
「私たちとは姿が全く違っていたわ。今説明できないくらい、悪いけどグロテスク。
でも初めから友好的だった。
拒否するには知能も技術も何もかも力が違いすぎたのだけれど、私たちを利用することも植民地にすることもなかったの」
「今その人達はどこに?」
「それが3年ほど前に突然いなくなった」
「いなくなったって?」
「そう、消えたの。私たちの先生のような生命体だったのだけれど、最後のメッセージを残して、いなくなった」
「最後のメッセージ?」
「どうやら別の世界へ行ったらしい。君たちもいずれ行き着くだろうと言ったの」
「別の世界って?」
「この宇宙ではない場所。彼等はそう予言して、その通りいなくなった」
「この宇宙ではない所ってどこ?」
「分からない。この宇宙のことも分かっていないのに、別の宇宙なんて想像もできないわ。
でもそれ以来全く接触もないし存在も観測できなくなってしまった」
「そんなことが…」
トントが再び口を開いた。
「彼等がいてくれたら今のこの事態も起こらなかっただろう」
「それじゃぁもうひとつの生命体はどうなんですか?地球とその人達と、もうひとつあるって」
トントは深いため息をついて答えた。
「BBだ。今我々を攻撃している」
でも初めから友好的だった。
拒否するには知能も技術も何もかも力が違いすぎたのだけれど、私たちを利用することも植民地にすることもなかったの」
「今その人達はどこに?」
「それが3年ほど前に突然いなくなった」
「いなくなったって?」
「そう、消えたの。私たちの先生のような生命体だったのだけれど、最後のメッセージを残して、いなくなった」
「最後のメッセージ?」
「どうやら別の世界へ行ったらしい。君たちもいずれ行き着くだろうと言ったの」
「別の世界って?」
「この宇宙ではない場所。彼等はそう予言して、その通りいなくなった」
「この宇宙ではない所ってどこ?」
「分からない。この宇宙のことも分かっていないのに、別の宇宙なんて想像もできないわ。
でもそれ以来全く接触もないし存在も観測できなくなってしまった」
「そんなことが…」
トントが再び口を開いた。
「彼等がいてくれたら今のこの事態も起こらなかっただろう」
「それじゃぁもうひとつの生命体はどうなんですか?地球とその人達と、もうひとつあるって」
トントは深いため息をついて答えた。
「BBだ。今我々を攻撃している」