フルート吹きの物思い

趣味のフルートと、それに関わるもろもろのこと。

クリスマスコンサート2連発

2010-12-14 | 演奏や練習に関して
先週末は、クリスマスコンサートが続いた。

クリスチャンではないので、クリスマスの何が楽しいかわからない私である。何かわからないコトに対して、世間が浮かれている。不思議だ(笑)。
だっら、なぜお釈迦様の誕生日は盛り上げない?

それはおいておいて、今年のクリスマスコンサートシーズンはは実りあったといえる。


門下生仲間のフルート講師兼ヨガ講師でもあるAさんからの誘いで、彼女がヨガ講師を努めるスポーツクラブ?企画のクリスマスコンサートに出演した。
フルートは、Aさんと私。そしてAさんのご学友のギター講師T氏と、そのお弟子さん、の4人でのコンサート。

フルートとギターは相性がよい、と聞きつつもそのような機会をもつことがなかったので、とても(私にとって)楽しいコンサートとなった。しかも、ギターはプロ!
一応頼まれ仕事なので、レッスン代はもちろん、伴奏料も一切かからず。

基本的にアンサンブルでコンサートは構成されていたが、ギター伴奏でフルートソロも一曲やりなさいと言われ。

じゃ、やっぱりピアソラでしょ。
ボサノバもいいけど。

ということで、「タンゴの歴史」からボーデルをやることにした。
お客さんのウケもいい曲だし、演奏していて楽しいし。ギターT氏も伴奏経験豊富らしく、いろいろなアイデアを出してくれて曲を作って行く過程が楽しくて勉強になった。らっきー、の一言。

曲目紹介をしゃべれ、といわれてちょっと調べた「タンゴの歴史」がどう「歴史」なのか、とか、ボーデルの意味(酒場と訳されていることが多いが、実はいわゆる売春宿)とか、最初のフルートはそれを摘発しようとする警官の呼び笛の音だったとか、いろいろ面白いことを発見。

また、コンサートをきちんと構成して行くT氏の姿勢も感心した。やっぱプロとしてやってくのは大変なんだ。


あとは、女性演奏家の衣装に対する考え(執着?(笑))とか、髪型のセットの様子とか、普段見れないものも見れて、ちょっと人生深まったかも(笑)。そもそもAさんがヨガを始めたのは、フルートの音に磨きをかける為だったということ。みなさん、いろいろ努力してますねぇ。頭が下がります。
男に生まれてよかった、と思った。ははは。

ギターソロ、ギターデュオ、フルートソロ、フルートデュオ、合奏(四重奏)と、聞いたり演奏したりの楽しい一日でした。午前中はちょっと緊張気味で珍しく食欲が衰えたけど、演奏自体はいつもどおりな感じで。めでたしめでたし。


翌日の日曜日は、吹奏楽での福祉施設での演奏。
今年は老人ホームとかでも何回か演奏しているけれど、高級老人ホームで妙に耳の肥えていそうな人たちばかりの前で妙に緊張したり、逆にほとんど体の動かないような人たちの前での演奏で反応が薄かったり、ということはなく、今回のはみんな喜んでくれている様子が伝わって来て、またまた楽しい演奏となった。

ここでのプログラムは、ジャパニーズグラフィティーXIという、テーマ別にメドレーとなっている作品の11作目があった。なんでもいいけど、このジャパニーズグラフィティーシリーズは、後になるほど編曲がどんどん難しくなって来ているように思う。本番前にはけっこう上手な人が、難しいソロがあって緊張して気持ちが悪い、とか言っていたらしい。

困るんだよね~ あんまり難しいのも。一般のアマチュアが演奏するんだから。
ま、フルートのソロは楽しいからいいけど。

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