん添え、です


やっぱり和テイストが(年相応で)旨いと思うのでR。。
春の香りと純米酒。
しあわせだなぁ~、と他人ごとながらつぶやきそうです。
昨年も今年も、お花見は静かで盛り上がる人がいないのは残念。
桜の下でタケノコと純米酒ならば、もうそれで一年分の幸を得た気分になれそうですね。
大きな災害にもあわず、こうして
春の恵みを味わうことができることに感謝、
日本人で良かった、と思います。