
◎2024年11月29日(金)
今回は月居山の紅葉だけを目的にして、袋田の滝も生瀬富士にも寄るつもりはなかった。当初は奥久慈男体山にでもと思ったが、岩場で恐い思いをしてまでも紅葉を楽しむ気にはなれず、結局は、無難なところで月居山ということになった。中之条の石尊山と月居山の紅葉見物はここ数年の恒例になってしまった。
いきなり話は逸れる。『山と高原地図』シリーズに、3月に「筑波山 加波山」が加わったのを数日前に気づき、これには、男体山や月居山のコースも掲載されている。これまでは筑波山のみが「赤城 皇海 筑波」編に申し訳程度に載っていたので、これは購入せねばと本屋に行くと在庫はなく、ネット取り寄せとなったが、その時は男体山に行くつもりでいたので期待していたものの、届いたコース地図はあまりにアバウトで、役に立ちそうにもなく、月居山にしても、今回歩いた一般的なコースの回り道ですら書き込みはされていなかった。ムダな買い物をしてしまった気がする。
さて、月居山に労せずして短時間で登れる月居古道コースというのがあるらしい(このコースとて、上記の『山と高原地図』には載っていない)。それを歩いてみることにした。地元の歴史と地理にも疎いので無知を承知で記すと、大子町のHPに、かつて、下野国と太平洋を結ぶ街道があり、「東濱魚荷の道」とも言われていると記されているが、この「月居古道」はその街道の一区間の別称として残っているようだ。ただ、その区間はかなり短く、国道461号線のトンネル北東側出口の先にある藤田酒店の右側から入り込み、観音堂あたりまでが古道歩きということになるのではなかろうか。
3時間近くかけて茨城の大子町まで行き、月居山の紅葉を見てさっと帰るのももったいないし、昨年の歩きでは、男体山方面に南下して途中から戻って周回の形をとっているので、今回もその予定でいる。去年は月居山の紅葉の余韻が先まで続いていた。
同じ北関東扱いながらも、茨城には山歩き以外に来る用事もなく、これではもったいない気がするので、ネットで調べた紅葉の見どころの、大子町のもみじ寺・永源寺と筑西市にある最勝寺の紅葉を併せて見物するつもりでいた。実際にそれをやったが、茨城には詳しくもなかったので、永源寺から最勝寺までは80km以上もあるとは知らず、その後に50号線をひたすらに家に帰る距離を加えると、眠気も加わり、運転しているだけでかなり嫌になってしまった。
自分には茨城は遠い。小山に住んでいる時には、袋田の滝すら遠くには感じなかった。前回の山梨・竜ヶ岳に行くのに往復300kmにも満たず、大方が高速だったが、今回は筑西市に余計回りをしたために320kmにもなり、その8割は一般道だった。山歩きよりも運転の方に疲れを感じないわけがない。
(広い路肩に駐車。6台ほどあった)

(藤田酒店さん)

(お店の右に古道入口。出発。9時3分)

(一応、標識はあった)



(もう観音堂に着いてしまった。9時16分。途中、追い越したジイさんに「速いね」と言われたが、この短時間コースでは、ジイさんが遅過ぎじゃないの)


(期待してしまう)


(月居山山頂に到着。9時28分。出発から25分。あっけなさ過ぎる)


(時間的に致し方ない。この先も逆光写真が多くなる)











(南峰に向かう。9時33分。ハイカーが増えてきたので、山頂には5分しかいなかった)



(南峰から)


(南へ下る)


(最初の分岐)

(続いての分岐)




(鍋天山。第一展望台。10時11分)





(第二展望台。10時31分)















(昨年は、ここから水根方面に下った。先に行ってみることにする。どうも、去年に比べて、タイミングが悪かったのか、月居山を下ってからの紅葉の質が悪くなっている感じがする。10時45分)





(紅葉も寂しくなり、色づきも悪くなってきたので、ここで菓子パンを食べて休み、戻ることにする。11時5分。水根分岐からここまでに、男体山の方からやって来た単独さん2人に出会った。ともに年配の方だった)

(ロープが見えている。この辺はズルズルだった)



(さっきの分岐から水根方面に向かう。11時19分)



(ここは標識がなければ右に行ってしまう。要注意だろう)


(ここからの紅葉はちらほらになる)





(出口)

(帰着。12時6分。車が大分入れ替わっていた。月居山の紅葉見物だけでおしまいにする方がほとんどのようで、水戸ナンバーの車ばかりだった。遠方から来るハイカーはつい欲張り歩きをしてしまう)

周回しても3時間歩きだった。物足りない気分ではあったが、月居山の盛りの紅葉を見られただけでも満足だ。ただ、その先は、写真では良いとこだけを並べたが、去年に比べて質量ともに格段に落ちていた。おそらく来年もまた来るだろうが、歩きコースをちょっと工夫してみたい。とはいっても、パターンが大方は決まっていて、付け足しに苦労しそうだ。
月居古道をもう歩くことはあるまい。山頂にあっけなく着いてしまい、月居山だけなら、ハイキングレベルにまでもならないだろう。
今回は月居山の紅葉だけを目的にして、袋田の滝も生瀬富士にも寄るつもりはなかった。当初は奥久慈男体山にでもと思ったが、岩場で恐い思いをしてまでも紅葉を楽しむ気にはなれず、結局は、無難なところで月居山ということになった。中之条の石尊山と月居山の紅葉見物はここ数年の恒例になってしまった。
いきなり話は逸れる。『山と高原地図』シリーズに、3月に「筑波山 加波山」が加わったのを数日前に気づき、これには、男体山や月居山のコースも掲載されている。これまでは筑波山のみが「赤城 皇海 筑波」編に申し訳程度に載っていたので、これは購入せねばと本屋に行くと在庫はなく、ネット取り寄せとなったが、その時は男体山に行くつもりでいたので期待していたものの、届いたコース地図はあまりにアバウトで、役に立ちそうにもなく、月居山にしても、今回歩いた一般的なコースの回り道ですら書き込みはされていなかった。ムダな買い物をしてしまった気がする。
さて、月居山に労せずして短時間で登れる月居古道コースというのがあるらしい(このコースとて、上記の『山と高原地図』には載っていない)。それを歩いてみることにした。地元の歴史と地理にも疎いので無知を承知で記すと、大子町のHPに、かつて、下野国と太平洋を結ぶ街道があり、「東濱魚荷の道」とも言われていると記されているが、この「月居古道」はその街道の一区間の別称として残っているようだ。ただ、その区間はかなり短く、国道461号線のトンネル北東側出口の先にある藤田酒店の右側から入り込み、観音堂あたりまでが古道歩きということになるのではなかろうか。
3時間近くかけて茨城の大子町まで行き、月居山の紅葉を見てさっと帰るのももったいないし、昨年の歩きでは、男体山方面に南下して途中から戻って周回の形をとっているので、今回もその予定でいる。去年は月居山の紅葉の余韻が先まで続いていた。
同じ北関東扱いながらも、茨城には山歩き以外に来る用事もなく、これではもったいない気がするので、ネットで調べた紅葉の見どころの、大子町のもみじ寺・永源寺と筑西市にある最勝寺の紅葉を併せて見物するつもりでいた。実際にそれをやったが、茨城には詳しくもなかったので、永源寺から最勝寺までは80km以上もあるとは知らず、その後に50号線をひたすらに家に帰る距離を加えると、眠気も加わり、運転しているだけでかなり嫌になってしまった。
自分には茨城は遠い。小山に住んでいる時には、袋田の滝すら遠くには感じなかった。前回の山梨・竜ヶ岳に行くのに往復300kmにも満たず、大方が高速だったが、今回は筑西市に余計回りをしたために320kmにもなり、その8割は一般道だった。山歩きよりも運転の方に疲れを感じないわけがない。
(広い路肩に駐車。6台ほどあった)

(藤田酒店さん)

(お店の右に古道入口。出発。9時3分)

(一応、標識はあった)



(もう観音堂に着いてしまった。9時16分。途中、追い越したジイさんに「速いね」と言われたが、この短時間コースでは、ジイさんが遅過ぎじゃないの)


(期待してしまう)


(月居山山頂に到着。9時28分。出発から25分。あっけなさ過ぎる)


(時間的に致し方ない。この先も逆光写真が多くなる)











(南峰に向かう。9時33分。ハイカーが増えてきたので、山頂には5分しかいなかった)



(南峰から)


(南へ下る)


(最初の分岐)

(続いての分岐)




(鍋天山。第一展望台。10時11分)





(第二展望台。10時31分)















(昨年は、ここから水根方面に下った。先に行ってみることにする。どうも、去年に比べて、タイミングが悪かったのか、月居山を下ってからの紅葉の質が悪くなっている感じがする。10時45分)





(紅葉も寂しくなり、色づきも悪くなってきたので、ここで菓子パンを食べて休み、戻ることにする。11時5分。水根分岐からここまでに、男体山の方からやって来た単独さん2人に出会った。ともに年配の方だった)

(ロープが見えている。この辺はズルズルだった)



(さっきの分岐から水根方面に向かう。11時19分)



(ここは標識がなければ右に行ってしまう。要注意だろう)


(ここからの紅葉はちらほらになる)





(出口)

(帰着。12時6分。車が大分入れ替わっていた。月居山の紅葉見物だけでおしまいにする方がほとんどのようで、水戸ナンバーの車ばかりだった。遠方から来るハイカーはつい欲張り歩きをしてしまう)

周回しても3時間歩きだった。物足りない気分ではあったが、月居山の盛りの紅葉を見られただけでも満足だ。ただ、その先は、写真では良いとこだけを並べたが、去年に比べて質量ともに格段に落ちていた。おそらく来年もまた来るだろうが、歩きコースをちょっと工夫してみたい。とはいっても、パターンが大方は決まっていて、付け足しに苦労しそうだ。
月居古道をもう歩くことはあるまい。山頂にあっけなく着いてしまい、月居山だけなら、ハイキングレベルにまでもならないだろう。
この山もたそがれさんのお気に入りの山に仲間入りしたのですね!この山の赤には私も昨年圧倒されました。多分たそがれさんと同じルートで登ったのだと思います(古道とは知らずに)。
11/28は「登山・花日記」のyamasanpoさんもマニアックなルートを経由して月居山を訪れたようです。お二方の写真を見るとすでにピーク。私は散り残りでもいいかなと、近々訪れたいと思っています。
青葉も残ってはいましたので、あと数日はまだ見られると思いますよ。一週間後には確実に終わりのような気がします。
月居古道の件ですが、ぶなじろうさんの記事には「民家の脇の細道」とありますが、民家ではなく酒屋ではありますが、細道はせいぜい15mほどのもので、そこで直進と左に分岐し、標識には、直進は袋田の滝とありながらも<×>となっていて、左が<月居古道>と明記されていました。その先はしっかり道になっていました。
yamasanpoさんのブログを拝見しましたが、鋸21峰のモミジ谷に行かれた後に移動して月居山に行かれたようですね。鋸21峰のルートを拝見すると、自分には、どうやって生瀬富士界隈を歩かれたのか、そもそも鋸21峰の位置関係もさっぱりわかりませんでした。そちらに精通しているわけでもないので、どうも急登があったりで、縁がなさそうです。
月居山は登った事がないので、そこら周辺をのんびりと散策してみようかなあ、、と.画像、情報感謝です.
月居山はまだでしたか。そういえば男体山周辺にはよく行かれているようですよね。私なんか、茨城といったら、筑波山と月居山くらいのものです。
せっかく地図も買ったことだし、掲載された山には折をみて行ってみたいと思ってはいますが、何せ、うちからは遠くてね。
この記事がお役に立てれば幸いです。行かれるようでしたら、早いとこでお薦めします。まだ青葉もありましたから、あと一週間は楽しめるのではないかと思います。
今回の感想ですが、やはり生瀬富士を加えた紅葉見物がよろしいかと思うのですが。